先日、十数年ぶりに精米を買いました。

何を言っているかというと、いつもは農家をやっている知人から新米シーズンに一年分の玄米を購入して、密封して炊飯の都度精米をしているので、スーパーで米を買うということを長らくやっていなかったのです。
ではなぜ久しぶりに店で米を買ったのかというと、昨年買った玄米が次の新米シーズンまで明らかにもたない量になったから。
普段まとめ買いしている量は、15キログラムです。
これがちょうどいい量かというとひとりで一年間で食べ切るにはちと多い。外食もするし、パンだって買うし、特に夏は麺類も食べるし、在宅勤務時にせっせと食べて・職場にも弁当を持っていって、それで消費できるかなあ、といった雰囲気です。
消費できないのになぜ15キログラムも買うかというと、それが最小ロットだから。1/4俵なので農家さん的には管理がラクなんだと思います。
こちらとしても市場よりはるかにお安く譲ってもらっているので「あ、いや、12キロあればいいんだけど…」と我儘を言いづらく、余りそうな分は友人とかにお裾分けして消費していました。
が、しかし。
昨年のワタシは脚が痛くて、自炊どころか一時期は食べることもままならなかった頃。
参考:アラフィフ女、坐骨神経痛が悪化する…!
なので世間が米不足で騒いでいるのを横目に「ウチにも米が売るほどあるぞ…。なんとかしないと新米が来てしまう…」と贅沢な心配をしていたのでした。
心配していた通り、脚が激痛の状態で新米が届いてしまいました。
普段は15キログラムのパウチなんてちょちょいで終わるけど、そのときは痛みのピークで、姉を呼びつけて米を運ぶのを手伝ってもらう始末。

参考:アイリスオーヤマ 真空保存フードシーラーで新米の風味をぎゅっと保存!
そのついでに、精米したての新米を姉とその友人に押しつけて、なんとか古米と新米の消費の目処をつけたのでした。

参考:おすすめの家庭用精米機 ~もっと美味しいお米ライフのために~
家庭用精米器、いいですよ。
昔、母がまだ車を運転していた頃はコイン精米機に連れていってもらって精米したりしていましたが、車内に米をブチ撒けてしまったことがあって、精米器を導入しました。
ワタシみたいな独り身だと精米もせいぜい週に一度二度なので、プロペラをぶん回すだけの単純な機械は全然壊れる気配がなく、長年使っています。
食べ盛りのお子さんが3人いる友人宅は、酷使するのであっという間に壊れたらしいですが…。
さて、めでたく米の在庫を減らすことに成功したわけですが。
その後、入院することになって、米はまったく消費されなくなりました。
参考:人生初、椎間板ヘルニア手術と全身麻酔!
でもこれは新米が来たときには既に「手術しましょっか」という話になっていたので、予想の範囲内。
問題は、その後ワタシが休職してヒマになってしまったことです。
参考:鬱病とは、心の風邪ではなく、脳の機能障害である。
毎年年度末は忙し過ぎて米を炊く暇もありゃしないという様相になるのが、一転とにかく暇になり、しかも金がないから家にいるので炊くわけですよ。
朝は大体パンだし、働いてないとそんなにお腹が空かないから1日2食のことも多いし、そんなにもりもり米を食べるわけじゃないけど、「平日は炊飯できるかどうか」みたいな想定に比べればはるかに食べるわけですよ。
そんなわけで「あれっ、次の新米シーズンまでは明らかに米がなくなるな」という、今のライススタイルになってから初めての経験をしたのでした。
いつも米を買っている人に頼めば追加で送ってくれるとは思います。
実際、友人も新米シーズン時の分ではとても足りず、数カ月で追加注文をしているとな。
でも、友人宅は弁当も要る食べ盛りのご家庭で、注文はいつも1俵単位だからなあ。それなら注文を受ける方もやり甲斐あるだろうけど、ワタシの場合「数キロあればいいんですけど…」みたいなカンジなので、手間ばかりかかって益なしになりそうです。
というわけで、まあ2キログラムを一度二度買う程度の話だから、スーパーで買って乗り切るか。という気になったのでした。
そこで久しぶりにスーパーの米の棚を見たのですが。
…玄米って販売されていないんですね。
いや、ないことはないんだけど、選択の余地がなくてしかも高い。
スーパーじゃなくてデパ地下とか商店街とかで米専門店に行けばよかったのですが、今の金がない状態でデパ地下に行くのは心臓に悪いし。
なので仕方なく愛知のコシヒカリの精米を買って、その日の晩に早速炊いたのですが。
……なに、このかぴかぴ加減は。
家で精米したての米が生鮮食品なら、買ってきた精米は乾物かってくらい水分がありません。
気持ち多めに水を入れて炊いたけれど、ご飯は硬めが好きなワタシも「…?」となるレベル。
おまけにいつもは六〜八分づきにするのが、買ってきたのはピッカピカの白米なので、なんというか甘過ぎるというか、剥かなくていい部分まで剥いちゃった果物のほんの中身だけ食べているような物足りない気分になりました。蜜柑の皮の下の白い筋も食べたいのに、缶詰の蜜柑を食べさせられている、みたいな。
というわけで「精米から時間が経った米はクソだな!」ということを改めて思い知ったわけですが。
大量の糠を処分したり精米器の部品を洗ったりする手間がないのはラクだな、と思いました。
精米器を洗うといっても、今は部品を食洗機に突っ込むだけなんですけど、ザルとかまあまあ大きくて食洗機内で幅をきかせるせいで、食洗機に入り切らない皿を手洗いする羽目になるんですよね。
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