冬のあったか快適睡眠環境

冬の何がシアワセって、ぬくぬくお布団に包まれて眠る瞬間です。

sleep

布団の手入れのことだけなら夏の方が断然ラクチンなんですけどね。
ワタシは夏はタオルケット1枚で寝ているので(それすら剥いでしまうので腹巻1枚で寝ているという説も)、汗をかいたらタオルケットとシーツを洗濯乾燥機に放り込むだけ。

それが冬は布団カバーを外して、それを洗濯乾燥機に入れて、布団は布団乾燥機でダニパンチして、掃除機で埃を吸って……と手順が激増するのでイライラする。
しかし、それを補ってもなお余りあるほど、ふかふかお布団で眠るのは至福のひとときでございます。

ワタシの冬の睡眠環境はこんなカンジです。
上から順に

  • 羽毛布団
  • ワタシ
  • シーツ
  • ベッドパッド
  • 吸湿シート
  • マットレス

マットレスを買い替えたとき、「ふかふかの寝心地のマットレスがいいんです」と店員さんに相談したところ、どこのメーカーでも「ふかふかの寝心地は、コイルとかスプリングとかマットレスの中身ではなくて表面の詰め物の問題」と言われました。
えー、そうなの!?

寝る面に羽毛だの羊毛だのを贅沢に使っていればふかふかになる、逆に言えばマットレス表面の詰め物が不充分でもベッドパッドをふかふかにすればふかふかになる、だからマットレスにふかふかを要求するよりもベッドパッドで調整する方が安上がりで小回りが利いてお手入れが簡単。
と教えてもらいました。

では羊毛のふかふかベッドパッドを使っているかというと、コットンの安物パッドを使っているんですけどねー。
雑に洗濯乾燥ができる手軽さには勝てなかった。

昔、気密性の低いアパートに住んでいたときは底冷えがひどくて、ベッドの中に潜り込んでもひんやり感が半端なかったです。
そのときは、冬はボアシーツを使っていました。
これだと真冬でもひんやり感がなく、布団に入った瞬間からぬくぬくしています。

ただ、やはり洗うのが面倒くさい!

当時はそんなに容量の大きい洗濯機ではなかったので、セミダブルのボアシーツを洗うのがやっとというカンジでした。
そして布団乾燥機も除湿機も持っていなかったので、洗えるのは晴れた週末だけ。
ベランダの半分をシーツに占領されて、ほかにも掛布団を干したければフツーの洗濯物だって乾かしたいしで、洗濯に振り回されていました。

1軒目のマンションに入居したとき、寝具を一新したのでボアシーツは持っていませんでした。
「真冬になってどの程度寒いか様子を見てから買い足そう」と引越のときに考えたんですね。何しろ引越は真夏でしたから。
半年経って冬になってみると、その年は名古屋でも珍しく12月のアタマから雪が降るような寒さで「いよいよ寝具の買い足しか!?」と覚悟しました。
が、年が暮れても明けてもコットンのシーツで平気な日々が続きました。

そりゃそうだ。気密性の低いアパートのときは、ガスファンヒーターの室内気温表示が「4℃」なんて日も珍しくなかったのに、マンションに引っ越してみると「14℃」なんて日ばかりだもの。
裸でウロウロするには寒いけど、コットンのシーツが氷のようにひんやりするほどの底冷えはありません。

というわけで、10年間あったかシーツを買い足さずに生活してしまいました。

掛布団事情もマンションに引っ越して変わりました。
それまでは分厚い羽毛布団に薄い羽毛布団を重ねて、さらにその上に毛布を掛けて寝ていました。
寝る度に「キュリー夫人が若いときに、ありったけの衣類と椅子を掛布団代わりにして寝た」というエピソードを思い出して侘しくなったものです。

それがマンションでは真冬でも分厚い羽毛布団1枚で快適に眠れます。
あまりにも毛布を使わないので、手放してしまいました。

狭いアパートでは寝具の収納に四苦八苦していたというのに、広いマンションに引っ越したら寝具が要らなくなるとはね。
モノを減らしたかったら快適な部屋に住めってことですな。

2軒目のマンションは1軒目のマンションよりもサッシの性能がいいので、さらに暖かさがアップしているような気がします。
いまだ薄い羽毛布団1枚でも平気で眠れている。軽いのでラクチンです。
参考:マンションの暖房事情

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

2 thoughts on “冬のあったか快適睡眠環境”

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です