ドゥブロヴニクの旅のテーマのひとつは「がしがしと買い物しない」でした。
クロアチアは、ハンドメイドの繊細な刺繍が伝統工芸らしいです。と言っても「ザ☆観光地」な場所で販売されているヤツは「DUBROVNIK」なんて縫い取りがされているので、あまり食指は動きません。
しかし、1カ所だけ絶対買い物すると意気込んで行った店があります。
それはマラ・ブラーチャ薬局。
フランシスコ会修道院の中にあります。ヨーロッパで3番目に古い薬局が今でも営業しているんですって。
店内は、日本人ばっかりでした。フィガロ・ヴォヤージュにでかでかと掲載されている効果でしょう。新婚旅行らしきカップルのダンナさんが、一生懸命効能をたどたどしい英語で確認している様子が印象的でした(←自分だって片言英語のくせに)。
修道女に伝えられてきた門外不出のレシピと聞くとそれだけで効果がありそうです。とはいえ肌に直接塗るものには慎重になってしまいます。そんなわけで、まずはちょびっと買ってお試ししたのでした。
レトロな容器が可愛いですね。
肝心の使用感はどうかというと、めっちゃイイです。
ローズウォーターはさっぱりキュッとしたカンジで、日焼けした夏の肌にはぴったり。しかも女性ホルモンを活性化させるバラの香りですもの。それだけでもうシアワセ感がマックスです。
ゴールドクリームはベルガモットのさっぱりした香りです。もちっとした触感の割には、肌にはすっと伸びてさっと馴染みます。クリームといっても軽くて、それでいてしっとり。
こんな優秀なアイテムがせいぜい40~50クーナ。数百円です。贅沢にボディに塗ったくっても惜しくない価格です。
てなわけで、翌日にもう一度薬局に行ってオトナ買いしてきました。
テスターを試したところ、ワタシはどうもラベンダーやローズマリーはそんなに好きではないっぽいです。多分たっぷり入っているせいか「薬くさっ」と感じてしまいました。なので、ローズ系や柑橘系のものをいろいろ買い込みました。
店内が混んでいるので(時間帯にもよるかもしれませんが、2度とも混んでました。しかもほとんど日本人)店員さんにゆっくり効能を聞いている余裕があまりありません。なので、ぜひ事前にチェックしてください。
クロアチアの老舗お菓子メーカーだそうです。ホテルの部屋に毎日置かれていて、なかなか美味しかったので買ってきました。
個包装で配りやすいし、大小さまざまなパッケージがあって便利。これほどバラまき土産に悩まない旅って素晴らしい。
参考:さあ、甘い戦場へ! ~名古屋タカシマヤ 2016アムール・デュ・ショコラ~
ユーロが導入されていないせいか、全体的に割安感がありました。もちろんホテルのレストランで食べるとそれなりにしますが、街中のカジュアルな店で食べたり、ちょっとした買い物したりってのは、とってもお得感ありです。
ただ、バカンスシーズンは、ホテルがバカ高かったです。シーズンオフの倍は取られるようです。
でも快適なバカンスのためには仕方ない。
参考:旅ログ ~ドゥブロヴニク エクセルシオールでの優雅なリゾート~
ドゥブロヴニクはぜひもう一度訪れたい都市。
そのときのために必携アイテムを記録しておきます。
暑さ対策は万全に
貼る冷感シートとかバシッと叩くとひえひえパックとか、その手のグッズが要りました。カラッとしていてじっとり感がないだけに油断して、急に頭痛や眩暈がするカンジです。夏の高校野球の応援ばりの対策があってもよかったかもしれません。
あと、梅干しや塩飴を持っていけばよかったと思いました。水は入手が簡単だし、糖分もアイスがそこら中に売っていますが、塩分はね。ワタシは旅に出ると1日2食になるので、塩分を摂るチャンスが減ってしまいます。せめてスポーツドリンクの素みたいなヤツを持っていけば疲労度が減ったかも。
虫さされにご用心
海風に吹かれていると平気ですが、ちょっと木が繁った庭先などを歩いていると蚊に食われました。ムヒは持っていましたが、虫除けスプレーは忘れてました。失敗。
日本円でOK
ユーロも使えるようですけど、クーナの方が割安っぽいです。円からフツーにクーナに両替できるので、わざわざユーロを持っていく必要はありませんでした。
海遊びの支度はしっかりと
エクセルシオールのプライベートビーチが、まさか足がつかないほど深い海だとは。ほんっとに浮き輪が欲しくて仕方ありませんでした。それにシュノーケル。さすがにハワイにおけるABCストア的な店はないので、現地調達はできませんでした。
ウェットティッシュは山ほど用意
なぜならムール貝をたくさん食べるから笑 あとは、ロブスターを食べるときには、カニの身をほじる匙みたいなヤツが欲しくなりました。
海が苦手な方は、山の旅なんていかがでしょう。
旅ログ ~ゴルナーグラート展望台からマッターホルンを望む~