日本三景・天橋立にて、絶景と美味しいタルトを堪能

せっかく城崎温泉まで行くのだから、天橋立には行っておきたい。

ということで寄り道しました。

天橋立

日本三景のひとつってことでメジャーな観光地なのに、今まで行ったことなかったんですよね。
日本三景、あとふたつはどこだ? と確認したら、宮島と松島らしいです。
宮島は何度か行ったことあるけど、松島は一度もないな。仙台までは何度か行っているのに。死ぬまでに行けるかしら。

さて、昔からの観光地ってことでそんなに賑わってないでしょう。
なんて思っていたらですね。

結構人がいたんですよ。
駅や観光船の発着する港周辺は大勢歩いているし、若いカップルやファミリーも多い。
勝手にジジババばかりの枯れた観光地だと想像していて申し訳ない。

天橋立を上から見るには、南の天橋立ビューランドや北の傘松公園などのスポットがあります。
南から見ると龍がうねうねと飛んでいるように、北からは昇り龍のように見えるそうな。
天橋立ビューランドには観覧車などあるようですが、遊具が楽しいお年頃でもないので傘松公園へ行ってみました。

傘松公園へ行くには、麓の駐車場に車を停めて、リフトやケーブルカーで登ります。

天橋立

昔の人は自分の脚で登ったのよね…。いくら名勝を見るためとはいえ大変よね…。現代人でよかったわ…。
などと文明の発展に感謝しながらリフトに揺られること数分で展望デッキに到着します。

おお、絶景!

天橋立

なるほど、これは感激するわ!
そして雲ひとつない晴天の日だったので、余計に絶景が際立ちました。

それにしても橋の際まで建物があるものなのね、というのがちょっと意外でした。
そして平地から見ると天橋立の魅力はさっぱりです。「あー、あの木が並んでいる部分が天橋立?」というカンジで、知らなかったら湖の対岸くらいにしか思わないかも。
天橋立は上から眺めてなんぼ、ですね。

ここまで来たからには股覗きしてきましたよ。

天橋立

覗いて見た感想は「おお~、……なるほどなるほど」ってカンジ。何がなるほどなんだか。
昇り龍かと言われるとよくわからないけど、うーん、なるほどってカンジでした。だから何が「なるほど」なんだ。

んで、頭を逆さまにして頑張って撮影もしたんですが、何しろカメラのセンサーが優秀なものですから、撮影後の画像はすべて天地が修正されていました。
そんなわけで手動で回転させた写真がこちらです。

天橋立

ね、「なるほど」ってカンジでしょ?

展望レストランで、天橋立と股覗きに興じる観光客を眺めながら一服。

天橋立

お腹が空いていなかったのでジュースだけ頼んだら、クッキーやチョコレートもオマケでつけてくれました。ありがたや。

天橋立は自転車で渡れるんですってね。
レンタサイクルでわーっと走って、ボートでわーっと帰る、みたいなプランが人気らしいです。
季節のいいときは気持ちよさそうですね。この日はとても暑い日だったので「えー、今日はいいや」と涼しいレストランから眺めるだけでした。
こんな風に、キレイな海を眺めてボーッとするなんて久しぶりです。これをハワイやイタリアでやりたいんだけど、いつになったらできるのやら。

かわらけ投げの的。

天橋立

風が強い日だったので、チャレンジせずじまいでした。野球部らしき若人が一生懸命投げてました。

リフトの帰り道は、天橋立を眺めながらなので楽しいです。

天橋立

 

さて、ここまで来たら眺めたい天橋立の風景があります。

それは婦人画報2021年9月号の表紙!

これは旅館玄妙庵からの眺めで、宿泊者でなくともカフェでコーヒーを飲みながらこの景色を見られるというではないですか。
それはぜひやりたい!

ということで玄妙庵まで行ったのですが、その日はあいにく週末で、宿泊者以外のカフェ利用は断っているとのことでした。ちぇっ。

その代わりといってはなんですが、玄妙庵がプロデュースしているパティスリーに行ってきました。
山の麓にあるので天橋立を眺めながらお茶、とかはできないんですけどね。
でも、婦人画報のお取り寄せでクッキーが人気というので気になっていたのです。
婦人画報のお取り寄せ 編集部のお気に入り パティスリー 玄妙庵

店内には、件の婦人画報が置いてありました。
そうそう、これが見たかったのよ…。そしてこの婦人画報を読んで「天橋立もいいねえ」と思ったのでした。

玄妙庵

散々悩んで、食べたのはアメリカンチェリーのタルト。

玄妙庵

これがね、すっごく美味しかったんです。ザ・タルトというか、これぞ食べたかったタルトというか。
生地の香ばしさや食感が理想的で、最高でした。

これに気をよくして店内でしこたまお菓子を買って帰りましたとも。黒豆と酒粕のパウンドケーキとか美味しかった…。
残念ながら婦人画報のお取り寄せのクッキー缶はなかったけど、抹茶やチョコレートのクッキーを買って食べました。これも濃厚でとても美味しかった。
京都や神戸に美味しい店はあるだろうに、なぜこんな場所の店が。と思いましたが、この味なら納得です。
天橋立にお立ち寄りの際はぜひぜひ。そしてクッキー以外にもパウンドケーキやスコーンをお取り寄せできるようにしてほしい…。

 

せっかくここまで来たのだから、ということで伊根町にも足を延ばしてきました。

舟屋が有名な港がある町です。

伊根町

そんなに広くないエリアに、観光客や釣り人が結構いました。
そして車もバイクも多い。生活している人は大変だなあ。

家からすぐ舟を出せるって便利そうだけど、ちょっと海が荒れただけでえらいことになりそう。

伊根町

舟屋のひとつが中国茶専門店になっていたので、入ってきました。
舟屋の中の様子をじっくり見られて面白い。

伊根町

しかしこのお店、メニューがないから困惑しました。

 

久しぶりに観光らしいことをできて、楽しかったです。
たまには日常から離れて変わったことをして、気分転換しなきゃですね。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

4 thoughts on “日本三景・天橋立にて、絶景と美味しいタルトを堪能”

  1. りんむさんのお出掛け記事が復活して嬉しい今日この頃。
    わあ、行ってみたいところばっかりだ。

    日本三景は、宮島しか行ったことがありません。
    天橋立は「名所から一番近い家」という番組で見て以来、行きたいと思ってたんですよ。
    まさに自転車で渡るシーンもありました。
    平地で見ると確かに「?」な天橋立ですが、自転車で渡ると凄く気持ちよさそうでしたよ!
    高所恐怖症なんでリフトは無理かな…。でもケーブルカーがあるから…。

    舟屋もこの目で見たいもののひとつです。
    台風が頻繁に来る土地に住む九州人としては水辺に住むのをためらってしまいますが、良いロケーションだなぁ。
    家の中でも釣りが出来るんじゃない?出来るよね?

    いいなぁ。行ってみたいよー。

    1. ひまわりサマ
      若い頃は古くからのベタベタ観光地に食指が動きませんでしたが、この歳になるとなかなかいいものです。
      天橋立でのサイクリング、気候が良くて時間があったらやってみたかったなあ。何しろ暑い日だったのでとても無理でした。
      ワタシもスキー場のリフトでスッ転んだ経験があるのでドキドキしました笑

      舟屋は、いい天気の中で見たからよかったものの、冬の荒れた日だと「なぜこんなところに家を…」とドキドキしたでしょうね。
      釣り好き・マリンスポーツ好きの人にはいいでしょうけど、毎日住むには大変そうだなあ…と思いました。
      食べ物が美味しいエリアへの旅行は楽しいですね~。九州も久しぶりに行きたいです。

  2. 天橋立…バッチリのド定番コースですね。
    また覗き…やるよね〜笑笑
    リフト乗っての、瓦投げ笑笑
    なんか、りんむじんづさんが観光客に混じってるのか面白かったぁ。

    子供の頃行った時は結構賑わってて、20代会社関係で行った時もまだそれなりに。
    ここ10年ほど前だと、白浜、那智勝浦と言い本当に寂れて潰れてるホテル、旅館も多かったんですけどね。インバウンドで持ち直したのかな?…その後のコロナで完全に終わってなくて良かったですが。

    タルトですか…名旅館も頑張ってるんですね。婦人画報とか雑誌の力は凄い。
    天橋立より伊根の方が元気あるように思えます。
    住むのは…ちょっと無理ですが笑笑

    1. まだむサマ
      股覗き、ばっちりやってきましたよ~笑
      天橋立は実物を見ると不思議な風景で、なるほど名勝となるわけだーと納得しました。世界広しといえどあまり見ない光景かも。
      寂れた観光地もまた味があるわよね…というつもりで行ったらファミリーや遠足で意外と賑わっていて、ゆるキャラが動画配信していたりと頑張っていて面白かったです。

      婦人画報は好きな宿や店が載るので絶大な信頼をおいてまして笑
      婦人画報セレクトなら間違いない! と行ったら美味しくて、また信頼度がアップしました笑
      伊根町も賑やかですね。観光船も人がいっぱいでした。
      確かに住むのは難しいですね~~。

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