テーブルとチェアの高さが合っていないと姿勢が悪くなり、食事や作業がしづらくなります。
ということを全然気にせずに今のダイニングセットを買いました。
そんなに差なんてないだろう。セットで売っているモノなら適宜合わせているだろう。くらいに思っていたんですね。
テーブルとチェアを買い替えるにあたり、「そういえば、ウチのヤツは高さ何センチなんだろう」と思って測ってみました。
テーブルの高さ(床から天板の天辺まで)は72センチ。
ちょびっと大き目ですね。
チェアの座面の高さは47センチ。
……47センチ!? そんなに高かったの!?
低い方の椅子も44センチありました。
どちらも座面が布張りでお尻が沈むので、実際の高さはもう少し低くなります。が、それにしたって高過ぎる。
小柄な母がウチのチェアに座って「足がつかないから落ち着かない」とぶーぶー文句を言ってました。
テーブルの天板とチェアの座面との差異は、27~30センチ程度が適当だそうです。
そして、日本人の体格なら座面の高さは40~42センチくらいがベスト。靴を脱いで腰掛けたとき、足の裏が床について寛げるサイズだそうです。
ワタシの今のダイニングセットは、テーブルの高さが72センチに対して座面の高さが47センチで、その差は25センチ。座面が沈むとして、まあ27センチ程度なのかと。脚を組んだりするには困らないし、そんなに不便は感じていませんでした。
そして、あまり寛ぎ感を重視していなかったので、足の裏がべったりつくかどうかはまったく気にしていませんでした。スリッパを履いて多少底上げしているしな。
それより、ちょっと高めのテーブルを気に入っているので、新しいテーブルも同じ高さにするつもりでした。
テーブルは72センチ。
チェアは定石通りに合わせて42~45センチ。
こんなサイズにしたいと思ったのです。
ここで問題が発生です。
これがいいかなーと目星をつけていたArtek(アルテック)のテーブルの高さは72センチ。これはいいです。
対して、チェアは「家具蔵のコレにしよう」と決めていたヤツの座面高が41センチ。
その差31センチ。
31センチ……。さすがに差が大き過ぎるよな…。
十数年間ギリギリ27センチという差で生活していたのに、いきなり4センチも変化があるとついていける気がしません。
食事するだけならともかくPC作業もダイニングでやるので、あまりテーブルが高いと肘や肩が上がって疲れてしまう。なので、テーブルと座面の差はせいぜい29~30センチに抑えたいところです。
テーブルの高さは気に入っているので、座面の方を高くできないかと家具蔵に問い合わせてみました。
すると強度的にNGとのこと。
41センチを42センチにするのもダメなのか。どんだけギリギリに作ってんねん。
逆に、脚を短くする方はOKらしいです。
仕方ないのでテーブルの高さを妥協することにしました。
脚のカットならどうとでもなるでしょ、とArtekの取扱店に問い合わせたところ、加工料金を払えばやってくれるそうです。
というわけで、新しいダイニングはテーブルの高さ70センチ・チェアの座面の高さ41センチと、実に日本らしいサイズ感になりそうです。
テーブルはともかくとして、チェアがぐっと低くなるのが心配です。
キッチンのカウンターを高めにしたから、バランスが悪くなるんじゃなかろうか。