友人が引越を機に食器棚をオーダーをするということで、ウキウキと設計図を見せてくれました。
材質をオークにするか桐にするか、扉はガラスにするか、抽斗にするか観音扉にするか、タイルの色やパターンはどうするか、いろいろと悩みどころがあるようで楽しそうです。
友人のウキウキっぷりを見ていると「ワタシ、食器棚にそんなに凝らなかったというか、思い入れがなかったな…」と今さらながら思い至りました。
ウチの食器棚は、マンションのオプションです。
参考:【高いの?】新築マンションの設計変更、果たしておいくら!?【安いの??】
何しろ決め手は「ラクだから」ですからね!
材質だの使い勝手だのはあまり凝りませんでした。
唯一凝ったのは、コンセントを増設したことくらいですかね。
参考:キッチンのコンセントについて考える。
あとはオプションで用意されていた仕様通り。
面材はシステムキッチンと同じでいいやってことで特に変更しなかったし、単純な抽斗と観音扉という作りも別にいじらずそのままでした。
食器棚に対するこだわりといえば「耐震ラッチがあればいいかなー」くらいで、それも付いていたから悩みどころはなかったです。
なぜそんなに食器棚に思い入れがないかというと、食器をそんなに持っていないからあれこれ考えなくても充分収納できる、という事情があります。
しかしそのほかにも、食器棚に限らず、収納内部の作り込みをするということにあまり熱心になれないという性癖もあります。
こちらは服用のクローゼット。
幅200センチを確保するということにはこだわりましたが、内部は枕棚とハンガーパイプのみというシンプルなものです。
というのも、服はそのときの気分や流行りでコロコロと入れ替わるから。
ずるずると長いロングスカートが欲しくなる日が来るかもしれないし、嵩張るもこもこニットを増やしてしまうかもしれない。
そういう変化にフレキシブルに対応するには、抽斗などを作り込み過ぎるよりは安い衣装ケースを使った方が気楽です。
バッグ用のクローゼットも同様ですね。
吊ったり重ねたりいろんな収納方法を検討しましたが、スペースがあるならポンポンと置くだけの方が出し入れがラクなので可動棚を入れただけ。
参考:バッグ好きのバッグコレクション大公開!
参考:【無印良品】ポリエステル綿麻混・ソフトボックス
服ほどスピード感はないけれど、食器も多少は入れ替えをしています。
なので「手持ちの家電や皿のサイズに合わせてピッタリの抽斗を作る」というのはそのうちムダになるだろうことが予想される。だから、シンプルな棚があればそれでいいやって考えているのだと思います。
そういえば、テレビ台も可動棚が1枚入っているだけの箱です。
参考:[ヴェルソデザイン白樺カゴ]インテリアサンプルとおうち北欧化計画
テレビ台というハッキリとした用途があって買うんだからデッキやDVDを収納できるように作ってもよかったのに、それをしなかった。
ま、作り込まない方が安く仕上がったという理由が最も大きいのですが、中に入れるモノが刻々と変化していったのでこれでよかったと思っています。