飼い主の食事の進捗を見守る猫。

食後のブリ男。

テーブルを占拠してのびのびしています。

以前は、この食後ののびのびタイムがブリ男とのいちゃいちゃタイムになっていて、楽しみでした。

ブリ男がゴハンを食べ終わってテーブルに乗る。
満足そうに洗顔をする。
心ゆくまで洗顔をしたらどーんと伸びて、デカい生き物の手を枕にして寝る。
ブリ男もデカい生き物も幸せ。

というひととき。

ブリ男はワタシの膝の上で寝るということを生後半年で放棄したので、これが唯一の「やーねー、猫に拘束されて動けないわ（幸せ）」タイムでした。
手を枕にされないときは、ブリさんの苦手なブラッシングタイムにしていました。満腹で眠いときはそれなりにブラシをさせるので「チャンス！」とばかりにブリ男の無駄毛をせっせと回収していたのです。

それがブリ男は変わってしまいました…。

きっかけは、歯肉炎ぎみになったことです。
参考：【猫の病気】ブリ男、歯垢がついて歯肉炎発症…？

歯磨きも嫌がるので、１日に一度しかしていません。
ウェットフードが多めの子なのにこれではまずい、でもこれ以上「デカい生き物は歯磨きするから嫌い！」となっても困る。
ということで、ウェットフードを食べた後にグリニーズも与えてみたのです。

そしたらこれがブリさんに大ウケでした。

一発で「食後のグリニーズ」を覚えて、食後はテーブルでまったりせず、皿の前でひたすらワタシを待つようになったのです。

この投稿をInstagramで見る

りんむじんづ(@lingmujingzicom)がシェアした投稿

もっとリラックスしてくれ…。

大抵は、ブリ男のゴハンを準備してからワタシの食事を用意し、ブリ男が食べ終わってからワタシがゴハンという流れです。
なのでワタシが食べている間ずっとブリさんからプレッシャーがかかります。落ち着きません。

ああ、お腹いっぱーいって顔してうとうとしていたブリさんはもう帰ってこないのか…。
と落ち込んでいたら、最近ちょっと様子が変わりました。

食後にテーブルに乗って洗顔をし、その後どたーんと横になるようになりました。

おっ、食後のうとうとタイムが復活かな？
とブリ男を見守りながら食事をしていると、ブリ男はワタシの方をチラチラと見てきます。
よしよし、デカい生き物とのいちゃいちゃタイムを楽しみにしているのかな？ 待っててね、食べ終わったら存分になでなでしてあげるからね〜。

とワクワクしていたら、ワタシの皿がカラになる直前にケージの２階へ戻るのです…。

グリニーズをワタシが食べ終わってからあげていたので「皿がカラになるまではまったりしていてもヨシ。カラになったらスタンバイするぜ！」と判断したらしいです。無駄に賢いです。

ブリ男のゴハンと違って、ワタシの場合は毎回皿も皿に乗るモノも違います。それなのに的確に食べ終わる直前にケージへの移動を開始します。よく見ているんだなあ。
しかも、食後に食べようと用意していたお菓子（水羊羹だのフルーツだのチョコレートだの）は別腹だと理解しているようで、お菓子に取りかかる前、水を飲んでいると「もう食べ終わったんだろ。早く寄越せよ」とパンチしてきます。よく見ているんだなあ……。

そんなわけで、テーブルでまったりしているブリさんを眺めたかったら、ゆっくり食べるしかありません。
といってもワタシの用意する食事じゃ何十分も場が持つわけもなく、心ゆくまでブリ男を眺めるというわけにもいきません。
そしてグリニーズを食べた後もなでなでの許可が下りるでもなく、抱っこしようとすると脱兎のように逃げていきます。
ああ、ブリ男の心を奪ったグリニーズが恨めしい。

グリニーズの効果は、どうなんでしょうね。
歯茎の状態は変化なしです。悪化してないからまあいいか、なカンジです。
食いしん坊の坊ちゃんはどの味でも喜んで食べてくれるので、そういう点では非常にラクです。