【音楽サブスク】Apple Musicを１年間使い続けた感想

音楽のサブスクリプションサービスを使いたい。
Apple Music と Amazon Music Unlimited、どっちにしよう。

と悩んで、結局Apple Musicにしてから約１年が経ちました。
参考：【音楽サブスク】Apple Music？ Amazon Music Unlimited？ どちらを選ぶべき？

１年使ってみてイマイチだったら更新しないでおこう。

と考えていましたが、継続しようかなーという気分になっています。

Apple Musicを継続しようと思った理由

7,500万曲以上が聴き放題！

音楽を生業としているならともかく、素人が聴き流すだけならこれだけ曲数が揃っていれば充分です。

ラジオやプレイリストが結構面白い

長らくラジオを聴くのは自動車で移動するときくらいだったのが、Apple Musicでラジオを聴いてみたら「人が喋っているのを聴くのって案外面白いんだな」と改めて思いました。
なんというか、ラジオってCMの合間に人が喋っている的なイメージがあったんですよ。Apple Musicで聴けば急にCMをブッ込まれる心配がないので鷹揚に聴けます。
頭を使いたくないときは英語のラジオをテキトーに流して「ほとんど何言ってるかわからんわー」と思いながらボンヤリしています。

１年使っていても「このプレイリストもあのプレイリストも飽きた！」ということがありません。
プレイリストの中身も更新されていくし、新しい曲も追加されていくし、これぞサブスクの強みというカンジ。
朝、散歩する前に「見つける」の画面をつらつらと眺めているだけでも面白いです。
ジブリの曲も揃ってるんかーい。

とはいえつい同じようなプレイリストを流しがちなので、Apple Musicの7,500万曲を満遍なく楽しんでいるかというとそうでもありません。
散歩のときはダンスミュージックばかりだし、家で仕事するときはジャズが多い。
もうちょっとあれこれ漁ってみればいいじゃんと思うけど、時間がないときは「昨日と同じ曲でいいや」とテキトーになっちゃうんですよね。特に仕事中の音楽は、邪魔にならないけど心地いいものを探そうとすると結構骨が折れるので、あまり開拓できていません。サブスクの意義とはってカンジ。

Apple Watchとの親和性抜群

「やっぱりAmazon Musicの方がいいかな〜」と思わないのは、コレですよ。
参考：Apple Watchを使い始めて１年！ ヘビーユースの機能とは！？

Apple Watchに追加しておけばiPhoneがなくても音楽が聴けますからね。
Apple Watchに音楽を追加する

Apple PayもiPhoneナシで使えるし、散歩のときはホントApple Watchがあればオッケーとなるのです。
実際は、家の鍵と買い物のときに使うマスクやエコバッグは持ち歩くので、どうせバッグがあるならいざというとき（事故に遭うとか…）のためにiPhoneも携帯して散歩することが多いです。

音楽サブスクリプションのデメリット

ということで次の１年もApple Musicを使うことを決めたわけですが、「音楽サブスクって…」と思わないこともないです。
それは、音楽を「聴き込む」ではなく「聞き流す」に変えてしまったこと。

昔、乏しいお小遣いの中からＣＤを買うときは、まず購入のときに散々吟味したし、一度買ったＣＤは骨の髄までしゃぶり尽くす勢いで聴きました。何なら全曲総譜に起こせるわってくらいすべての音を拾うまで聴いて聴いて聴きまくったものです。
それが7,500万曲聴き放題となると、一曲一曲の重みが軽いです。ちょっと聴いてみようとさらっと流して、大して味わうこともなく、心に残らないまま次々と別の曲に乗り換えてしまう。
音楽は愛でるものから消耗するものに変わってしまった。と思いました。

これは音楽に限らず、本や映画でもそうですね。
ひとつひとつお金を払うと吟味するし何度も見返すけど、読み放題・見放題だとさーっと眺めてそのまんまとなりがちです。

 

それでも気軽にいろんな音楽を聴けるというのは楽しいので、しばらくはまだApple Musicのお世話になりそうな気がしています。
Apple Musicをやめるのは、老後に向けて家計を圧縮するときかな。でもApple Musicに慣れた後に、聴き放題の音楽がなくなると淋しいだろうなー…と心配しています。