ブリ男がウチに来て9年になります。
電撃的に我が家へ連行したのが昨日のことのようなのに、時が経つのは速い。
参考:周到に準備するはずが、出会いはある日突然に

しかし今年のウチの子記念日は、ちょっと暗い気分で動物病院に連れていくことになってしまったのでした。
何かというと、先日ワクチン接種のときに体重が3.8キログラムと激減していたから。
前回病院に連れていったのは昨年の9月。ワタシが入院することになりそうということで「今のうちに」と検査や爪切りをしてもらいに行ったのでした。
そのときは何キロだったかは多分特に何の問題もなかったから伝えられていない、それよりも肝臓の値が良化したのに浮かれていました。
そこから半年余りで体重激減ですから、何かの問題があるに違いありません。
体重激減に気づけずのほほんと過ごしていたことが悔やまれます。
いや、のほほんというかデカい生き物も手術だの休職だの体調が悪くて、特に足腰が痛いときはブリさんが仔猫くらい軽くなっていても「いてて」となって気づかずじまいだったかもしれません。
それでも、カリカリの食べ方が変わったときに「飽きたかな〜」じゃなくて、嘔吐の回数が増えたときに「昔は催吐剤でも吐かなかったのにな〜」じゃなくて、ちゃんと病院に連れていけばよかったです。
どちみちワクチン接種も近いし、寒いときに連れ出すのもな…と躊躇したワタシのバカ。
今回は、先日の血液検査の結果を踏まえたうえでのエコー検査です。
健診時に心音に雑音が入っていたので心臓と、いつも通り肝臓も診ましょうねってことで、結構がっつり毛刈りされました。

うむ、撮らせてくれないからわからんですが、今までで一番デカい毛刈り跡です。大きな饅頭くらいはありましょうか。
肝臓だけだと周りの毛に紛れてわかんないくらいのサイズなんですけどね。
毛刈り…じゃなくてエコー検査を終えたブリさんが待合室に戻ってきて、そこからしばらくまた待ちました。
ちょっと時間が経ってから診察室に呼ばれました。
今回は、久しぶりにブリ男が初診時からお世話になって去勢手術も担当してくれた獣医師さんでした。
ここ何年かは若い人とか女医さんとか別の先生だったので超ご無沙汰です。この先生はなんか物言いとかがちょいちょい面白い人で気に入っているので嬉しいです。
先生も「この子、久しぶりですね〜。よく覚えています」と言っていました。何で覚えられたんだ…?
まずは血液検査の結果から説明を受けました。
検査項目および検査結果
総蛋白(TP)
標準値:5.7-7.8 g/dl
2018年 7.5
2019年 7.1
2021年 6.9
2022年 7.4
2023年 7.1
2024年 6.9
2025年 6.8
2026年 6.9
アルブミン(Alb)
標準値:2.3-3.5 g/dl
2018年 3.5
2019年 3.7
2021年 3.4
2022年 3.3
2023年 3.2
2024年 3.1
2025年 3.0
2026年 2.8
A/G比
標準値:0.4-1.1
2018年 0.9
2019年 1.1
2021年 1.0
2022年 0.8
2023年 0.8
2024年 0.8
2025年 0.8
2026年 0.7
総ビリルビン
標準値:0.0-0.4
2021年 0.1
2022年 0.1
2023年 0.1
2024年 0.1
2025年 0.1
2026年 0.1未満
AST(GOT)
標準値:18-51 IU/l
2018年 36
2019年 42
2021年 47
2022年 60
2022年 50
2022年 46
2023年5月 82
2023年12月 78
2024年 79
2025年5月 91
2025年9月 41
2026年4月 40
ALT(GPT)
標準値:22-84 IU/l
2018年 145
2019年 138
2021年 150
2022年 193
2022年 214
2022年 194
2023年5月 369
2023年12月 411
2024年 442
2025年5月 375
2025年9月 164
2026年4月 138
ALP
旧標準値:0-165 IU/l
新標準値:0-58 IU/l
2018年 75
2019年 70
2021年 71(旧)25(新)
2022年 24
2023年5月 23
2023年12月 30
2024年 26
2025年5月 32
2025年9月 30
2026年4月 25
γ-GTP
標準値:0-10 IU/l
2018年 1.3
2019年 1未満
2021年 1未満
2022年 1未満
2023年 1未満
2024年 1未満
2025年 1未満
2026年 1未満
リパーゼ
標準値:0-30 IU/l
2021年 21
2022年 21
2023年 21
2024年 21
2025年 21
2026年 22
尿素窒素(BUN)
標準値:17.6-32.8 mg/dl
2018年 25.0
2019年 22.9
2021年 26.6
2022年 23.3
2023年 25.2
2024年 24.7
2025年 23.6
2026年 24.5
クレアチニン(Cre)
標準値:0.9-2.1 mg/dl
2018年 1.40
2019年 1.74
2021年 1.55
2022年 1.55
2023年 1.56
2024年 1.32
2025年 1.19
2026年 1.16
総コレステロール(T-Cho)
標準値:95-259 mg/dl
2018年 234
2019年 230
2021年 222
2022年 247
2023年 215
2024年 175
2025年 150
2026年 134
中性脂肪(TG)
標準値:16-130 mg/dl
2018年 43
2019年 120
2021年 25
2022年 27
2023年 16
2024年 22
2025年 39
2026年 16
ナトリウム
標準値:147-156 mEg/l
2021年 153
2022年 152
2023年 153
2024年 151
2025年 150
2026年 153
カリウム
標準値:3.6-5.3 mEg/l
2021年 3.9
2022年 4.1
2023年 4.1
2024年 4.1
2025年 4.0
2026年 4.3
クロール
標準値:107-120 mEq/l
2021年 118
2022年 113
2023年 116
2024年 118
2025年 117
2026年 120
カルシウム(Ca)
標準値:8.8-11.9 mg/dl
2018年 10.6
2019年 10.5
2021年 10.1
2022年 10.3
2023年 10.2
2024年 9.6
2025年 9.6
2026年 9.7
無機リン(IP)
標準値:2.6-6.0 mg/dl
2018年 4.8
2019年 5.2
2021年 4.1
2022年 4.6
2023年 3.9
2024年 3.8
2025年 4.4
2026年 3.5
血糖(Glu)
標準値:71-148 mg/dl
2018年 93
2019年 95
2021年 92
2022年 98
2023年 93
2024年 90
2025年 92
2026年 83
T4
標準値:0.90-9.70ug/dl
2026年 1.57
まず、肝臓関係のAST, ALT, ALPなど。これらは昨年秋の検査時から大きく変化がなく、ホッとしました。
特にALTはここ数年ぎゅいんと上がっていたのが昨年秋突如下がって(それでも基準値より高いけど)、ホントに改善されたのか、たまたまだったのでは、とドキドキしていました。
が、今回もブリさん的にはほどほどの数値になって、そこは安堵です。
今服用している肝臓の薬は、このまま継続しましょうということになりました。
そして今回追加してもらったT4という項目が甲状腺疾患の診断に使うものです。
体重低下と心音の雑音は甲状腺を疑っていたのですが、これが正常の範囲内だったものですから、甲状腺疾患の線は消えました。
では心臓の雑音は何かというと、と先生がエコー写真を見せながら検査結果の紙の裏に心臓のイラストを書いてくれて事細かに説明を始めて、「ブリショは猫種的に心臓疾患になりやすくて。人間みたいに血圧が上がったから心肥大を起こすとかじゃなくて、なんかよくわかんないけど心臓が大きくなるんですよ」とか言い出すので「ああ、心臓か…」と覚悟をし始めたら「…というわけで、心臓の筋肉の厚みは、まあこんなものかという程度で、ここの箇所は緊張とかでキュッとなると雑音が起こりやすくなるんですよね〜」となるじゃないですか。
「…? それは前回も今回も緊張したせいで雑音が入ったってことですか?」と訊くと「そうなりますね」と先生。
いやいや、こんな丁寧に心臓のイラストまで描いてくれて「心臓は正常でーす」て、なんのドッキリよ。
そしてブリさん、平気そうにしていますが、狂犬病ワクチンで荒ぶっている犬達の中にいるのは心臓バクバクもんだったようです。
ではこの体重の急な低下は何によるのかということでエコー写真を診てもらったところ、どうやら小腸周りのリンパが腫れているようです。細かい数字は忘れましたが、通常は3ミリグラム程度の厚みのものが倍になっているそうな。
腸炎を起こしてリンパが腫れているのか、それともリンパ腫なのか。
その辺りは生体で検査してみないことには診断できないとのこと。
選択肢としては、開腹して腫れている箇所のリンパを採取し、検査する。あるいは内視鏡で小腸の生体を採取する。
もしくは針を刺してそこから採れた検体で検査する。
または検査せずに投薬で様子を見る。
投薬といっても何の病気かハッキリしないのであれば不安が募るだけなので、検査はしてもらいたいです。
針でぶすーの方法は、注射程度の負担なのでラクですが、適切に採取できるかどうかは不透明。検査で問題なしと出ても、針が刺さらなかった箇所が悪くて体重低下が止まらず、結局ヘビーな検査をやり直しという可能性があります。
なので全身麻酔をしてしっかり検査をしてほしいのですが、開腹は勇気が要ります。
自分も全身麻酔と腹じゃなくて背中を開いてみると「全身麻酔は大した負担ではなかったけど、背中をかっさばくのは結構しんどかった」というカンジなので避けたいところ。
なのでリンパを直にブチッと採れるわけではないのが気になりますが、内視鏡でお願いすることにしました。
先生も「それがベターだと思いますよ」とのことなので、お任せします。
しかしこの時期、動物病院は狂犬病ワクチンで混み混みです。
加えてゴールデンウィークに突入してしまうので、内視鏡検査は3週間ほど先になりました。
検査結果が出るまでは1カ月くらいかかりそうです。
1カ月間、悶々とするのか…。
一時的な腸炎とかで済めばいいのですが、リンパ腫となると厄介そうです。
猫又まであと10年以上あるのに、さて無事に過ごさせてやることはできるのかどうか…。
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