ワタシはミカンが好きです。
冬になると爪が黄色くなるくらい食べていました。
味も香りも好きだけど、手頃なサイズと皮の剥きやすさがいいんですよね。ひとり暮らしには果物の消費もひと仕事ですから、手軽さも大事。
ところが、猫はミカンなどリモネンを含む柑橘類がNG。
ブリ男が来て「気軽に柑橘類を食べられないのか…」となったのは、ワタシの生活では大きな変化点でした。
ミカンの皮を猫が口にしなければ、特に問題はないみたいですけどね。
そりゃミカンが身近にあるだけで猫が中毒を起こすなら、炬燵でミカンwith猫なんて写真は存在しないわけですし。
ただ、やはりブリ男的にはあの酸っぱい香りがイヤみたいで、ミカンを見せると「うわっ! くっせー、うわっ!」と、猫なりに顔をしかめます。
このブリ男の「くっせー!」顔、可愛いです。
目を細めてシパシパさせ、耳は不機嫌そうに倒し、ちょっとへっぴり腰。
柑橘類だけでなく、ムヒやマキロン、ネイルポリッシュにも似たような反応をします。
ただ、ネイルポリッシュは逃げるのに、ムヒはなぜか嗅ぎに来るんですよね…。塗布した場所をすんすんして「うわっ!」って顔をし、また嗅いでは「うわっ!」ってやる。実は好きな香りなんだろうか。
ブリ男と暮らし始めて最初の冬、初めのうちはミカンを買うのを我慢していたのですが40年以上「冬はミカン」という生活だったので我慢しきれず、恐る恐る購入しました。
買ってきたミカンは、ブリ男も一応「あそこに乗ったら怒られる」と認識している電子レンジ横に置いたり、パントリー内やクローゼット部屋に隠したりして、なるべくブリ男との距離を確保。
しかしブリ男はあんまり気にしないようで、ミカンが置いてあっても食器棚に乗り、ワタシに「こらー」と言われています。

さすがに食べている最中に嗅ぎに来ると「何それ、信じられない…!」と驚愕した顔をし、やめときゃいいのにワタシの口を嗅いで「うわっ!」という顔をします。
んで、食べた直後にブリ男を触ろうものなら脱兎のごとく逃げていくので、ブラッシングや歯磨きをする朝にミカンを食べることはできません。
というわけで、昼に弁当と一緒にミカンを持っていって職場で食べるか、夜風呂に入る前に食べるか、というカンジに折り合いをつけていました。
さて、今年もミカンのシーズンに突入です。
デパ地下で美味しそうな、見た目もお値段も立派なミカンを買ってほくほくと帰宅しました。
今はクローゼット部屋もブリ男の縄張りになっているので、ミカンを置くことができません。

参考:[猫の縄張り]ブリ男、順調?に領土拡大中 & 玄関立入防止策に悩み中
というわけで食器棚に置いといたのですが、ネスプレッソマシンのミルクスチームの観察が絶賛ブーム中のブリ男は難なくミカンの横に座り込みます。

参考:【ネスプレッソ】クレアティスタ・プラスで本格エスプレッソを自宅で楽しむ!
猫に触ってほしくない場所にミカンを置いときゃ猫避けになるだろう、なんてことを考えたこともありますが、あまり意味はないみたいですね。
早速、翌日の弁当のデザートにはミカンをつけました。
(弁当、しばらく前に復活しました;弁当生活を止めて楽になった一方で、未練もたらたら)
そして夕方いつも通り帰宅。
ドライなブリ男はワタシが帰っても喜びのスリスリはあまりせず、ワタシの指と口をすんすん嗅いだらリビングの外にさっさと出てしまいます。
ところが、その日はワタシの指を嗅いだ途端「うわっ!」という顔をする。
えっ、ミカンの香り、まだ残っていた!?
慌てて自分の指を嗅いでみたものの人間の鼻にわかるハズもなく。
ミカンを食べた後に何度か手を洗ったのに、匂うのか…。と、これまた慌てて石鹸でゴシゴシ手を洗いました。
それでもブリ男はワタシの指に「うわっ!」という顔をします。
ブリ男の食器を洗うために洗剤を触った後でも「うわっ!」顔。
しまいにゃワタシが指を差し出した時点で「うわぁ~…」とドン引き顔で後退りし、逃げてしまいました……。
確かに美味しいミカンだったよ…。
早生特有の酸味が強い、でも甘さもある、実にミカンらしいミカンだった。お値段だけのことはあるわねーと納得するくらい美味しかった。
その分、ブリ男にはイヤな香りだったようです。
柑橘類を食べてここまでドン引きされたのは初めて…。
さすがに入浴後は匂い残りはなかったようですが、指を見せると「うっ、ひょっとしてまだ臭い…?」みたいな顔して警戒されました。こりゃ毎日ミカンを食べたら嫌われるわ。
仕方ないので、残りのミカンは近所の友人に貰ってもらいました。
誰かミカンの香りなんて吹っ飛ばす、強力ハンドソープを教えてください……。

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