去勢手術を受けられるほど大きくなったブリ男。
仔猫ちゃん用のトイレではそろそろ小さいわなあ…ということで、新しいトイレを買いました。
ニャンとも清潔トイレの成猫用スタートセットです。
できればデオトイレのシリーズで買い替えたかったのだけど、カバーがない単純なシステムトイレが仔猫ちゃん用しかないので仕方ない。
デオトイレは何しろ生理用ナプキンやオムツの会社であるユニ・チャームの商品ですから、吸水力とか消臭力とかに対する安心感があるんですよね。
しかし、トイレ本体はケージに入れたいので、フードやハーフカバーの付いたトイレ本体ではデカ過ぎる。仔猫用は5キログラムの成猫でも使えるというけど、派手に砂を掻くブリ男にはちと小さい。
というわけで、トイレ本体はしぶしぶ別会社のモノを買ったという次第です。
デオトイレのシリーズで大きめ・シンプルなシステムトイレが出たら絶対買うんだけどなあ。ユニ・チャームさん、お願いします。
参考:成猫用のシステムトイレについて悩み中
さて、ニャンとも清潔トイレの本体はどんなカンジかというと。
単純なトレイとザルという非常に洗いやすそうな構造。これこれ、これがいいんですよ。ズボラな人間がまめに丸洗いをするためには、解体・組立に手間がかかる構造ではムリ。
参考:シンプルな部屋が好きな理由
ニャンとも清潔トイレのスタート用は本体のプラスチックが弱い、というレビューを見て心配していましたが、確かに弱い!
砂をぎっしり詰めたザルを片手で持ち上げるとたわむだろうな…という程度には弱々しいです。
かといって、このサイズで強度を求めるとシンプルさと安さが失われるんだろうな。そう思うと仕方がないような。
ケージに入れるとこんなカンジ。
すっぽり収まっていいカンジです。デカいケージに替えてよかった。
参考:[模様替え?]猫のケージを新調!
サイズ的にも構造的にもこのトイレがいい! とは思っていたのですが、買うまでにはしばらく迷っていました。
というのも、デオトイレのシーツを流用できないからです。
ニャンともにデオトイレのシーツをセットするとこんなカンジ。
デオトイレはニャンともより一回り小さめです。シーツの大きさがちょっと足りない。
というのも、簀子部分が狭くなっていて下のトレイが小さくなっているから。
ニャンともだとびっしり簀子ですね。
どっちがいいのか好みが分かれるところですが、ワタシはデオトイレの簀子小さめな構造の方が好き。
つるんとした部分にウンやシーが付いても拭きとれるけど、簀子の目に溜まったシーは拭き取り切れないからです。丸洗いしたくなるほど汚れが溜まるのって結局はこの簀子部分だから、ここがなるべくコンパクトな方がいいわけです。
そしてシーツが小さめということはゴミもコンパクトということ。日々出続けるゴミの処理を考えると、これはありがたいです。
ただ、中央の簀子部分にシーを集めるために、デオトイレの底は丸みを帯びています。
そのせいでトイレ本体のサイズの割にはトイレ内部が狭い。猫的にはあまり嬉しくない仕様です。
こちらが砂を入れたデオトイレの仔猫用。
こっちがニャンとも清潔トイレ。
ケージの床面積に占める割合を見ていただくとおわかりいただけるように、デオトイレの仔猫用は極端に小さなトイレではありません。が、底の丸みのおかげで入る砂の量は全然違う。
デオトイレの仔猫用はせいぜい2.5リットルってところですが、ニャンとも清潔トイレの方は4リットルは余裕で入る。
盛大に砂を掻くブリ男が好きなのはどちらかというともちろん後者です。
というわけで本体はニャンともにしましたが、デオトイレのシーツの在庫がまだまだあるので2枚敷いて使っています。
中央から漏れたときのために、念のために下にもシーツを敷いてあります。なんという贅沢仕様。
ニャンとも清潔トイレのシーツの吸水・消臭力に満足できるならそっちに切り替えてもいいけど、どうなんかなあ。厚みからして全然違うのでイマイチ信用できません。
かといってシーツを3枚も使うのもどうかと思うので、あれこれ試してみるつもりです。
肝心のブリ男の新しいトイレに対する反応はどうだったかというとですね。
これまでの記事でブリ男がいかに神経の太い男かということを理解されている方は容易に想像できたかと存じます。
ハイ、何の問題もなく使いました。
一応今までと同じ砂を入れて、古い砂をひとつかみ混ぜました(最近は砂の総入れ替えをするときは1粒残らず新しい砂にしてしまう。それでも気にしないブリ男)。
新しいトイレをセットした途端「これ、俺のトイレだよね!」と言わんばかりにさっと入って、早速シーして縄張りを主張。さっきシーをしたばかりなのでいくらも出ないと思うんだけどな。臭いをつけたいんでしょうね。
食後にはウンチもして、トイレ本体の移行はさっさと終了。ラクな猫で助かるわー。
しかしトイレ内部が広くなっても隅っこでウンやシーをする習性は変わりません。
参考:猫は、トイレは端っこを使うと決めているらしい
端っこでウンチをするのでトイレの外にコロンと落ちることもあるブリ男さん。いくらトイレを広くしてもウンチコロンの危険は回避できないみたいです。
ま、派手に砂掻きしても外に飛び散る心配がなくなったというのと、トイレ内の旋回が余裕でできるようになったのでよしとします。
それにしても、システムトイレの推奨の砂の量の少なさって何なんでしょうね。
2.5リットル程度だとちょっと掻いたら簀子が露出してしまう。
シーは素早くシーツに落としたいから少ない砂の方がいいってのは理解できますが、少ない砂だとウンチが簀子に直についてしまって掃除が面倒なんですよね。
猫本人も掻けども掻けども簀子をガリガリすることになるからあまり楽しくないだろうし、露出した簀子の下からはシーの臭いがするだろうし、あまり快適そうには見えない。
なのでワタシとブリ男がノーストレスで使えそうなくらい砂を入れたら、4リットル入りの袋をまるまる入れることになりました。
トイレがデカくなると消耗品の量が増えるわね…。それだけブリ男が成長したってことで喜ばしいのだけど、お財布は痩せます。