1軒目のマンションを無事に引き渡して、マンション二重持ち生活が終わりました。
鍵が1本減って軽くなったキーケースを持つと、淋しさが募ります。
マンションを売らなきゃいけない!
そんな事態になったとき、どんな流れでマンション売却を進めることになるかをまとめてみました。
2軒目のマンションを買うと決めたとき、販売業者の営業マンに「今の部屋はどうします? 買い替えですか。それとも買い増しですか」と訊かれました。
買い増し……。
買い増し!?
鉢植えじゃないんだから。
ホームステージングとは、中古住宅の売出の際、家具や小物で内装をステキに演出してお客さんに見せるという手法らしいです。
中古住宅が当たり前の欧米では一般的な戦略らしい。
実はワタシ、部屋って空き家の方が売れると思っていたのです。
なのでワタシの希望の「居住中を内見してもらう→売買契約成立→ワタシが次のマンションに移ってから引き渡し」という流れだと、どうしても契約前にがらんどうにできないから売却には不利だと考えていました。
前編のあらすじ:
マンション売却に当たり、A社・B社・C社に相見積もりを取ったワタシ。
あれこれ考えた結果C社に決めたが、果たして無事に売れるのか?
仲介の契約に当たっては、いろいろ書類を書かされます。
契約書、マンション設備の状況、公的書類取得の委任状、あと何だったかな。
もう1~2枚書いてハンコを押したような覚えがあります(B社の応対に辟易していて記憶が曖昧)。
2軒目のマンションの入居まであと半年という頃、1軒目のマンションの売却に向けて動き始めました。
ワタシの場合1軒目のローンの残債もないし、2軒目のローンも無事審査を通ったしで、「どうしてもこのタイミングまでに○千万円ないといけないんです!」という切迫したスケジュールはありませんでした。
一般的には中古マンションの売却には3~6カ月ほどかかると言われています。なので特に切迫していないワタシは、半年前というタイミングで活動を始めました。
まずは仲介業者の選定です。
マンションを売るとき、想定される売り先は2パターンあります。
ひとつは一般顧客。
中古マンションを買って自宅として住む人です。
もうひとつは買取業者。
リフォーム後に転売する専門業者です。
せっかく買ったマンションも、事情によっては住み続けられない場合があります。
想定外に転職しちゃった。予定外に家族が増えた。残念ながら収入が激減した。などなど。
また、どうしても住み替えなきゃいけないワケでもないんだけど、もっといい部屋に住みたくて引っ越したくなる人もいます。ハイ、ワタシのことです。
良い理由にせよ悪い要因にせよ、ワタシみたいなワガママにせよ、どうせマンションを買い替えるならできるだけ気持ちよく住み替えたいものです。
というわけで、マンション買替の際に気をつけなきゃいけないポイントを確認しましょう。
1軒目のマンションに、住めないほどの不満があるわけではないです。
どちらかというとかなり気に入っています。今ワタシが10年前にタイムスリップしたとしても、多分同じ部屋を買うと思います。
それでもなお「どうにかならんのか」と考えてしまうこともある。