昨年の正倉院展の折には、㐂つね(きつね)で自分史上最高にお高くて美味しいすき焼きを頂きました。
参考:㐂つね(きつね)で衝撃のすき焼き! こんな食べ方があったとは…!

ランチはコースしか予約できない。ということは豪華にすき焼きか。
まあでも、一度は食べてみたいって思うに決まっているから、コースでいいよね。
みたいなノリで昨年は予約したのでした。
しかし昨年、開店と同時に行ってみると、予約なしでもスッと入っている人達がいました。
なんだ、予約なしでもイケるのか。それなら今度はお重が食べたいよね。
ということで、今年は予約なしで突撃したのです。
すると、予約で満席で、空くのは14時頃と言われてしまいました…。
お腹を空かせて突撃したのに! 14時までお預けとは!
と意気消沈です。
しかし、すっかり㐂つねモードになっていたので切り替えられず、14時の予約をして奈良の町に繰り出したのでした。
繰り出したといっても、空腹でたまらんかったので移動できず、同じ鹿猿狐ビルヂングに入っている茶論(さろん)に行ってきました。

素敵なお庭と日本家屋で落ち着く雰囲気です。
和もいいよね〜、でも自分で住むと庭が草ぼーぼーになるよね〜、と話しながら待つと、お茶とお菓子の登場です。

お茶は薄茶。甘味と苦味のバランスが取れた「白」というモノ。茶碗や茶葉はお店でも販売されていました。
お菓子は、近所の樫舎(かしや)の栗きんとん。
しっとり栗の中に大納言小豆の餡子が隠れていて、上品な甘さです。
へー、これは美味しい。お菓子を買って帰ろうかな。
と樫舎を覗いてみたら大行列で、予約しないとイートインは難しそう、おいそれとは購入もできないといった雰囲気でした。また出直します…。
さて、14時になったので、再び㐂つねに行きます。
何時間も待ってまで何を食べたかったかというと!

きつねすき焼き重です!
昨年メニューを見て、このどかーんと乗った三角お揚げが気になって気になって気になって気になって仕方なく、すき焼きを食べた直後に「来年はコレにしよう」と決めていたのでした。
すき焼きで食べた厚揚げがとんでもなく美味しくて、このお揚げも同じお店のモノだというので、絶対美味しいと確信していたのですね。

お揚げに興奮するなんて、まさにきつねです。
このお重、椎茸や蓮根が入った酢飯の上にすき焼きのお肉が敷き詰められていて、その上に甘く炊いたジューシーお揚げが乗っています。
酢飯にすき焼きとお揚げ? と説明だけではピンとこないのですが、食べてみると美味しいんですよ!
味の濃いすき焼きやお揚げが酢飯でさっぱりするとでも言いましょうか。
お肉も入った贅沢稲荷寿司を、分解してお重に詰めた。そんなカンジの味わいで、とても美味しかったです。
酢飯にすき焼きとお揚げなら、自分でも家で再現できるのか…?
と一瞬考えましたが、昨年衝撃を受けた「すき焼き肉と大根おろし、ホワイトバルサミコ酢に魚醤」も結局再現せずじまいなので、多分やらないと思います。
デザートは、酒粕アイスの最中か、プラス料金でみたらしプリンか選べました。
酒粕アイスもバケツいっぱい食べられるんじゃないかってくらい美味しかったからグラグラきたけど、せっかくなので未体験の味ということでプリンをチョイス。

ソースは割下ベースのみたらし風カラメルです。
プリンは低温でじっくり火を通した、滑らかながらもしっかりした一品。
口に入れるとあまじょっぱいみたらしの味が広がって、その奥からカラメルの香ばしい匂いが漂い、プリンの濃厚な卵の風味が味わえるという、美味しいプリンでした。
プリンの食感が最高です。滑らかプリン並みに滑らかなのに、しっかりとした手応えもある。
ワタシは滑らかプリンよりは昔ながらのスプーンが跳ね返りそうな硬さのプリンが好みですが、ややもすると食感がぼそっとなりがちなのが硬めプリンの欠点。
それがここのプリンはしっかり硬いのにちゅるんちゅるんの滑らかさという、最高のプリンでした。
パーラー大箸の監修のプリンとのことなので、パーラー大箸もいろいろと美味しいんだろうなあ。
いいなあ、東京は美味しい店がいっぱいあって…。
と、プリンに感動しながら名古屋の食文化のお粗末さを呪っていたのでした。
すき焼きの厚揚げやお重のお揚げは、天理の山崎商店のモノとのことです。
帰りに寄ろうかなーとぼんやり考えていたら、なんと徒歩数分のHEX HIVE(ヘックスハイブ)で一部の商品は購入できるというではないですか。
奈良の野菜や特産品と古着が買えるという不思議な店で、確かにありましたよ、山崎商店の豆腐などが。
散々迷って、木綿豆腐と厚揚げを買ってきました。

まずは厚揚げをグリルして生姜醤油で食べましたが、やっぱり美味しい〜〜。
大豆の香りがいいし、油もいいカンジの旨味なんですよね。
奈良から帰る直前にHEX HIVEに立ち寄るというのが定番コースになるかもしれません。
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