理想の部屋

ワタシが部屋に求める機能は次の通り。

  • 快適に眠れる
  • 気持ちよく料理ができる
  • 美味しくごはんが食べられる
  • ゆっくりお風呂に入れる
  • ストレスなく洗濯できる
  • 本を読んだりPCやったりなんて趣味も少しはできる

家でやることは必要最低限にして、それ以外の機能はアウトソーシングすればいいと思っています。
その分狭い部屋に安く住んで、掃除もラクしちゃえという魂胆。

以前旅先で泊まったアパートメントがまさに理想の部屋でした。

中廊下にはちゃんとクリスマスツリーが。
中廊下にはちゃんとクリスマスツリーが。

広さは40平米程度。そこに3人が寝泊まりします。
どんな部屋だったかというと。

扉を開けたらすぐダイニングとキッチン。

アパートメント

日本的な玄関や廊下がない間取です(玄関や廊下についてはこちらをご参照あれ→間取り図拝見【パークシティ中央湊 ザ タワー 】)。
そうそう、狭小住宅なんてこんなカンジでいいんですよ。

アパートメントのダイニングキッチン

部屋の広さの割には大きいキッチンが入ってます。これも重要!
ワタシは大したものを作らないくせにキッチンが狭いと料理をする気になれないという厄介な性質です。作業中は遠慮なくちらかしたいから、狭いだの道具が足りないだのちまちましたことに気を遣いたくないんだよね。
これくらいの広さだとストレスなく料理できます。

キッチンの抽斗の中には、必要な調理用具や皿にカトラリーなんかがしっかり揃っています。
鍋にフライパン、パスタポット(イタリアだったので。日本なら土鍋か炊飯器を置いておくカンジ?)、お玉やターナーや包丁・ピーラーももちろん完備。ないのは菜箸くらいでした。
食器はIKEAで揃えられていて、高級感はないけど日常使いには何ら問題ありません。
狭いから・短期滞在だからといって必要なムダまで省いてあるわけではなく、ワイングラスやエスプレッソカップも用意されている。ここでも足りないのは箸と塗り椀くらいのものでした。

そうそう、さすがコーヒー大国イタリアだけあって、ネスプレッソマシンとカプセルまで完備なのには感動!

これまでヴェトナムだのトルコだのフランスだのコーヒーラヴな国にあちこち行ったけれど、安くて手軽で美味しいコーヒーを飲める国はイタリアがトップだと思います。
そのコーヒーラヴなイタリア人にもネスプレッソは大人気。街中やショッピングモールにネスプレッソのデカい店舗があって、いつも人が群がってます。
日本では販売されていないお菓子も充実していて楽しいんですよ。

4人がラクラク座れるダイニングテーブルのサイドには、棚が置かれていました。

アパートメントの棚

置いてあるのは、iPhoneが接続できるスピーカーとWi-Fiルーター。
今となっては本だの雑誌だの音楽だのブログだのあらゆる娯楽がタブレットひとつで完結してしまいます。
明日行く観光スポットの下調べから暇潰しの読書まで何でもできて、特に困ることもなく。「ああ、自宅の娯楽用設備なんてこれだけでいいんだな。デカい本棚とか要らないんだな」と実感したのでした。

棚の横にはクローゼット。

アパートメントのクローゼット

水周り側にも棚があって、短期滞在の3人分の荷物は余裕で収納できました。
できればオールシーズンの服がこれに収まるくらいミニマムなワードローブにしたいものです。
40代オトナ女子のワードローブはこれだ!【真冬編】

水周りはシャワーと洗面台とトイレ。

コンクリート打ちっぱなしでオシャレな雰囲気。写ってないけどベンチまで置いてあった。
コンクリート打ちっぱなしでオシャレな雰囲気。写ってないけどベンチまで置いてあった。
洗面台も広々。鏡にヘンな人が写っていたので消してあります。
洗面台も広々。鏡にヘンな人が写っていたので消してあります。

惜しむらくはバスタブがないことですね。これで追い炊きのできる風呂があればサイコー。
あ、ついでに洗濯乾燥機を設置してくれれば長期滞在も平気の平左です。

寝室には大きなダブルベッド。

アパートメントのベッド

ベッドから見られる位置にテレビとブルーレイプレイヤーもありましたが、イタリア語は(も)よくわからないのでほとんど見ずじまい。
このほかソファベッドもあって、3人滞在が可能でした。

シンプルで素っ気ない部屋かと思いきや、天井に表情があります。

アパートメントの天井

これとフローリングのおかげで、白×コンクリートの箱が温かみのある部屋に仕上がっている。

ワタシの部屋もこんなカンジに機能的でシンプルかつ快適なものにしたいです。

我が家がシンプルになる過程についてはこちらでどうぞ。
シンプルな部屋が好きな理由

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

2 thoughts on “理想の部屋”

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