新居の収納計画を立てている最中、気になったことがひとつあります。
それは、キッチンのパントリーの棚板が3枚しかないこと。
これはいくら何でも空間を上手に使えないんじゃなかろうか、と危惧しました。
でも、米の収納をどうするか(パントリーとお米の話。)をパントリーの内寸を測ってから決めたかったので、その危惧はとりあえず放置。
場合によっては、小さなワゴンをパントリーの中に押し込んで、そこに米や水を保管するプランも考えていました。
その場合は棚板はそんなに必要ないですからね。わざわざ追加することもないと考えたのです。
棚板が少ないのは後から増やせばいいけど、棚板が余るのは結構邪魔です。
実はダイニングの本棚がそのパターン。
文庫本をぎっしり並べられるよう、棚板の数は多めです。
でもワタシ、雑誌とかも収納したいからそんなに空間を刻む必要はないんですよねー。余った棚板を保管する場所もなく、本棚の中で重ねてあります。棚板の厚み分収納力は落ちるわけですから、あまり快適な状況とは言えません。
参考:新居のダイニング
小さな本棚の棚板でも持て余すのですから、パントリーの45センチ四方の棚板なんかが余ったらもっと困ります。
なので、新生活は棚板3枚でスタートさせることにしました。
…案の定。
スッカスカなパントリーになりました。
所詮ひとり暮らしですから容量的にいいっちゃいいんだけど、どうせならもっと機能的なパントリーにしたい。
カゴだのケースだのを入れて機能性をアップするという手段もあります。
でも、ワタシは収納便利グッズを使えば使うほど収納容量は落ちると信じてやまないので気が進みません。
この考えに至ったのは、四半世紀前のことです。
当時は本や漫画をどっさりと所有していて、管理に四苦八苦していました。読みたい1冊をパッと取り出せないほどに棚にぎゅうぎゅう詰めにしていてストレスだったのです。
そこで本の収納ケースを何箱か買ってみたところ、今まで収まっていた棚から本と漫画が溢れて、もっとイライラしました…。
よくよく考えれば、収納用品分の体積分の空間が取られるわけですから、収納力は落ちるに決まっています。
そして、収納用品を取り出して蓋を開けて…なんて動作が必要になるので手間も増える。邪魔な本をどかして目的のものを取り出していた方がよっぽどラク。
よくよくの事情がない限りは収納用品を安易に増やしてはいかんなーと思い知ったのでした。
参考:[シンプルな暮らしのルール50]家事動線の簡素化
というわけで、パントリーには棚板を追加することにしました。
ホームセンターやネットショップで買うことも考えましたが、まだ入居間もないので施工会社経由で純正品を作った工務店から取り寄せました。
すごく高かったら考え直そうと思っていたけど、送料等を勘案するとそこまで高いわけでもなく。これくらいの値段ならお世話になった施工会社を儲けさせてやった方が気持ちいいと考えたのです(←たかが数千円の買い物で何という上から目線)。
実は、費用云々は二の次で、まだ新しい部屋に違和感のあるモノを持ち込みたくなかったというのが本音。
ビシッと揃っているうちはビシッと揃えていないと気持ち悪いのです。年月が経つと別にどうでもよくなるんですがね。我ながら厄介な性癖だ。
棚板を追加したパントリーはこちら。
ムダな空間が減りました。
収納用品を使うのは気が進まない人のパントリー内には、収納グッズらしいモノはストッカーとバスケットが1つずつあるのみです。
バスケットは、ラップなどがバラバラするのがさすがに鬱陶しくて導入しました。
引越関連で粗品をもらう機会が多くて(ローンを組むだの;住宅ローンの本審査を申し込んできました。 大物家電を買うだの;《引越まで約2カ月》白物家電の購入)、現在我が家の消耗品在庫は過剰な状況です。クッキングシートなんて3年くらい買わなくて済むかも…。使用感を気に入っている品物というわけでもないのでややウンザリ。
パントリーの使い勝手が良くなったのを機に、災害時に備えて食品ストックをもう少し充実させようと考えています。
多少買い足しても、引きこもりな週末に食べちゃうんですけどね。
2 thoughts on “パントリーの使い勝手を改善! 棚板を追加して効率の良い収納へ”