先日友人と食事したときのこと。

友人が「こないだ寝ようとしたときにマンションの火災警報器が鳴ってさー」と話しました。
結局誤報だったようですが、寝入り端にマンションの外まで避難して消防隊員が安全を確認するまで待機しなきゃいけなかったとのこと。
早寝のワタシは「そんな時間に火事があっても、きっとワタシは気づかずに寝てるわ」と、友人と笑い飛ばしていました。
その直後、ワタシの住むマンションでも火災警報器が鳴りましたよ…。
もうそろそろ朝(といっても我が家の朝は3時台…)かなーと何となく意識が戻りつつあった頃。
いつもはベッドの上で毛繕いしたりまったりしているブリ男が、珍しく物見台に乗っています。暗い時間に物見台に乗るのは雨が強く降っているときくらいなので、うとうとしながら「珍しいな」と思いました。
耳を澄ますと、どこかで何やらけたたましい音が鳴っています。
あー、これが気になって外を見ているのか。
どっかで駐車してある車の警報でも鳴っているのかな。
と思った瞬間、部屋の中でも警報が鳴り「火事です」とアナウンスが入りました。
えっ、マジで? こないだの友人宅みたいに誤報じゃないの?
とは思いましたが、万一マジで火事だとイヤなので避難するしかありません。
とりあえず室内の警報音は切って(うるさいから)、避難の準備を始めました。
目が覚めていたつもりですがまだ寝ぼけていたようで、ワタシがまず取った行動は「トイレに行く」でした。
だってもうすぐいつも起きる時間だから膀胱がさ…。
その次にやったことは、着替え。
今パジャマ代わりにしているのは生地も色も薄ーいユニクロのルームウェアだからスケスケで、そのまま外に出るのはいろいろと問題があるのですよ…。
さすがに顔を洗っている時間はないなーとここでようやく頭が冴えてきて、急いでブリ男をキャリーバッグに押し込みました。
ブリ男は初めて聞く警報にビックリしたようで、いつもはそんなことしないのにソファの下に潜ろうと一生懸命でした。

フリーステッチ パルコディキャリー
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ブリ男をバッグに入れた後、持ち出すための貴重品をバッグに投げ込み。財布と身分証明書と家の鍵とスマホと、あとは何だ。通帳と印鑑でもあればいいかな。
と、ブリ男とバッグを持って玄関から出て階段を降りて避難すると、消防車はとっくに到着していて警報元の部屋に突撃中でした。
ああ、避難が遅かったか。マジで火事だと死ぬパターン…。
まだ真っ暗な中マンションの住人も多くが避難し終わっていたようで、ワタシの後からマンションから出てきたのは数世帯といったところでした。
時間帯がアレなので皆さん服装はアレですが、マスクをきちんとつけている方がほとんど。あっ、そうか、煙を少しでも避けるという点でもマスクは要るわね。
と、顔剥き出しで出てきてしまったワタシは濃厚接触を避けるためにマンションから離れてみました。
犬を飼っているご家庭はいつものお散歩グッズをそのまま持ち出したようで、興奮するワンちゃんに水を飲ませたりしていました。あっ、そうね、ブリ男の用品は何も持ち出してないわね…。
結局、友人宅同様誤報だったようで、さほど待たずして部屋に戻っていいと消防隊員から指示がありました。こんな時間でも素早く出動してくれる消防隊員や救急隊員、警備員には感謝です。
夜明け前といっても充分暑かったし、なんだかいつもは見かけない赤いチカチカした車はいるし(←消防車)、ブリ男はすっかり興奮してしまったようで口を開けて呼吸していました。
夏に動物病院へ行くとやはり同じように口を開けてしまうブリ男さん。一度病院の待合室でこの状態になったので、診察室に入ったとき取るものも取りあえず「先生、ウチの子が口呼吸を始めてしまいました…!」と訴えたのはいい思い出です。
興奮しただけですよ~心配ないですよ~と教えてもらいましたが、いつもへの字口をしている子の口が開いているのを見るのはハラハラします。
かといって犬みたいに水をごくごく飲んでくれるわけでもなく、ご褒美と称してニュートロのペースト状のおやつをあげました。
おやつを平らげた後もしばらく口が開き気味でしたが、涼しい部屋でまったりしていたら落ち着いたようで、いつものへの字口に戻りました。
それにしても、今回は誤報だったからいいようなものの、避難訓練みたいな経験をしてあれこれ考えてしまいました。
まず、パジャマはもうちょっと考えないといけませんね…。
着の身着のままで外に飛び出せるように、ワンマイルウェアくらいで寝るようにしないと。
あとは、緊急時に持ち出すべきモノ。いざというときは頭が回らないものですね。
今回最も「あっ、しまった」と思ったのは眼鏡でした。
在宅中はPCに向かうときと映画を観るときくらいしか眼鏡をかけず裸眼で過ごしているので、すっかり忘れてそのまま外に出てしまいました。火の気がまったくないマンションを外から眺めているときに「あっ、見えん」とようやく気づいた次第です。
ホントに焼け出されたらまず眼鏡を作りに行かねばならないとなると面倒くさい。
後からじわりと「あれも持ち出せばよかったかな」と思ったのは、PCのバックアップを取ってある外付けHDDです。
あるいは、どうせウチにあるのはノートだからPCごと持ち出してもいいかも。
最低限必要な書類や写真はクラウドに上げていますが、全部のデータではないんですよね。お金で買い戻せるモノはともかく、データは二度と戻らないからなあ。
パスポートやマイナンバーの通知書も持ち出せばよかったかも、とも思いましたが、免許証は持ち出せたので何とかなるでしょうね。
スマホの充電器もあった方がよかったかな…。コンビニでも買えるからいいか…。
それと、この季節に着の身着のままというのは危険ですね。
夜明け前だったからいいけれど、真昼間に水もタオルも日除けもなかったら死んでしまう。
ま、大地震と違って自分ちが焼けただけなら買えば済むモノではありますが、もし40℃に迫るような暑さの中なら短時間の避難でも多少は対策が要りそう。
逆に真冬でも危険ですが、雪の降らない地域なので凍死することはないと思われます。
今年はまだこれからが台風シーズン本番ですし、その前に避難訓練的なことを経験できて幸いだったのかもしれません。
とにかく、いざというときに頭が回らない(寝起きだったから余計に)ということはよーく理解したので、日頃から緊急時の持ち出し用品リストは作成しておかなきゃいけないと反省しました。
参考:おひとりさまの防災用品

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