今年はティーマだのパラティッシだのそれ以外だのを買い散らかして、食器棚が賑やかなことになりました。

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こんなに多くの食器、しかもパラティッシみたいに個性的な色柄の皿なんて、ひとり暮らしを始めて約20年、自宅に持ち込むのは初めてです。
欲望のまま買い進めながらも「使いこなせないんじゃないか」と心配していましたが、案外どれもこれも使って楽しめています。
例えば朝のコーヒー。
パラティッシのカラーでルンゴにミルクをちょい垂らして、目覚めスッキリを狙おうか。
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それともパラティッシのパープルにカプチーノで、下手なラテアートに挑戦するか。
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例えば休日のブランチのカレーライス。
シンプルにティーマの21センチボウルで、無地のリムを楽しむか。
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それともパラティッシのブラックのオーバルで華を添えるか。
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なんて風に選ぶ時間が面白いです。
そう、選択肢があるって楽しい!
今まで食器棚に入っていたモノは間に合わせでテキトーに買った皿とか、引き出物で貰って何となく使っていた皿とか、そういう食器ばかりが少しあるだけだったので、選ぶ楽しさとは無縁でした。
スッキリしていて悪くはなかったけれど、皿を選ぶ余地はまったくない。悩みも迷いもない分、面白みもありません。
以前に比べて服や靴の量を大幅に減らしたといっても、それなりの数は持っています。
例えばトップスは、勤務先に着ていけるようなモノを5枚は揃えるようにしているし、靴も3足くらいで回すようにしています。
それは周りの人への気遣いでもあり、ローテーションして傷みを軽減させるためでもあり、それに何よりワタシの楽しみのためでもあります。
服や靴を選ぶ楽しさは知っているのに、どうして食器を選ぶ楽しみは放棄してきたのか。
ひとつは食器を収納する場所がなかったというのが大きいです。
ひとり暮らしを始めたときは、ひとつのキャビネットがテレビ台でもあり文房具や画材入れでもあり、薬やCDやいろんなモノを収納する場所でした。食器もそれに入れていました。
このスペースではあれこれ皿を揃えるわけにもいかず、必然的に無難な白い皿を少々買うしかできなかったわけですね。
マンションを買って大きな食器棚が手に入っても、皿を買うことに熱心にはなれませんでした。
若い頃はヘタすると週に5日飲み会だの残業だのが入って、あまり自炊できなかったので。
それで「いつか素敵な食器が欲しい」と思いつつも、後回しになってズルズルと10年20年と経ってしまいました。
皿の役割は、料理を乗せること。割れても欠けてもいなければ使える。
使えるモノをわざわざ捨てて、買い直すのはもったいない。
そんな意識があって、ふと気づくと20年も間に合わせで買った皿を使い続けていました。
でもさ、同じように壊れていなければ使える家具だって、「飽きたから」という理由で買い替えているじゃない!

参考:【Artek】アルテックのテーブル82Bがやってきた!

参考:[Newアイテム]テレビボードを買い替えて、明るい北欧風な部屋の完成?!
家具は自宅にいる間中ずっと目に入るので、一旦「これじゃないかな」と思うとずっと気になります。それで買い替える気になりました。
一方、食器は1日に多くても3度しか使わない。「気分じゃないかな」と思っても、食器棚に収納している間はさほど気にならず、そのままズルズルと過ごしてしまいました。
でも間に合わせのまま10年も20年も経ったということに気づき、愕然としました。
そろそろ素敵な食器を買う「いつか」を迎えてもいいんじゃない? というか、今このショックをやり過ごすとまた20年経って、間に合わせの食器のまま還暦を迎えちゃうんじゃない?!
と思い至り、ティーマ祭りを開催したわけです。

参考:[Newアイテム]イッタラ・ティーマとアラビア・カラーズで北欧のテーブル完成?!
ここ数年間、とにかくモノを減らして部屋の中をシンプルにするように努めてきました。
参考:シンプルな部屋が好きな理由
パンを乗せる皿なんて1枚2枚あれば充分。色違いで買い揃えるとかとんでもない。
なんて考えていたのに「パラティッシのカラーもブラックもパープルも使ってみたい!」と欲望のままに買い進め、自分でもビックリしています。
でも、欲があるというのは、悪くはないですね。
食器なんてまーったく興味ないでーすというのならともかく、素敵な食器を見るとときめく程度は好きなのに、「白い皿が1枚あれば充分だから」という生活を送っていたのは、やはりちょっと無理があったのだと思います。
「いいねえ」と思うモノを好きなように買って、使ったり眺めたりしてニヤニヤするという楽しみは、しばらく味わっていなかったのでとても興奮しました。
なんというか、シンプルな生活にしたかったのは体力気力が足りないせいであって、気力が充実していれば自分の管理能力の範囲で「楽しめる程度の選択肢を持つ」というのはワタシにとっては「それだけ元気がある証拠」という実感に繋がります。
と、思いました。
実は、わーっと好きなように買い散らかした結果の現在の食器棚は、ワタシのキャパシティをちょっとオーバーしています。
先日、疲れ切って帰った日のこと。
「元気が欲しいから」とサラダボウルはティーマのハニーにすぐ決まりました。
問題はメインのおかず(といっても鶏を焼いてネギソースをかけただけ)を盛る皿です。あまりごちゃごちゃさせたくはなかったので「ティーマの白の21センチに乗せたい」と思ってしまいました。
えっ、ティーマの白の21センチなんて持ってないよ。
17センチじゃ小さいし、23センチじゃ大きい。
仕方ないなー、パラティッシのブラックの21センチに乗せておくか。
と、ブラパラとハニーというこれはこれで可愛い組合せで食べ始めてから、「あ、イイホシユミコの21センチがあったわ…」ということに気づきました。
白というかベージュですけどね。
今まで忘れようがないくらい少ない食器でやってきたから、食器の存在を忘れたということに対して愕然としました。
どうやらワタシの頭の処理能力では「シンプルな食器=ティーマ」「柄物=パラティッシ」「ほかにちょぼちょぼ」くらいしか覚え切れないらしいです。
飯椀みたいに用途がハッキリしているモノや、カステヘルミみたいに個性的なモノは、使うべきときに「コレだね」と思いつくけど、無地のシンプルな皿はダメみたいです。
頭が悪いとたくさんモノを持っていても仕方ないってことか……。
というわけで、ワタシの管理能力とお楽しみのバランスが取れた食器棚っていうのは、多分こんなカンジ。
- 白のティーマを各種取り揃え
- 好きな色のティーマの小皿を少々
- パラティッシみたいな派手柄プレートを2~3枚
- 飯椀と汁椀
- ココットや蕎麦猪口
- お気に入りのコーヒーカップとティーカップ
- 頑丈なグラス
- 箸とカトラリー
やはり食器は白が最強ですわ!
白のティーマをベースに、色柄はほんのスパイス程度に混ぜて、あとはティーマにない椀やカップをちょこちょこと、というのが良さそうです。
今のところ毎朝「今日のパン皿はどの色のパラティッシにしよう」なんてウキウキしていますが、そのうち疲れたら上記のような食器棚にじんわりと縮小するのがいいのかもしれません。
結局昨年までのような素っ気ない食器棚が最終形になるのかもしれないけれど、あれこれ買った狂乱の時期を経ての結果なら納得です。
洋服も若い頃に散々試して、その結果今みたいに毎日似たような服の生活に落ち着いたように。
何事もやってみないとわからないという己の愚かさにうんざりもしますが、過程では楽しみも多いからいいじゃないの、なんて思う自分もいます。


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