さて、今年も家計の総括をする時期になりました。
参考:【家計簿大反省会】値上げに悩まされた2022年と、2024年新NISAへの期待
まだ正月の食料品の買い出しはしてないけれど、今年の出費はあとそれくらいのものだから誤差ということにしておきます。
ブリ男の病院も済ませたし、テレビのレコーダーも駆け込みで買ったし、大きい出費はもうないはず。何も壊れなければ…。
参考:年末のデパートは大混雑! ランチ&お茶難民を救う店は?!
そう、今年はエアコンと洗濯乾燥機という大物が一気に壊れたので、家計簿を見直すのは非常に憂鬱でした。
参考:洗濯乾燥機とエアコンを一気に新調して、その使い勝手や感想
洗濯乾燥機はあと2~3年、エアコンも数年は使う気でいたのに、まさかこのタイミングで同時期に買い替えになるとは。
ま、買い替えてみたら新しい洗濯機はやはり快適ですね。エアコンは夏以外は使わないので存在を忘れていますが…。
さて、そんなわけで「住居費」がやけに膨らんだ2023年の家計です。
住宅ローン+管理費+修繕積立金の「マンション」に迫る金額となったわけですから、いかに家電に使ったかがよくお分かりかと。
膨らんだ住居費の代わりに何が割を食ったかというと、貯蓄ですね。
目標の貯蓄率は33%。昨年は29.6%まで頑張ったのに、今年は22.8%までに落ち込みました。そしてワタシの気分も落ち込みました……。
曲がりなりにも貯蓄できているし、貯蓄率23%で今すぐどうこうということはないけれど、現在せっせと貯めているのは老後資金です。
貯蓄が減ったらそのまま老後のワタシが貧乏になるだけなので、身体が弱ったときにお金で解決できるように備えておきたいところです。
毎年面倒で消費税は個別に計上せず食費などの内数にカウントしていましたが、諸物価の値上がりに辟易して、今年は消費税も算出してみました。
…当たり前ですけど税金が昨年より増えてムカッとしますね。
今年は住民税も上がったので、余計に税金が増えています。まだ住宅ローン控除があってこれならば、控除がなくなってからはもっと酷くなるわけでしょ? やってらんないわ。
大体、社会保険と税金の負担の重さって、何なのよコレ。
社会保険と税金と老後の備えで稼ぎの半分が吹っ飛んでいるんですよ。社会保険がなければマンションをもうひと部屋買えるんですよ。
これでワタシが老後を迎えたときに年金も生活保護も破綻していたら笑えないし、破綻していてもいいからせめて今取り組んでいる個人的な備えの邪魔をしないでくれ。
と、毎年イライラしてしまいます。
イライラするくらいなら家計の総括をしなきゃいいのにね。習慣で、ちゃんと見直しておかないとスッキリしないのでした。
そして恒例の、積み上がった資産の割合です。
無リスク資産(現金など)とリスク資産(株など価額や為替で元本割れの可能性があるモノ)の比率がほぼ半々になりました。
いいねー、これくらいだと落ち着きます。
しかしせっかく落ち着いたのに、来年から当分はこのバランスを大きく崩す予定です。
何かというと、来年から始まる新しいNISAです。
妙案もないので全世界株式の投資信託をひたすら買い続け、できれば最初の5年間で1,800万円を埋めてやろうと企んでいます。
新規に1,800万円を投入できるだけの稼ぎはないので、ほとんどは今手元にある資金をNISAに突っ込んでいくことになります。定期預金なんかの無リスク資産からもNISAにブチ込むので、5年後には大半がリスク資産という恐ろしいバランスになる予定。
そんな資産バランスにして大丈夫なのかな…と不安もありますが、そうそう、若い頃はもっと酷い資産状況でした。
参考:家計のバランスシートから投資運用の「出口戦略」を練る!
あの頃は「失敗してもやり直せるだけの若さ」という資産があったからこそできたわけで、アラフィフの今となっては堅実第一でやっていきなよ…と囁くワタシが居ないと言えばウソになります。
が、ゆくゆくは1,800万円を埋めるつもりなら若いうちにさっさとやっちまいなー! と唆すワタシの方が強い。強過ぎる。
かくして、しばらくはNISAに集中し、その後また現金をコツコツ積んで、還暦になる頃にはまた無リスク資産とリスク資産が半々という落ち着くバランスを見たいね、と目論んでいるのでした。
そんなわけで2023年はNISAに突っ込む準備としてあちこちにバラバラと持っていた口座を解約し、資金を証券口座に集中させていました。
おかげで手持ちの口座はかなりスッキリしました。ちょっと早めの終活になってよかったです。
来年は税金と物価高に負けないくらい給料が上がってほしいけど、…無理だろうなあ。
せめて大物家電が壊れませんように。