猫を飼いたいと考えていたときに「ケージはどこに置くんだろ。置く場所ないよね。猫を飼うなんてムリムリ」なーんて思って、飼うのを諦めるよう自分に言い聞かせていました。
が、いざ迎え入れてしまうとムリを通してしまうものです。
本棚の前を陣取るケージ。
半月ほどこの状態で暮らしていましたが、さすがに本棚を塞いでいるのは不便でした。
これでブリ男がケージに入らない子なら「危険がなくなるまでの仮の措置」とこのまま暮らしたのでしょうが、例えルンバが来ても安全な場所と見なしていて自分から入るくらいなのでケージがあった方が本人的には良さそうです。
ワタシとしても、トイレ置き場とベッドが2階建てになっていると面積を取らなくて済むので、ケージがある方がラクでした。
というわけで、本棚を半分にしました。
半分の行方は、クローゼットへ。
うーん、半分にするとどっちもバランスが悪くて間抜けですね。
でも見た目よりブリ男を優先です。
本棚の中身はどうなったかというと、本を半分くらい処分しました。空いたスペースは、オモチャなどブリ男関連のモノを収納しています。
カリカリをふやかさなくてもよくなったときのために、フードを置くスペースも確保。
紙袋には何を突っ込んでいるかというと、ブリ男のお手入れ用品やトイレ掃除用品です。
なぜ紙袋かというと、適当なボックスがなかったから…。紙袋がボロボロになるまではこれでいこうかと思います…。
(フェンディのショッパーにウンチ袋が入っているのは、本人はどうでもいいことのようです。)
ブリ男、遊びたい盛りなのでオモチャに執着しています。
最初はしっかりロックできるボックスにオモチャを収納していたのだけど、中身が見えるし空気穴のせいで羽根の香りがするし(多分)オモチャを求めてしょっちゅうボックスの周辺をウロウロしていました。
それもちょっと不憫だなーと考えて、隠して収納することに。
もっとも、この本棚の扉は押せば開いてしまうので、じきにブリ男は自分で開けてしまうことでしょう(実際、遊んでいてぶつかったときに開いてビックリしていた)。
ブリ男が本棚に入ったときに扉を閉めてみたら慌てて出てきたので、中に閉じ込められると快適ではないとは思っているようです。それでも自分で開けて中身をくちゃくちゃにするようならチャイルドロックかな。
ブリ男グッズのほかは、PCや文房具など部屋にないと不便なモノを収納しています。
書籍類はすべてクローゼットへ移しました。毎日必ず参照するような本はないので、読むときに取りに行くことに。今のところブリ男に夢中で、読書量ががっくり減っていますが。
本棚はそんなに大きくないといっても、ひとりで動かすにはしんどそうです。
ウチには使い古した毛布なんてないし(【ロロスツイード】ナチュラルカラーのあったかブランケット)、家具移動用のジャッキを買うくらいなら人を雇った方がいい。
というわけで、クロネコヤマトの家具移動サービスを初めて利用しました。
狭いマンションの隣の部屋に、大して大きくもない家具を動かすだけでこの値段か…というカンジですが、万一ワタシが腰をやってしまったら(そしてその可能性は大)と考えると安上がりです。
本棚のサイズは電話で予め伝えていたのに3人も来てくれて、あっという間に作業が終わりました。
作業中は、ブリ男にはケージに入っていてもらいました。
特に脅えることもなく、クロネコヤマトの人達に「可愛いねー!」と褒めてもらいまくって、むしろ「えっへん」という顔にも見える。
人懐こい猫ってラクだなあ。
オモチャやケージの位置が変わっても特に気にしていないようで、早速トイレを使ってからは普通に過ごしていました。
神経質じゃない猫ってラクだなあ。
………ところでですね。
安全を期して作業中はケージにブリ男を入れていたのですが。
なんと、猫ドアのロックが掛かっていませんでした。
いつもトイレ横の扉から狭そうに出入りしているので猫ドアの存在を教えてやったのですが、デカいフラップがまだ怖いらしく自分ではくぐりません。
と、数日前に猫ドアの訓練を試みて、そのままになっていました。
つまり、この数日間は留守番中もブリ男はフリーダムだったわけで、業者が出入りしているあのときも、掃き出し窓が開いているあのときも、ブリ男はフリーダムだったわけです。
だけどブリ男は猫ドアに気づかず、おとなしくケージで寝ていたのでした。
事故がなくてホントによかった……。
気をつけなきゃ……。
本当に、ご無事でよかったですね!
猫の予期せぬ行動もあるし、人間のうっかりもあるし、気をつけているつもりでもなにが起きるかわかりませんものね。
先代の猫は虫を目掛けて網戸に飛びつき、外れた網戸ごと落下したこと数回。実家の一戸建てで二階の私の部屋からだったので屋根に着地しましたが、今のようなマンションでそれが起きたらと考えると血の気が引きます。
玄関ドアもうっかり開けて飛び出してしまったらと考えると心配でなりませんでした。
現在のマンションを購入した際、居室と同じメーカーの室内ドアを玄関前に増設しました。
成猫が4匹いるとリビングだけというわけにもいかず、でも開放していると宅配などの時に非常に困ると思ったのです。
窓にはホームセンターで買ったメッシュパネルを突っ張り棒で固定し設置しています。
窓を開けている間ずっとヒヤヒヤしながら見守っていましたが、長時間目を離せないのはなかなか大変で、見た目より安全性をとりました。
40代にもなると更に猫の瞬発力には全く追いつかず、残念な見た目です。
こうしてじりじりと理想のインテリアから遠ざかっていますが、事故なく無事に日々を過ごしてくれればと、飼い主は涙を飲んでいます(笑)
りんサマ
ホント、ブリ男が猫ドアを使えない男で助かりました…。
網戸だけ見ている分には飛び掛かったりしないのですが、虫が来たらブリ男もバシーッと行きそうです。
落下は怖いですね……。
室内ドア追加やメッシュパネルはまさに検討中です。
1匹だけなのでりんさんのところよりは見てやれますが、それでも足音もなく思いがけない場所に行っちゃうので油断ならんですね。
ウチも理想のインテリアはどこへやら。
常に床にブリ男のオモチャが転がっていて、保育園みたいになっています笑
でもそれも楽しかったりして。
我が家は8Fではめ殺しの窓の網戸にセミのように張り付いて血の気が引きました。幸い何事もなかったのですが。。。
網戸をペット用金網にしてロックする金具をつけて、といろいろしたのですが結局はお母さんが見てるときしか網戸にしない、という対策にしました。ねこ様の身体能力と知力にはいまでもびっくりします。
ながーくシアワセに暮らしてくれると嬉しいですよね
yukiサマ
あああ~…。やはり網戸は張り付きますよね…。
ブリ男は今のところダイレクトに浴びる風と音にビックリして眺めているだけですけど、
ワタシがブリ男のトイレ掃除をベランダでやろうとすると当然のような顔をしてベランダに出ようとするので油断なりません。
同じく目が届いてまったりしているときだけ網戸&早々に閉め切ってクーラー生活に切り替えました…。