夏の終わりの恒例行事、名古屋タカシマヤのフランス展に今年も行ってきました(2023年は8月30日まで)。

今年もポスターに出会えるといいな。と、いそいそと行ったのですが、今回はポスターは不発。
参考:食いしん坊が選ぶフランスのアンティークポスター
というわけで食を楽しんできました。
ル・ブルターニュのガレットです。

トマトとチーズとハムが香ばしいガレットに包まれています。
もちろんクレープとのセット!

塩キャラメルとバニラアイスです。
連れは「ガレットとクレープ、両方食べられるかな…」とか言っていましたが、どちらもシンプルだし空腹だしで何の問題もなく完食でした。美味しかった。
ドリンクはスパークリングのアップルジュースを頼んだら。

ほうじ茶かな? みたいな形態で出ました。
そういえばパリでシードルを飲んだときもこんな器で出たような…? 昔のこと過ぎて忘れました。
ポスターを買えなかった淋しさは、アール・ドゥ・パンでしこたまパンを買って紛らわしました。
現在、冷凍庫が美味しいパンでパンパンで、ほくほくです。
さて、このタイミングで名古屋タカシマヤに行ったら、覗きたい店がひとつありました。
何かというと、エルベシャプリエのオーダーイベントです。
昨年もイベントが開催されていて、友人が舟型トートをオーダーしていました。
お値段はなんと10万円クラス。
えっ、エルベで10万円なんてバカじゃないの。
と、大昔から「エルベは丈夫なナイロンバッグが可愛いカラーリングと可愛い値段で買える店」というイメージがあるワタシは思ってしまいました。
まだ20世紀の頃、ユーロじゃなくてフランだったあの時代、エルベのナイロントートはパリで1万円台で買えたんですよ。
ポーチなんかは数千円台で、仲のいい友人へのお土産でいくつか買った覚えがあります。学生でそれができるくらいの可愛いお値段だったのです。
それが21世紀に入って革のラインが出て、じわじわと、しかし確実に値上がりしていきました。
昔は1万ちょっと払えばバッグが買えたお店で、数万円払って買うか?
と考えるとワタシは「ちょっとなー…」と思ってしまって、ナイロンバッグは買い足すものの、革のGPラインにはあまり惹かれませんでした。
エルベのナイロンバッグの丈夫さを考えると、革もしっかり作ってあるんだろうなとは思うんですけどね。
ナイロンは本当に丈夫で、学生時代にパリ旅行で買ったトートバッグをいまだに持っています。
さすがに角が擦れてきて新しいモノを買い足したのですが、古い方も穴は開いてないしハンドルもキレイなものだしファスナーも壊れていないしで捨てるには忍びなく、いつかガッツリ汚れるような大荷物を運ぶときにでも使おうと思って置いてあります。
んで、このままあと10年くらい使ってしまいそうな気がする。というくらい丈夫です。
さて、値上がりしているのはエルベシャプリエだけではありません。
あらゆるブランドでずんずん値上げされています。
思い起こすと、昔はルイ・ヴィトンのバッグでも旅先で衝動買いできる程度の値段でした。
グッチも買えたし、フェンディもセールなら全然手が届いた。
高いなあ買えないなあと思うのはエルメスとシャネルくらいで、それでも30万円くらいだった覚えがあります。
それがハッと気づくとヴィトンやグッチも数十万円のバッグばかりが並んで、エルメスやシャネルは100万円クラスになってしまいました。
一方でワタシの手取り収入は若い頃とあまり変わらないし、ダメ押しでこの円安ですから、海外のブランドバッグは到底手を出せない代物になっています。
「最近はコロナで海外旅行に行けないから、日本で買っちゃってもいいんじゃないの」と言い訳して店に飛び込んでみても、値段に怯んで買えません。
数万円とか十数万円とかなら、旅先で頭がゆるゆるの時とか疲れている時とかに「あ、いいかもね。買っちゃお」みたいなノリで衝動買いしちゃいますが、数十万円では「うーん、そこまで払って欲しいかというと…」と躊躇してしまう。
そんなわけで、バッグ好きなのにここ数年間は何も買えなくて、悶々としていたのでした。
そんなときに友人に付き合って入ったエルベで「オーダーイベントをやりますよ」と聞き、鬱憤晴らしにナイロンバッグでもオーダーしてやろうかなーなんてことを考えたのですね。
オーダーすると普通に買うより高くつきますが、買い逃したあのカラーリングを再現したり、普通では見かけない凄まじい配色にしたりと、楽しみがあります。
数万円で数年間の「新しいバッグが欲しい」という悶々が解消されるなら、まあアリなんじゃないの。なんて思いました。
ネットでシミュレーションできるのを知らず、当日いきなり店に飛び込んで、サンプルを見ながらあれこれ悩んだから、まあ時間がかかること!
エルベシャプリエ パーソナルオーダー
まず、オーダーできる形は限定されているというのもそこで初めて知りました。
長いハンドルのショルダートート、あるいは小さなショルダーポーチが欲しいと思っていたけど、それはありません。定番の舟型トートとマチが薄めのスクエアトートだけです。
うーん、ハンドルが短いトートはSサイズもMサイズも持っているから、Lサイズか。
デカいサイズだとキチガイみたいに派手な配色は持ちにくいから、本体はおとなしめの色にするかな。
それならナイロンより革の方が落ち着きがあっていいよね。
と、ふと気づくとGPラインの一番デカいサイズを選んでいました。
そうすると十数万円になるんですよねー…。
去年エルベに10万円使った友人を「バカじゃないの」と言ったのに、それより多く支払うことになりました。
気分転換に数万円の買い物をするつもりだっただけなのに、おかしいな。
仕上がりは半年後の予定です。
その頃には大金を払ったことを忘れて、浮かれて受け取っているような気がします。
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