新居のダイニング。
ひとり暮らしを始めると同時に買ったテーブルとチェアは、Francfrancの。
1Kの狭いマンションなのに、直径1メートルのテーブルをぎゅうぎゅう押し込んでいました。
というのも、当時は趣味で絵を描いていて、スケッチブックと画材を思う存分広げられるテーブルが必要だったのです。
大きな絵はイーゼルを使うけど、そこそこのサイズならテーブルに這いつくばって描く方がラク。
十数年前はアジアンテイストのインテリアが流行っていて、このテーブルとチェアもそのラインで買いました。アジアンテイストのラインと言ってもごてごてのアジア感がなく、シンプルなところが決め手です。
買い足しや買い替えがラクなように、家具は長年ダークブラウン一辺倒で揃えてきました。
おかげでチェアのシリーズはバラバラなのに違和感がそんなにありません。
ところが、最近は趣味嗜好が変わってしまい、もう少し軽い色の家具に惹かれます。
狭い部屋に濃い家具を詰め込んで重厚にするよりは、あっさりしたテイストの家具をちんまり置きたい。
数年前に欲しいチェアを発見してしまったので、そのうち買い替えると思います。
壁際のサイドボードは本棚です。
以前は180センチの高さの本棚を使っていましたが、断捨離して本を減らし、ついでに本棚もコンパクトなものに替えました。
中身は本や雑誌だけでなく、文房具やPCなどダイニングで使うモノを収納しています。座ったまま振り向けばいろいろ取り出せるので便利です。
本棚を買い替えたいという欲求が湧いてから実際に買い替えるまでは、1年近くかかってしまいました。気に入る本棚が見つからなかったからです。
- 色は白かダークブラウン
- 幅200センチ・奥行30~35センチ・高さ80~90センチ
- 扉付き
- 抽斗は不要(可動棚のみ)
- アールなどないフラットなデザイン
- 取っ手もナシ
- お値段はお安め
という要件をすべて満たすモノとなると、なかなかない。
諭吉を大勢動員してオーダーすれば気に入った本棚をビシッと置くことはできます。
が、当時は1軒目のマンションを数年後にリフォームする気満々で、リフォーム時には本や文房具などの収納場所を作るつもりだったから数年使うだけの本棚に大金を使うのがイヤだったんですね。
お値打ちのシンプルな箱が欲しいだけなのに見つからない…とハートブレイクな状態でふとディノスを覗いてみると、希望ドンピシャの本棚を発見。
多少の安っぽさは目をつむります。だって安いんだもの!
こうして本棚周りをスッキリさせて気を良くしていたら、半年程でリフォームではなくマンション買替に急転回したのでした。
参考:マンション、買い替えちゃう!?
リフォームで本や雑貨の収納場所をばっちり作り込むつもりでしたが、2軒目の設計変更では挫折しています。
リビングダイニングの模様替えも視野に入れて部屋を作っていたら、収納で壁を潰すのは避けたくなったからです。
では間に合わせの本棚を使うのを止めて、新居に合わせてオーダーしたらどうか。
それもちょっと考えました。でも単純に お カ ネ が 足 り な い という事情で断念。
設計変更では造り付けのクローゼットに注力して、リビングダイニングの収納は追々考えることにしました。
今の本棚は、安っぽいな…と思いつつ結構気に入っています。
ウチに出入りする業者さん達に「これは造り付けですよね~」と言われまくったくらい部屋に馴染んでいますからね。
あまりにも馴染み過ぎて、引越では危うく新居に運ばれないところでした。
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