引きこもりの週末とか、最高じゃん！

東京は、週末は不要不急の外出ＮＧとか、大変だな。

なんて一瞬思いましたが、ワタシは油断すると「この土日、スーパー以外どこにも行かなかった」となりがちなので「外出自粛、余裕じゃん！」と思い直しました。

ちょうど年度末で忙しい時期なので１～３月は例年旅行に行くこともなく（寒いし）、余計に引きこもり体制を強化しています。
これが春休み中の大学生みたいな身分だったらアクティブに動き回るから、自粛要請はしんどいだろうなあ。と、毎年春休みは半月くらい海外旅行をしていたことを胸を痛めながら思い出しました。

でもね、ハタチの春は二度と戻って来ないかもしれないけど、春は毎年ちゃんと巡って来るから。
100年に一度の疫病蔓延のときくらいは家で過ごしましょ。と、オバチャンは思うわけですよ。
あと、ジジババは万一罹患したら重症化するリスク大なんだから大人しく家にこもっとけボケ、とも思うわけです。

 

さて、にわかに引きこもりの地位が向上した昨今、ワタシは家で何をして過ごしているのかと思い返してみました。

寝る

休日の醍醐味は時間を気にせず眠ることですよ…。

特に仕事が忙しいこの時期は平日の睡眠時間がゴリゴリと削り取られるので、週の後半はフラフラです。土日はずっと寝ていないと体力が持たない。

もう明日は何もしない！
買い物も行かない。掃除は最低限。食事はレトルトでいいや。寝具の洗濯も明後日でいいよ。
と割り切って、ひたすら１日ベッドで過ごす休日ほど気楽で幸せなことはありません。

実際は土曜だろうが日曜だろうがブリ男が早朝４時前に叩き起こしてくれますが、世話を終えたらベッドへ逆戻り。
トイレに行くときとお腹が空いたとき以外、夕方までひたすら寝ます。

ブリ男は仔猫の頃、ワタシがこんなことしていたら「デカい生き物、遊べよー！」と腹の上でジャンプしてくれたものですが、今は一緒にまったり寝てくれます。

それでも15時には「お腹空いたー！」と叩き起こしてくれますが…。

読書

１日中ベッドで過ごす日は、大抵読書とセットです。
益体もない小説や、ゆるゆるな雑誌や、どうでもいい漫画や、そういう頭を弛緩させるものばかり。
ビジネス書や論文なんて休日に読まない読まない。

昔は文庫本を、今はスマホやタブレットをベッドに持ち込んで、ゆるゆる読みながら寝落ちし、また起きてだらだら読んでは寝落ちし、というのを繰り返しています。

最近は、このご時世なので「銃・病原菌・鉄」を久しぶりに読み返しました。

20年ほど前の本だから古さは否めないし、あれこれ偏りもあるけれど、多分野から見た人類史を小説的な面白さでまとめているという点ではやはり読み応えがあります。
これを初めて読んだときは、21世紀は人類の叡智があらゆる困難に打ち勝つと期待していました。ワタシも若かった。

昔は引きこもって読書三昧となると買ったり借りたり準備が必要だったけれど、今は夜中でもダウンロードし放題とかいい時代になりました。

映画鑑賞

映画は観るときと観ないときがあって、観ないときは料理中やブリ男と遊んでいる最中にだらだら流してブツブツ中断するというカンジです。
下手すると10分刻みくらいでしか観なかったりして、いつまで経っても終わりません。
今は「パリのアメリカ人」を観返しているところなのですが、１カ月くらいかかっています…。

逆に観るときは１日に４本くらい観たりしています。
朝に１本、昼に２本、風呂上りに１本、みたいなスケジュール。
ひたすら007シリーズを観続けるみたいなときもあれば、バラバラなチョイスの場合もあります。

Amazonプライム・ビデオでは無料で観られる映画やドラマも多くて助かります。

無料じゃなくてもすぐにレンタルや購入ができるからラクちん。
週末にツタヤに通っていた日々は何だったんでしょうねえ。あれはあれで楽しかったけれど、返しに行くのが面倒なんですよね。

掃除

掃除はね…。
やればスッキリするとわかっているのに、始めるまでがどうにも腰が重いんですよね…。
なのであまり無理せず、平日の掃除＋αをほどほどにやるようにしています。

春になったことだし、そろそろカーテンと窓掃除をしなくては…。
参考：［大掃除必勝法！］ズボラな人のための掃除スケジュール

料理

平日は「15分でできる簡単レシピ」みたいな料理しかできないので、土日は煮込み料理とかちょっと手間のかかるものとかを（気が向けば）作ります。

あとは弁当にも詰められる作り置き惣菜作り。

ここしばらくは仕事の関係で通勤時の荷物が重く、弁当をサボっています。
そろそろ再開したいところだけど、コロナ騒動で気分的に落ち着かないのでヤル気が出ません（と、言い訳）。
参考：弁当生活、非常にゆるいルールでなんとなく復活

ブログ更新

大抵は、平日の隙間時間にパーッとテキストを書き起こして、土日に修正したり体裁を整えたりしています。
書きたいネタがどっさりあるときは１日中でもPCの前に座っていられるので、暇潰しにはピッタリですね。
…そして肩凝りが悪化していくのです。

ネットサーフィン

PCに向かっているついでにニュースやSNSをチェックして、そこからリンクを芋づる式に辿っていくと、あっという間に時間が過ぎて怖いですね。
昔は「もうPCを閉じよう」と中断できたのが、今はスマホで風呂でもベッドでもずるずる続けられちゃうのが困る。
…そして目のかすみが悪化していくのです。

ブリ男と遊ぶ

仔猫のときと違って、今は１日の大半は餅のようにどっかりと丸くなっているブリ男さん。

何かの拍子に暴れたいモードになったら、デカい生き物は何をしていてもそれを放り出してブリ男に付き合わねばなりません。さもないとブリ男が運動不足になってしまう。
ワタシに向かって鳴いたり、爪とぎを始めたり、急に走り出したら、それがブリ男大暴れの合図。
オモチャを放り投げ、猫じゃらしをブン回し、リボンを振り回してブリ男を刺激します。

タイミングを失敗すると「デカい生き物の注意がこっちを向いたぜ！」と悟ったブリ男は、キッチンに乗って「俺はいつでもゴハンを食べる用意ができているぜ！」とワクワク顔をします…。

 

猫とインターネットがあれば何日でも引きこもっていられそうな気がする、非アクティブなオバチャンです。
ややもすれば「あー、旅に出たい」なんて欲望がむくむく湧き起こるところが、今は世界のどこへも行けない状態なので諦めるしかないですね。

せっかく引きこもりが推奨されているご時世ですから、存分に堪能したいものです。