紹介するのをすっっっかり忘れていました。
新居にはまだオプションがありました。
ひとつは玄関に設置した全身鏡です。
ホントは三和土の脇に設置して靴を履いた状態で全身チェックできるようにしたかったのですが、新居の三和土は収納扉に囲まれているのでできませんでした(扉にミラーを貼ってくれと頼んだら、強度的にムリとお断りされました)。
今の部屋では、IKEAのミラーの裏にマグネットを貼って、それを玄関に付けています。
マンションを買い替えるつもりなどこれっぽっちもなかったときに取った措置だったけど、原状回復がラクな方法を取ったのは何かしら予感するものがあったのかもしれません。DIYでは↑この程度の措置が関の山だというのが身に染みたので、今度は予め設置してもらおうと思っています。
割高だなあ…と思ったけど、ここでやっておかないと全身鏡ナシで何年間も生活してしまいそうなのでやっちゃいます。
と書いた通り、インテリアオプションで申し込んでしまいました。
確かに、自分で鏡を買ってきて貼るよりずっとお高いです。
でも、割ったり指紋をつけたり歪んだりという心配をしながらビクビク取り付けるよりは、プロにちゃちゃっと設置してもらう方が安心です。ハイ、自分のDIYの腕を信用していません。
旧居でマグネット貼り付けミラーを導入する前はどうしていたかというと、長年スタンドタイプの全身鏡を使っていました。
こんなようなヤツね。
ひとり暮らしを始めたとき、ベッドやテーブルと同じく真っ先に買った家具です。
なぜテレビ台もないうちから全身鏡を買うかなワタシ、と今では思うのですが、当時は服を買って鏡の前で試着してウフフとやるのがお約束だったので全身鏡のない生活など考えられなかったのです。
しかし、スタンド式の全身鏡は埃が溜まる!
鏡面が斜めだからそこにうっすら埃が積もるし、裏側にはルンバが入れないからやっぱり埃が溜まる。
そしてワタシが使っていたヤツは結構重かったので、鏡を動かして掃除するのがストレスだったんですね。
シンプルな部屋が好きな理由に書いたワタシ史上最大の断捨離の嵐が吹き荒れたとき、掃除しづらい全身鏡は粛清の対象になって処分してしまいました。
床面がスッキリしたのは良かったのですが、全身でファッションチェックができないのは不便でした。
当時は服の数もごっそり減らしていたときで、どのアイテムを残せばコーディネイト数を減らさずに済むかということにシビアになっていたのです。洗面所の鏡では全身チェックができず、そのストレスに負けてミラーにマグネットを貼ってなんちゃって壁付けミラーを作ったのでした。
で、新居に貼った全身鏡ですが。
使用頻度はどうかというと…うーん…てカンジではあります。
今は若いときみたいにしょっちゅう服を買って自宅でウフフとかやらないし、ワードローブはほぼ理想通りにスッキリさせてしまって組合せに悩むことも減りました。
そんなわけで毎日ミラーを覗き込むということは、ないです。
とはいえ、新しいコーディネイトを試すときはやっぱり全身鏡が必要なので、設置しておいて正解でした。
鏡に映り込んでいるのは、これまたオプションで設置してもらった手摺です。
どんな手摺が付くかわからなかったときは「どうしようかなー」と悩んでいたのですが、サンプルを見せてもらったら悪目立ちしない白だったので付けてもらうことにしました。
旧居でもオプションで手摺を追加できたのですけど、何しろその当時は血気盛んな20代でしたから「手摺なんてもっとババアになってから付ければいいのよー!」とスルーしておりました。
でもねー、ブーツの脱ぎ履きでどうしても壁に手をついて、壁紙を汚していたんですよ…。若くても手摺は要ったわ。
三和土に置いてあるのは、ビルケンシュトックのサンダル。
靴を収納してあるのがウォークインシューズクローゼットなので、何かしら履く物を用意しておかないと靴の出し入れができないのです。
狭い三和土に靴を出しっ放しにしておくのは癪に障るのですが背に腹は代えられません。