去年(2014年)の冬休みはプラハに行ってきました。
元々はイタリアに行こうとしていたのですが、冬のイタリアって魅力があんまりない。あそこは真夏の日差しを浴びながら地中海を眺めつつジェラートを舐めるのが至高だと思うの。
ではいっそ寒いところに行ってしまえということで、プラハにしました。
ヨーロッパの冬はやはり雰囲気があります。
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寒いところが嫌いなワタシがわざわざ寒いところに行くなんて。
N.Y.で懲りたワタシは、スキー場に行くんかっつーような防寒をして恐る恐るプラハの地に降り立ちました。
そのときは0℃辺りをウロウロしている気候で、マイナス14℃とかのレベルを覚悟していたら暖かいじゃんと感じるほどでした。でも寒いんだけど。
空港からプラハの中心地に近づくにつれて「なんて可愛い街なんだ!」と思います。
そう、プラハの街並みはとにかく可愛い!
砂糖菓子のような建物ばかり!
でも写真が少ないんです。なぜなら雪が降っていて、カメラをバッグに入れていたから。こんなときは防塵防滴機能付のOM-Dが欲しい。
特に公共性の高い建物は超豪華だったりします。さすが元共産圏。
訪れた中で最もゴージャスだったのは国民劇場。
中がぺかぺかで眩しいです。
このゴージャスな劇場で「くるみ割り人形」を観てきました。いかにもクリスマスっぽいでしょ?
さすがヨーロッパの劇場は、クロークがアホみたいにデカいです。地下にどーんとあるの。
みんな舞台を楽しむときは腕や肩丸出しのワンピを着ていて、帰るときにクロークに預けていたセーター・タイツ・レッグウォーマー・コート・帽子などなどを装着していました。そうか、オシャレするって大変なことなんだな…。
可愛い街をそぞろ歩いていると、アンティークショップに出会います。
家具やらアクセサリーやら食器やら、日本では出会えない可愛いモノがいっぱいある。
チェコの立地的に、いろんなテイストのモノが売られているんですよね。フランスっぽいのもドイツ風のもイタリア産のも見ました。スイスは地域ごとに特徴がパッキリ分かれていたから、いろんな地域の雰囲気を一気に楽しむにはプラハっていいかも。
アールヌーヴォーが好きな人は、街歩きのついでにミュシャ美術館も覗いてください。有名なポスターの下書きなんかもあって、ファンには堪らんです。
美術館に行く時間はないわーて人は、街歩きのついでにあちこちにあるアートを見て楽しんでね。
古都の風景に溶け込むアート…。なかなかシュールでした。
今回の宿泊はホテルパリ。
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アールヌーヴォー調のゴージャスなホテルです。
立地が旧市街広場のすぐ近くで、観光に便利でした。
内装も可愛い。
さて、旅行まであと1カ月という頃、ホテルからメールで大晦日のカウントダウンパーティーの案内が来ました。
どうせレストランはどこも閉まってるからな~ということでパーティーに出ることにしました。
当日会場に行くと、テーブルには仮装グッズが!
被るしかないでしょ!
5時間くらいかけてコース料理をひたすらダラダラと食べます。
フルコースを食べて散々腹いっぱいになっているのに、深夜になるとローストビーフまで出ます。げふーなのにデザートで甘くなった口に肉とピクルスを押し込むと美味しいんだ…。
日付が変わる瞬間はクラッカーを鳴らしてお祝い。外からは、ヴルタヴァ川に上がる花火の音が聞こえました(寒いから見に行っていない)。
いや、ハワイの正月も楽しいです。
旅ログ ~ハワイで食べた美味しいもの~
4 thoughts on “旅ログ ~ミステリアスな古都プラハ~”