無印良品の羽根まくらが臭いという噂は本当なのか？！

せっかくベッドを買い替えたので、ということで、寝具カバーも買い替えることにしました。

参考：ベッド買い替え！ サータの大塚家具オリジナル商品にお世話になります！

正確にはカバー類の予備の買い替えですね。
ワタシはシーツやベッドパッドや布団カバーは、今使っているモノをひっぺがして洗濯乾燥して夜にまたベッドにセットしてと、同じモノをひたすら使い回しています。
何かあったときのためにベッドの収納の中にはもうワンセット待機させているけれど、基本的にはシーツが透けるんじゃないかってくらい同じモノをただただ使い倒す。

なぜそんな習慣になったかというと、昔のベッドは跳ね上げ式ではなく、自力でマットレスをどかして板を外して〜とやるタイプだったので、ベッドの中にしまってあるモノを出し入れするのはとても面倒だったのですよ。
それを買ったのは大学を出たばかりのピチピチの頃だったから何も考えていなかったけど、腰を傷めてから「こんなのやってられない…」となり、季節の変わり目以外はなるべくマットレスを動かさずに済む習慣になったという次第。
その後買い替えたベッドは跳ね上げ式にしたので労なくモノの入れ替えができるハズですが、近年はシリンダーの調子がおかしかったので、やはりなるべくマットレスを上げ下げする回数は減らしたかった。

安普請のアパートに住んでいるときは、真冬はモコモコ温かシーツとかに替えていました。
しかしマンションに住み始めてからは部屋がそこまで寒くならないので、年中コットンのシーツや布団カバーでもさほど苦ではありません。
それで余計に同じシーツを剥がしては洗濯乾燥し、また装着して、とひたすら延々と使い続ける習慣が定着したのでした。

今まで使っていたシーツや布団カバーは、無印良品の綿の洗いざらしシリーズです。
無印良品　洗いざらしボックスシーツ

これのオフホワイトが見ていてストレスがないのと、夏でも冬でも手触りが好きなのと、乾燥機にかけて（自己責任）皺くちゃになるけど洗いざらしだからまあいっかーと思える素材感ということで、最近はこればっかり。
予備としてベッドの中で待っていたのもこのシリーズだし、今回買い替えたのもいろいろ見て迷ったのですが、やっぱり同じモノにしちゃいました。

ついでに、枕も買い替えることにしました。

枕も無印良品。羽根まくらの43×63センチを使っていました。
…ホントは、無印の昔の丸ごと洗える枕が好きだったんですよね。真ん中がきゅっと絞ってあって高さが低く、ポリエステルで柔らかくて、横向きに寝たいときは折ったりしていました。
これがいつの間にか廃盤になってしまい、丸ごと洗える枕がすごーく高くなってしまったのです。値段じゃなくて厚みがね。

ワタシ、枕は低めが好きです。実家で暮らしているときは大学を出るまで子ども用の枕を使っていたくらい。
枕専門店で測ってもらうと高さ４センチくらいが適切らしいので、何ならバスタオルを折って使うくらいがちょうどいい。
なので真ん中がきゅっと絞ってある柔らかい枕はホントに大好きで、そりゃもう汗や涎でシミだらけにしても何度も洗って使いました。
さすがに何年も使っているとヘッタヘタになるので諦めて、泣く泣く羽まくらに移行したのです。

その羽根まくらも使い始めて早や数年。
枕カバーは毎日洗えど、汗や涎を吸ってシミを作っています。
ポリと違って洗えないしなあ。いやいや、ダウンコートだって洗えるんだから枕だってイケるっしょ。
と考えたけど、そこまでするほどの金額でもなかったことを思い出し、たまに羽根がびよんと出てくるようになってしまったこともあって、寝具カバーと一緒にこれも買い替えることにしました。

テネリータの枕カバーも洗濯乾燥を繰り返し過ぎて雑巾のような貫禄が出てきたし、買い替えようかな。
予備のホテルライクインテリアの枕カバーが50×75センチだったよね（気に入った素材がそのサイズしかなかった）。
ホテルライクインテリア　マリーナトルコ　タオル ピローケース
んじゃ羽根まくらも大きいサイズにするか。

と、無印の羽根まくらのレビューをつらつら見ていると「臭い」「獣臭がする」とあるではないですか。

あー、羽根だからある程度は仕方ないのかもだけど。
でも、古い枕やこれまた無印の羽根クッションで、そんな臭いが気になったっけなあ？
と、無印のネットショップ以外を検索しても「無印　枕　臭い」とか出てきます。
そしてついでに「以前と比べて羽根の量が減ってボリュームダウンし、へたりやすい」なんて口コミもあるではないですか。

ううう〜ん、どうしよう。
とちょっと悩みましたが、最後は「さして悩むほどの金額でもないし」ということで買ってみることにしたのでした。

数日後無事に届いて、どきどきしながら羽根まくらの梱包を解き、ぼふぼふと叩いて膨らませてみると。
…言われてみると臭いがするかも？ という気がしないでもないです。

しかしこれ、羽根の臭いというよりは、無印の工場だか倉庫だかの臭いでは。
というのも、シーツ・枕カバー・布団カバー・ベッドパッドもビニールから出すと、同じような臭いがほんのり漂ったから。
ま、これらはすぐに洗濯機直行なので構わんのですが、枕の臭いはどうなのかなあ。

と、半日放置した後にホテルライクインテリアの枕カバーをセット。

枕のサイズを大きくしたといっても、こうして見るとよくわかりませんね。

心配していた臭いは、初日はふとした拍子に「臭い…？」という気がしないでもなかったけれど、２日目以降は何も気にならなくなりました。
羽根の臭いよりもオバサンの頭の臭さの方が強烈ということなのかしら…。
ブリ男も大して気に留めず、枕の横でぐーぐー寝ています。

それよりも、枕のサイズを変えたので高さが！ 厚みが！ 結構変わりました。
どこがへたりやすいのよー。頭を押しつけても全然沈まないじゃないのー。ってくらいボリュームがあって、もうちょっとふかふかしていたら寝違えを起こしそうです。
ブリ男が脚を乗せてくるから枕の面積は広い方がいいんだけど、厚みはなくていいんだけどな。

そして、重さもあるから、枕の位置が朝まで動かなくなりました。
特に夏は、寝返りついでに抱え込んだり折ったりしているようで、ときにはよくわからん位置に枕が移動することがあったけれど、大きい枕になったら朝起きてもヘッドボードの前にきちんと鎮座していて、ちょっと新鮮でした。