戸建てを建てるべく土地を探したり。
参考:オンナおひとりさま、戸建てを作る計画が始動…?
広い部屋に住み替えるべくマンションを探したり。
参考:街中なのに森林浴なマンション?!
なんてことをやっていますが、最も現実的なのは今の部屋に手を入れて住み続けることだと考えています。

マンションの立地は気に入っているし、マンションそのものも管理はちゃんとしているし住人も静かで住みやすい。
不満らしい不満といえば「あとちょっと、ワークスペースを作る分の広さがあったらな〜」ということだけです。
なので、ちょっとリフォームしてみることも考えたのですが、どうにも「これぞ…!」という案が出ず、頓挫しました。
参考:クローゼットをワークスペースにリフォームする案、工務店から出たプランとは
リフォームまでいかずとも、ダイニングの一角にデスクを置いてワークスペースにすりゃいいじゃないか。
というのはごもっともなのですが、壁をがっつり潰すのがあんまり好きじゃなくて、ちょっと食指が動きません。
食事やお茶でリラックスしたい場所の隣にババーンとモニターやキーボードが鎮座しているのも嫌ですし。
とか言いつつ、今は在宅勤務のランチはババーンを目の前にしているのですが…。

そんなわけで「小手先のリフォームでは上手くいかない。いっそフルリノベーションでごそっと変えちゃえばいいのでは」ということで、名古屋でリノベをしている会社の情報もいろいろ漁り続けているのでした。
そんなある日、近所でリノベ物件の見学イベントの開催情報を見つけたので参加してきました。
物件自体は90平米とワタシには何の参考もならない広さですし、写真をみる限りではホテルライクなバリバリにオシャレな部屋で、これまたウチの家具のテイストとは離れたインテリアです。
が、そのイベントを主催するリノベーションのデザイン会社は、インダストリアルというか男前というか荒っぽいというか、そういうテイストばかりだと思っていたのが、「こんな小綺麗な部屋も作るんだ」と意外に感じて、それで見たい気になったのでした。
これだけ振り幅があれば、ワタシの好きなように仕上げてくれる可能性もあるかもしれません。
さて、見学イベント当日です。
実はそのマンション、以前にも中古物件の内見で来たことがありました。
築年数は古いのですが管理がしっかりしていて、いい印象のマンションです。
ではなぜそこを買わなかったかというと、既にリノベされていてその間取りがちょっと住みづらそうだったのと、網戸なんかはボロボロで、そのまま住むには難しそうだったからです。
お安くはなかったので、追加で手を入れるとなるとご予算オーバーだったんですよね。
今回見られるのはその部屋と別のタイプで、角部屋で窓が多く、しかもその窓からの借景が素敵で、ワタシが見たときに売りに出されていたのがこの部屋なら「買います!」となっていたかもしれないくらい気持ちのいい部屋でした。
部屋の中は、施主様こだわりの広々LDKや、特注キッチン、オシャレ洗面所に寝室など、雑誌の中に迷い込んじゃったかな? てくらい素敵でした。
わー、いいなあ。
自分の好きなようにできるって、やっぱり憧れるなあ。
と、熱に浮かされ、そのリノベ会社と話をしてみることにしたのです。
後日リノベ会社のオフィスに出向き、担当についてくれた営業マンとこれこれこういう悩み(というほどでの悩みでもないけど)があって、住み替えも視野に入れつつリフォームも考えつつ、なかなか思い切れず今日に至る。
という話をすると、営業マンは「まあ、りんむさんの今のマンションの場所じゃ、便利過ぎて住み替えも難しいですよね〜…」と苦笑い。
そうなんですよね、立地が命のマンションの、立地に不満がないんですもの。住み替えって気にはなかなかならないですよね。
そんなわけで、一応リノベ前提での住み替えもアリということで中古物件を探すのもやりつつ、今の部屋をリノベするとどんなプランが可能か、ラフに考えてもらうことにしました。
これまた後日、再度オフィスで営業マンと向かい合い、頼んでした宿題について報告してもらいました。
まず、住み替えの方について。
ウチの近所でオススメできそうな中古マンションを探してみたものの、「うーん、これはとてもオススメ! みたいな部屋はなかなかなくて…」と眉を顰める営業マン。
そもそも物件が出ないし、出ても値段が高い。フルリノベーションするとなるとそんなに高い部屋は買えないし、かといって質の悪いマンションではダメだし、と難しいのです。
別にバリバリにウチの近所じゃなくても通勤と生活にそれなりに便利ならいいよ。
とは伝えてあったのですが、生真面目にウチの近所で探してくれたようです。
営業マンが見つけてくれた物件の中には、ワタシが検索サイトで探しても出てこなかった、リノベしがいがありそうな広い部屋なんかもあって「ちょっといいかも?」なんて思っちゃいましたが、まあいかんせん古いので営業マン的には「住み替えるほどいい…?」とあまり気に入っていない様子。
営業マン曰く、今の部屋は新しいし、不満もないし、致命的に狭くもないし、住み替えじゃなくてリノベして住み続けるのがいいのではないかとのこと。
まあそうですね。それが現実的と、ワタシも思います。
そこで営業マンが設計士と相談しながら作成してくれたラフなリノベ案を見せてもらいました。
ざっくりとしたワタシの要望を取り入れて作成してもらったのですが。
うーん、あんまりときめかないかなあ。
コスト重視なのか改善重視なのか中途半端な状態で、部屋の広さを温存したまま収納部分をごちゃごちゃっと変えただけという印象です。
「えー、これなら今の部屋にデスクを置くだけとそんなに変わらなくない? 洗面所が広くなるのは嬉しいけどさ」みたいなカンジ。
フルリノベーションというと、なんかこう、何もかもガラッと変えちゃう! てなイメージですが、配管の都合で浴室とトイレの位置を変えないのを大前提とすると、ウチみたいなちんまりした部屋だとあまりやりようがないのかもしれません。
さて、このフルリノベーションのお値段はいかほどかというと、今時は1,500万円ほどかかるそうな。
この会社が特別高いというわけではなく、別の会社でもフルリノベの話になると「内容によりますが、1,500万円くらい見積もっておけばいいですかね〜」と聞くので、この辺が相場なのだと思われます。
マジか…。
今の部屋を買う前くらいは1,000万円あればフルリノベできるという相場感で、住み替えを決める前は「1,000万円貯めたらリノベーションしよっと」というのが貯蓄のモチベーションでした。
そこから10年で1.5倍…。給料は1.5倍になんかなってなくて、横這い、何なら下降傾向なのに…。物価上昇、こええ…。
今の部屋は、ワタシが還暦を迎えた頃にリノベーションをするつもりでした。
入居から20年、あちこちガタが来ているでしょうし、年取ってリタイア生活も見えたとき、いろいろ気が変わって弄りたい箇所もあるでしょう。
ま、ワタシのことだから住み替えちゃっている可能性もあるけれど、今の部屋に住み続けるとしたらそんなカンジで。
というのが入居時のぼんやりとした道筋でした。
ところが、還暦まであと10年、この勢いで物価が上昇したら、その頃にはリノベーションしようとすると3,000万円くらい必要になっている…なんて事態もありうるかもしれません。
それなら今のうちにゴソッと変えておいて、残りの人生は水回りを入れ替える程度で済ませるのが安上がりでいいのかも。
いやいや、今のうちにフルリノベって、まだ10年経っていないんだよ?
浴室もトイレもキッチンも今のところ全然使えるし、汚れはあるけど建具も床も何の瑕疵もないよ?
壁紙は、10年近く経っているから継ぎ目が目立つようになった場所とかあるけど、補修とか貼り替えとかあるじゃん。
と、フルとはいわずちょこちょこっとリフォームをしてワークスペースを作ったら、あと数年経ってそろそろ水回りもリフォームしたくなったとき「何度もちまちまと業者を入れて面倒くさー。なんで一気にやらなかったかな」と思うことは必定です。
んじゃリフォームもせずに現状で生活を続けるとすると、ときどきふつふつと湧く「ああ、ワークスペースがあれば」という欲求を悶々と抱えることになり、それはそれで嫌な気もします。
あと数年間悶々とすれば、今度は「リタイアも近いのに今更ワークスペースなんて」とウジウジするんだろうな…。
と、なんだか迷いの森にはまりこんで、全然決められないのでした。
今の部屋がね、販売時そのまま手をつけずに買ったモノだったらともかく、入居時にいろいろ手を入れた使いやすい部屋ですから、フルリノベした方が絶対いいとも言い切れないんですよね。
それでも出てきたリノベラフ案がめちゃくちゃ素敵だったら「やります!」となったかもだけど、その勢いもない。
どうしたもんかなーと、ラフ案と家計簿を眺めながら悶々としている夏です。
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