1軒目のマンションを無事に引き渡して、マンション二重持ち生活が終わりました。
鍵が1本減って軽くなったキーケースを持つと、淋しさが募ります。
なーんてね!
淋しい気持ちがあるのはホントだけど、「あー、スッキリした!」と思ってしまったのもウソではありません。
参考:【決定版!】マンション売却の流れ
何しろ家が2軒あるのって面倒です。
空っぽの旧居もときどきは空気の入れ替えに行かなきゃいけないし、ポスティングチラシが溜まった郵便受けの整理にも行かなきゃいけない。
これで遠距離の場所に引っ越したなら諦めがついて仲介業者に丸投げしとけるんでしょうが、ヘタに行き来できる距離なものですから逆に気になっていたのです。
旧居をとっても愛していたのは事実だし、思い出もみっちり詰まった空間です。
が、がっちり設計変更をやり込んでノーストレスで暮らせる新居での生活を始めてしまった今となっては、いくら愛しているからと言って今さら旧居に戻れるかと訊かれると、答えはNO。
人生、愛と思い出だけでは済まないのです。ゴメンね、旧居よ…。
参考:新築マンションの設計変更;一番やりたかったことは?
とはいえ「住まない家を持ってるのって面倒。早よ売ってしまいたい」と思ってはいたものの、いざ売り渡す段になると「ああ、旧居ではあんなこともこんなこともあったなあ。あの部屋に二度と入れないのか…」と淋しくなってしまいました。
自分勝手なものです。
さて、マンションを手放すということは、関連書類を捨てられるということ。
登記手続きに必要な書類は行政書士に丸投げし、管理規約や性能評価書などは買主へ引渡し。
捨てるタイミングが掴めなくてずるずると手元に置いておいたローン関係の書類、これまた絶対必要ないけど何となく捨てがたかった購入シミュレーションのあれこれ、総会の議事録、そしてこれらの書類が入っていた分厚いファイル。全部処分処分!
何かをばっさばっさ捨てるのは春の引越以来です。スッキリしました!
と、書類保存用のボックスがごっそりと空いて悦に入っていました。
しかし、すかさずマンション売却関連の書類が入り込んですぐに空間が埋まってしまいました…。
マンションを手放して淋しいという心の隙間も、「あー、これで2部屋を掃除しなくて済むわー」というスッキリ感が埋めてくれました。
使っていないモノは所有していたくない性癖があるワタシには、マンションの処分は賃貸でなく売却がやっぱり正解のようです。
参考:マンションの住み替え、古い家は売却? それとも賃貸?