40代にもなると、そろそろ気になるのが老後の資金です。
参考:[FPに訊く!]40代の老後資金の作り方! 保険・投資・個人年金で攻める運用!?
マンションを買うのはすごくお金がかかるけど、それ以上に楽しいイベントだった。
参考:住宅を買うのに適した年代は? 45歳の購入がラストチャンス?!
ワタシは子どもがいないので教育費なるものは発生しないけど、もしあれば未来に繋がる投資として前向きに取り組んだと思う。
それに比べて老後資金作りのなんと面白くないことか。
よぼよぼの年寄りになってから衣食住に困らないように、若いうちにお金を使うのを我慢するとか、つまんない。自分さっさと死んじゃえばいいのにー。と、やけっぱちになるほど面白くないです。
とはいえ身体が弱った婆さんになってから困窮するのは若い頃の貧乏よりもツラいと思うので、仕方なく貯金しています。
さて、ワタシは今住んでいるマンションを買ったときに老後資金の作り方を見直して、少々変な貯め方をしています。
普通に考えたら家計の収支は
収入-支出=貯蓄
になると思います。
確実に貯蓄するために
収入-貯蓄=支出
という等式でもいいですね。つか、こっちの方が健全だと思います。
ところが、今ワタシの年間の収支を見ると
収入<支出+貯蓄
と、式がおかしな状態になっています。
なぜこんなおかしなことになっているかというと、まず支出がなかなかガバガバな予算になっているからです。
若い頃は食費も光熱費も切り詰めて倹しく暮らすのが趣味みたいなところがありましたが、生活費をあまりケチケチするのも健全じゃないと反省しました。
「今月の予算はもう使い切っちゃったから」とティッシュペーパーを買うのを我慢するのはバカバカしいし。
「電気代がもったいないから」と熱帯夜にエアコンを切ると体調が悪くなるし。
「食費は安く済ませるのが正義!」と頑張っていたら、歳を取るとそんなに食べられなくなって「若い内にもっと食べればよかった」と後悔するし。
ワタシひとりが食べていくには困らない程度に稼いでいるのに、快適な生活を放棄するのってどうなのよ。と思ったのですね。
そこで試しに使いたいだけ水道光熱費を使い、食べたいだけ食べてみたら、生活が破綻するほど費用が高騰するわけでもありませんでした。
そりゃまあ、この歳になると「使っていない照明を切らないと気持ち悪い」というレベルで倹約らしき行動が習慣づいているから、野放図に生活費が上がるわけないんですよね。
ということで、支出については今は余裕を持った予算で計算するようにしています。
食費は毎日お腹いっぱい色んな食材が食べられて、外食もできるくらい計上。
水道光熱費は、ガス代は真冬の、電気代は真夏の、最も高い金額を月の予算とする(水道代はほぼ定額;新居の水道代問題、3回目の請求にてようやく決着?!)。
通信費は自宅にネット回線を引き、モバイルも通信容量を気にせずに済むプランで契約。
日用品費はティッシュペーパーの値段を気にせずに買える程度に確保。
旅行費は年に一度ヨーロッパ贅沢旅行を想定。
猫費は、そりゃもうたっぷりと!
参考:猫の飼育に必要なお金、初期費用や月々かかる費用はいくら?
その一方で「老後までにいくら貯めたい」という目標を元に貯蓄計画を立てました。
FP(ファイナンシャルプランナー)に老後資金計画を立てさせると、退職金も年金もきっちり受け取れるプランを持ってきます。
えっ、数十年後なんて年金は破綻しているんじゃないの?
という前提で老後資金計画を立てていたワタシはビックリしました。
参考:【資産形成】若い人には「時間を味方につけた投資をしなさい」と言いたい!
老後の生活費は、現在の生活費から住宅ローン支払い分を抜いた程度の金額を想定しています。
婆さんになってから今と同じペースでお金を使うか疑問だけど、物価上昇率と医療費増加、それに想定してない「何か」(20年前にスマホが必須のアイテムと想像できなかったように)が増える可能性を加味して横這いにしています。
今から60歳まで20年。
自分が何歳まで生きるかわからないけれど80歳くらいとすると老後期間は20年。
あと20年かけて、20年分の生活費を貯める必要がある。
ということは、手取りの半分くらいを老後資金に回せばいい。
という大雑把なプランを今のマンションを買った39歳のときに立てました。
最も確実な貯蓄方法は、天引きで別口座に移してしまうことです。
なので「60歳までに何がなんでも貯めたい」という金額を月割りにして、給与天引きで財形貯蓄などに回すようにしてしまいました。
例えば、一時期話題になった「老後2,000万円問題」の2,000万円を20年間で確実に貯めたい場合。
1年間で100万円、毎月8万円ちょっとを貯蓄に回せばいいわけです。
若い頃は、この「1年間で貯めたい貯蓄額」というのをボーナスをまるっと充てて確保していましたが、リーマンショックやら己の体調不良やらを見ていると今後ボーナスを見込むのは適切ではないのではと2000年代に反省し、月々の給与から貯蓄に回すようにしました。
60歳以前に解約したら損になるかもしれないような財形貯蓄とかに回しちゃえば取り崩す気にもなれず、ないものとして生活できます。というか、ないものとして生活せざるを得ない。
で、この「ノーストレスの余裕ある生活費予算」と「60歳までに何がなんでも貯めたくて毎月天引きしている貯蓄額」を合計すると、ワタシの手取り収入を超過しているのです。
こうして「収入<支出+貯蓄」というおかしな式が出来てしまいました。
手取りを超過した分はどうしているかというと、手元にある預貯金から補填しています。
最初にこの「収入<支出+貯蓄」のプランを立てたとき、自分でも頭おかしいんじゃないかと思いました。
確かに毎月預貯金を取り崩す家計はおかしいと思います。
でも、生涯の収支を見るとそこまでおかしくないんですよね。
今ある預貯金をそのまままるっと老後資金に回さず、20年かけてじわじわと老後資金として固定化させているというイメージになるのです。んで60歳を過ぎたらそれを生活費としてちょびちょび使う。
FPさんにこういった家計の現状を説明すると毎月毎月赤字になる時点で「ん?」という顔をされますが、ボーナスの扱いや手元の預貯金の話をすると納得されました。
前のマンションを売ってまとまった現金が手に入ったとき、ワタシは扱いに困惑しました。
参考:【決定版!】マンション売却の流れ
今のマンションのローン返済にごそっと充ててしまうか、それとも投資に回して増やすか、あるいは老後資金として温めておくか。
結局決めあぐねたまま4年経ち、「いずれはローン返済に回すことも視野に入れつつ、一部は投資もしたりして、少しずつ老後資金として固定化している」という曖昧模糊な立場になっています。
ワタシの性格だと余剰金があったらガッツリ貯蓄に回してしまうところですが、マンションを買い替える際に数百万円の現金を動かせず母に泣きついた経験があったので、ある程度流動資産は持っておかないと行動範囲が狭まると反省し、極端な使い方はしないでおこうと考えました。
参考:マンション、買い替えちゃう!?
今のマンションのローンを一気に完済したら気持ちいいだろうなあ…なんて気もあるんですけどね。あるいはガツッと投資したいなーとか。
でも、流動性の高い資金があれば保険も要らないわけだし、今後もこのまま管理していくのかと思われます。
日々無理をせず、かといって浪費もせず。
ま、たまに不要不急の買い物をしますけど、それくらいのお楽しみはないとね。
参考:エルメスの時計が欲しくてApple Watchを買ったら、想像以上に便利だった!

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