ひっさしぶりに美容院へ行ってきました。
どれくらい久しぶりかというと、根元にちらほら見える白髪がヤバいレベルです。
ちらほらていうか、ぼっさりばっさりってカンジ?
汗をかく時期は髪を束ねているのでもさもさしてもあまり気にならず、それで美容院行きをずるずる後延ばしにしていたのでした。
美容院へ行く動機が「髪がもさっとなってきたから」ではなくて「白髪が気になるから」になってきたお年頃…。
さて、ワタシは美容院でシャンプーとかを買うタイプではないのですが。
なんか、その日はそういう気分になって「ヘアアイロンって何がいいんですかねえ」という話を美容師さんに振ってしまったのでした。
しばらくの間は、ボブにしてパーマをかけるというスタイルで、夏の時期だけちょっと伸ばしてヘアゴムで括ってごまかしていました。
が、しかし。昨今の夏の長さを鑑みるに、髪を束ねておきたい時期が長くなってしまったので、ひとつに括るだけではどうにも物足りない。飽きる。
捻ったり丸めたり押し込んだり撥ね散らかしたりして、いろいろアレンジしたいなあ。という欲が出たのが2024年夏でした。
思い返すと、中学高校時代はロングヘアは括らねばならないという校則があって、6年間のうちほとんどセミロング〜ロングで過ごしたワタシは、ヘアアレンジの鬼でした。
三つ編み、編み込み、フッシュボーン。お団子にギブソンタックと、日替わりヘアスタイル。
たまに、体育で確実に髪が乱れるとわかっているような日はひとつに束ねてシュシュだけ、みたいなときもあって、そんな日は同級生に「じんづちゃんの髪、そんな長さだったのね…」と言われるくらい、ごちゃごちゃ弄り倒していたのです。
そのヘアアレンジの日々は、大学受験の100日前くらいに急に気分転換で切りたくなってショートボブにし、終焉を迎えました。
春に無事に大学生になって校則の呪いから解き放たれ、パーマやヘアカラーで遊び倒すのは、また別のお話…。
という30年くらい前の日々を唐突に思い出したので、寒くなってマフラーの季節になったけどばっさり切るのも何だかね、というのがこの秋冬の気分でした。
それに、今年はイヤーカフと新しいピアスを買ったので、耳が隠れちゃうボブにするのも切ないね、という気持ちもあったのです。
なので美容院へ行ったときにバッサリ切らず、長さは温存して形を整えてもらう程度に留めたのです。
参考:初めてのイヤーカフと、思いがけない不都合
参考:ヒロタカでパールのピアスを買い足して、耳はヒロタカワールド全開に
それで迷ったのが、パーマをかけるかどうかでした。
昔お世話になっていた美容師さんはパーマがめちゃくちゃ上手で、自然なカンジの程よいカールを半年もたせるように施術してくれました。
それが今の美容師さんは…パーマはあまり上手くなくて……何ならカットも「え?」ってカンジのときもあるくらいなんですけど…、まあ、カットは下手というほどでもないし、ヘッドマッサージはものすごく気持ちいいし、忌憚なく「それはりんむさんには似合わないよ!」と言ってくれるので指名しています、というカンジ。
ショートやボブならともかく、くるっとお団子にしちゃうような日もあるセミロングだとパーマをかけるほどでもないかなあ(この人下手だし)、ふわふわさせたい日は巻けばいいか。
でも今ウチにあるアイロン、使いづらいんだよなあ。
ということでパーマはかけるのをやめて、でも今後どうしたもんかなあと悩みつつ、ブローしてもらいながら「ヘアアイロンって何がいいんですかねえ」と美容師さんに話を振った。という次第だったのです。
思い返すと、ヘアアレンジの鬼だった子どもの頃は、ブラシが交換できるタイプのドライヤーを愛用していました。
この手のヤツで、ブラシにカールブラシ、それにコテが付属していた。
ストレートのブローだとこれが扱いやすくて、ボブでもすすっとストレートを作りつつ裾をくるんと内巻きにするのがやりやすかったんですよね。
これが壊れた後は、既に社会人だったのでふわふわさせたいときはパーマをかけていたし、ストレートの気分のときはゆるめのストレートパーマをかけたりして、自分でぶいぶいブローをしなくなっていました。
というか、毎朝ブローをする時間がないからブロー要らずのヘアスタイルにしてくれい! と美容師さんに泣きつくのが常態化していたのです。
それでもたまにはふわふわさせたいときもあるので、パーマをかけていない時期はホットカーラーを使っていました。
ホットカーラーは何がいいって、巻いて冷めるのを待つ間に化粧できるというところ。
しかし、これはこれで部品がごちゃごちゃ多かったり、ピンの跡がつきがちだったりと、万能ではない。
んで、またブラシタイプに戻ったのですが、くるんくるんさせたいときにはちょっと物足りないんですよね。
それで美容師さんに「ヘアアイロンって何がいいんですかねえ」と訊いてしまったのでした。
すると、よくぞ訊いてくれました! という雰囲気の美容師さん。
いつもはシャンプーなどのヘアケアグッズを淡々と販売しているだけの美容院なのに、なぜかその月だけリファのヘアアイロンのキャンペーンをやっていて、ウンパーセントOFFですよ! と激推しされました。
まあ…、これもご縁ですね、美容師さん持ってますね…。
と勢いに飲まれて言われるがままに買ってしまったワタシは、いい客です。
フロントで受け取ってみたら箱がビックリするほど立派で笑ってしまいました。
そしてアイロンがデカいというか、長い! 洗面台の抽斗にギリ収まるというサイズで、入れてみるまでヒヤヒヤしました。
使い勝手はどうかというと、よく考えたらこの手のコテを買うのは初めてなので、どうなんでしょうね(ブラシドライヤータイプにもコテはあったけど、あまり使っていなかったし、温風と熱はやっぱりちょっと違う)。
今のところ困っている点としては、ついぐるんぐるんとやり過ぎて古臭いゴージャス巻き髪になりがちというところでしょうか。要修業です。
それから、この冬はヘアケア用品をもうひとつ新調しました。
シャンプー時に使う頭皮ケア用のブラシです。
この手のブラシ、最初に使ったのは百均の商品でした。しかも泊まりに来た友人が置いていったという代物。
でもこれが気持ちいいし滅法丈夫だしで、長年愛用していたのです。
いくら丈夫といっても長年使ってりゃ櫛も欠けるわけで、ダメになった後はマークスアンドウェブのスカルプブラシを使っていました。
これも調子よかったのですが、やはり長く使っているとポロッとブラシ部分が落ちてダメになっていきますね。
んで、間に合わせに無印良品のスカルプブラシを買ったのですが、これがよくなかった!!
穴が空いているのでここに水が溜まり、臭くなる!
これは使い続けるわけにはいかないわ…と、そこで思い出したのが友人がukaで買ったブラシです。
なぜか京都旅行のとき、ふらりと入ったukaで延々と悩んで買ってました。
そのときは、ワタシはマークスアンドウェブのブラシが絶好調だった時期だったので、名古屋限定カラーは味噌をイメージしたくすんだオレンジなんですよ〜なんて説明を聞きながら「へー」と横目で見るだけでした。
今こそワタシも買うときがやってきた!
と、タカシマヤ ゲートタワーモールのukaへ行き、京都で友人がやっていたように硬さの説明を聞いて、味噌も気になるけど使い心地が最も柔らかいピンクにしたのでした。
硬めのヤツなら肩とかもぐいぐいできますよ、とのこと。
ボディ用のマッサージグッズはあるので、今回は頭皮のみをターゲットにして柔らかめにしました。
そしてこれが気持ちいい〜! 心地いい刺激と頭皮を動かしている感覚があって、たまらんです。シャンプーの泡立ちも良くなる気がします。
uka スカルプブラシ kenzan soft Amazon
というわけで、なんだか急にヘアケア用品が充実しました。
これで忙しくなると髪をふわふわさせる余裕なんてなくなるからアイロンの出番はほどほどになると思いますが、ブラシの方は毎日使うので、ちょっと気分のいい冬になりそうです。