猫と正月休み

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

ブリ男は、今年も鏡餅を２回ほど棚から叩き落すという罰当たりなことをしてくれました。
棚に置かれた見慣れぬモノを落とさずにいられない性は2022年も健在です。

昨年の正月休みは朝５時くらいまで寝かせてくれたブリさんですが、今年は３時45分には容赦なく起こしてくれる日々でした…。

元日は初詣へ行くためにそのまま起きたけど、それ以外は二度寝です。せっかくのお休みですもの、心ゆくまで寝かせてくれい。
ワタシが二度寝しても大人になったブリ男は怒ったりせず、ひとり静かにカリカリマシーンの稼働を待ちます。
７時の稼働まで２時間以上おとなしく待つんだから、根気があるなあと感心します（もちろん途中はウトウトしています）。

参考：【カリカリマシーンSP】自動給餌器と食いしん坊の猫

カリカリマシーンにカリカリをもらった後はベッドへ戻ってきて、デカい生き物とうふうふと二度寝。
ふわふわなブリさんに寄り添っていると睡魔の波底にズルズルと誘惑され、ブリ男と一緒にワタシも二度寝継続。
そうして共に昼近くまで寝倒す。という自堕落な正月休みを過ごしていました。

 

最近のブリ男は可愛いんですよ。
いやまあ、いつも可愛いんですが、さらに可愛いのです。

何かというと、昨年のクリスマス辺りからワタシの腕にぴったり寄り添って眠るようになりました。

冬のブリさんの寝床といえば、ワタシの脚の間でした。
布団の上からワタシの腿や脛にどっかりともたれて寝るのがお約束。
こちらはふわふわのブリさんに触ることもできなければ寝返りも打てず苦しいのですが、布団越しにでも小さな生き物がもぞもぞする気配を感じられてそれなりに幸せでした。

ところが、半月ほど前から、夜ワタシが消灯してスマホを触っていると、ブリさんが枕元にシュタッと乗ってきてワタシの左脇をガシガシ掘るようになりました。
「あら、ブリさん、お母さんと一緒にねんねするの？」とか言いながら腕を出してやると、全力でもたれてきて毛繕いをします。ついでにワタシの腕もべろんべろんに舐めてくれて、超ご機嫌。
気が済むと、ワタシの手を枕にして、自分の手でワタシの腕を押さえ、じっと見つめてうっとりするのです。

あらー、可愛い。

そういえば、ブリ男が１歳になる前はワタシの左腕の上で寝ていたっけなあ。毎日左腕が痺れていて、幸せだけど大変だと思ったものです。
５キログラムを超える頃には自分の重さを自覚したのか知らんけど腕に乗ることはやめ、ベタベタして寝るにも脚の間に移ってしまったのでした。
仔猫の頃、毎夜毎夜見つめ合って「お母さんもブリさん好き好きですよ～」と話していた、あの日々が戻ってきて幸せです。

手の枕に飽きると、ワタシの豊満な脇腹に寄り添っています。

このイチャイチャ寝の欠点は、腕を布団から出しておく必要があること。
下手すると、空いている方の腕はなでなで要員として駆り出され、その挙句に枕とされるので両肩が冷えます。いつか風邪を引くんじゃなかろうか。

それと、寝る前に眠気を呼ぼうとスマホで本やニュースを眺めようとしても、ブリ男がすぐにやってきて「一緒に寝るぜ！」とワタシの腕を要求してくるので、布団の中でダラダラ過ごすという楽しみ方はできなくなりました。
そして早朝はいつも通り起こしてくれるので、健全といえば健全です。

 

そんなわけで2022年も可愛いブリさんでした。

今年も引き続きブリ男を見守っていただけると幸いです。