ヘルシンキに行ってきました!

事の起こりは数カ月前。いつもはワタシの力では調整のしようがない大きな定例会議の日程がズレることが判明し、仕事が数日間ぽっかりヒマになりそうだということが判明しました。
数日あれば海外に行ける! 直行便のあるヘルシンキなら週末だけでも充分行ける! と思い立ってしまったのですね。
いやいや、ブリ男もいるし海外旅行とか無理でしょ。と、シッターさんに都合を訊いてみると、全日朝晩しっかり対応可能とのこと。
いやいや、何だかんだと別の仕事が飛び込んでくるんじゃないの。と、警戒するも特に問題なく、上司から休暇の承認が降りる。
いやいや、飛行機とホテルが。と、調べてみるとどっちもしっかり空きがある。
これは、行っちゃえってことなのかもしれない。
数年後、ブリ男がシニア世代になって持病でもあったら旅行なんて無理だから、今がチャンスなのかもしれない。
と、思い切って久しぶりの海外旅行を決行したのでした。
ヘルシンキは、イタリア通いをしていた頃に何度も乗り換えに使いましたが、市内に出るのは初めてです。
「帰りにヘルシンキで1泊してイッタラで買い物するんだ☆」なんて野望は果たせなかったのですよ。イタリアまで行っちゃうと1日でも長くイタリアに滞在したいですからね。
今回は3泊とごく短期間の滞在なので、ラップランドにも行かず森にも寄らず、とにかくヘルシンキだけを攻略するだけのつもりで行きました。
心配だったのはお天気。数日前からヘルシンキの予報を見ると雨マークが並んでいました。
白海の辺りはまあまあいい天気だったのに。

フィンランドに入った辺りから雲が…。

ワタシ、晴れ女なんだけどなあ。
ヘルシンキ・ヴァンター空港から市内までは鉄道が便利です。
こちらが空港の駅のホーム。

かなりの天井の高さ。ロシアっぽいですね。ロシア、行ったことないけど。
空港から市内の中央駅への路線は環状線状になっていて、2路線あるP線でもI線でも中央駅に行けるという分かりやすいんだか分かりにくいんだかという状況になっています(P線の方が5分ほど早く着く)。
ホームで切符を買っていたら、P線とI線とどっちに乗ればいいんだ、とどこの国の人か分からないオジサンに訊かれました。どうしてスーツケースを持ったアジア人に訊くかな。どう見ても観光客じゃん。
切符の自販機。英語表記に切り替えられるので何とかなります。

ヨーロッパは少額でもクレジットカードで決済できるので助かります。一応現金で50ユーロほど持って行きましたが(余っていたから)、まったく使いませんでした(そして帰りの空港で、マリメッコで買い物した)。
空港から中央駅までは4.6ユーロ。ワタシは最初間違えて、2.8ユーロの短距離用チケットを買ってしまいました…。「何とかなります」って、なってないじゃん。
列車がホームに入ってきましたよ。

車内は天井が高くて広々としています。行き先を表示する電光掲示板もあれば車内放送もあるので、分かりやすいです。

自転車用の車両がある辺り、ヨーロッパだなあと思いました。
あと、犬を連れて乗車している人も多い。日本と違ってリードさえ付けていればOKなので犬好きにはたまりません。ヨーロッパでは、犬嫌いの人は一体どうやって過ごしているのだろう。
30分ほど列車に乗ればヘルシンキ中央駅です。

一応晴れました。よかったよかった。
ほかのヨーロッパの国同様、駅に改札はありません。車内の検札も、スイスやドイツの長距離列車で見たことはあるけど、ほとんどないですね。キセル乗車が発覚したときに罰金がえげつないのもヨーロッパ各国共通のようです。
ヘルシンキはとても小さな街です。
中央駅から5分も歩くと、ヘルシンキ最大の繁華街エスプラナーディ通りに出ます。日本でいえば東京の銀座みたいなエリアです。
エスプラナーディ界隈には、北欧デザイン好きにはたまらない店が集結!
アルテックも!

マリメッコも!

イッタラも! アラビアも!

マリメッコやイッタラに関してはそこら中に店があって、街中を散策していると「またマリメッコだ」というカンジで遭遇しました。
でも品揃えはマリメッコはミコンカトゥ店、イッタラはエスプラナーディ店と、このエリアの店が最も良かったように思います。
買い物はあとでゆっくりするとして、まずはエスプラナーディ公園の散策から。

晴れました。よかったよかった。
…と思っていたら天気予報は伊達じゃなかったようで、日に1回は雨に降られました。しかも結構な勢いの雨。ゲリラ豪雨かアジアの夕立かってカンジでした。
しかも寒い!
晴れているときに日向にいるとまずまず暖かいけれど、曇っていると本当に寒いです。地元の人も革のジャケットや薄手のコートを着ていました。
ストックマンやソコスなどのデパートを覗くと、必ずコートやダウンジャケットがありました。水着の隣で販売されるウールのコート。なかなかシュールな光景です。
最も気温が高い時期でこれなら、そりゃ太陽をありがたがってビーチに繰り出すわけだよ…とヨーロッパ人の気持ちがちょっと理解できました。
公園を歩いていて面白かったのが、カモメに遭遇することです。

日本で鳩を見かけるくらいの勢いでカモメがいます。

銅像の頭は絶好のカモメスポット。

あっちでもこっちでもミャーミャー鳴いていました。

今までこんなにカモメを見たことがないってくらいカモメを見るうちに、カモメが好きになってきました。なんというか、フォルムが可愛いんですよね。顔はふてぶてしいけれど。
なので帰国日には「ああ、もう街中でカモメを見ることはないんだ」と思うと、ちょっと淋しかったです。
ヘルシンキは小さな街というだけでなく、建築物の高さ制限も厳しくて、全体的にはこじんまりとした印象でした。
パリやローマも中心部は建築物の高さが限られていて景観が守られているけれど、ちょっと郊外に出ると近代的な高層ビルがあるんですよね。それがヘルシンキには摩天楼というものが存在しない。
これはウスペンスキー寺院からヘルシンキ大聖堂方向を見た風景。

空が広いですね。これが首都の風景とは。
こちらはヘルシンキ大聖堂から元老院広場を見下ろしたところ。

閑散としてますねー。これがヘルシンキ有数の観光スポットとは。
ここの画像を日本の友人に送ったら「どこの地方都市?」と返ってきました。名古屋だってもっと賑やかだもんなあ。
観光客も地元の人もいるけれど、どこの観光地でもありがちな「人がぎゅうぎゅう詰めで歩くのが困難」ということはまったくありませんでした。通りによってはみんなどこに行っちゃったの? というくらい人がいなかったし、ふらっと入った教会が無人、なんてこともありました。

車も少ないし、クラクションを鳴らすことが滅多にない。たまに緊急車両が通ると音にビックリします。
店内もBGMがかかっていないか、あってもごく小さなボリュームでとても静か。
とにかく「ヘルシンキは静か!」という印象が強いです。
これだけ静かな街ならストレスがなさそうだけど、それでもヘルシンキっ子は週末には湖と森を求めて郊外へ出るといいますから、君達東京に来たら愕然とするよーと思いました。

いやー、いいです。ヘルシンキ。静かに過ごすにはいい街でした。

というわけで、しばらくヘルシンキのお気に入りスポットレポートが続きますので、お付き合いの程よろしくお願いします!
ヘルシンキ旅行については、旅行メディア「itta」にも記事が掲載されています。こちらもよろしく。
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