半分終活のつもり、半分は資産をNISAに集約させるつもりで、昨年から銀行口座などの整理をせっせとしています。
参考:久しぶりの銀行窓口行脚で、意外な対応をされる…?

おかげさまで整理はすこぶる順調で、「えっ、それは潰すつもりなかったのに」という口座まで亡きモノとなり、えらいキレイさっぱりとなりました。
何が予定外に潰れたかというと、勤務先の財形貯蓄制度が変わってしまったのでその口座を解約したのでした。
財形貯蓄、ゴミみたいな金利で役に立ちませんが、現金をガッツリ貯めるには素晴らしい制度なのでワタシは愛していました。
ワタシの手を一瞬もかすめず、天引きされてしまうお金。
それを引き出そうとするとATMでポチポチというわけにはいかず、書類を書かなきゃいけないし、自分の元へ来るにもタイムラグありまくりだし、ちょっとやそっとのことでは下ろす気になれないお金…。
ゴミ金利といっても銀行の定期預金よりはマシで、元本を死守したいお金を半ば強制的に作るには便利だったのです。
面倒くさがりにとって下ろすハードルが高いというのは素晴らしい機能で、今まで引き出したことは前のマンションのローンを完済するときだけでした。
参考:【必読!】住宅ローンを短期間で完済するために
んで、その後も「そのうち何かに使うかもしれないし」と無目的に天引きし、今のマンションを買ってからは「いずれ完済資金に充てればいいし」と、引き続き天引きしていたのです。
引き続きというか、今のマンションを買ってからは天引き額を増やしていましたね。
前のマンションを売ったお金の一部を投資信託に回してしまったので、こっちが増えるどころか株が暴落して半減になっても対応できるように…と、ゴリゴリ貯めていたのでした。
この数年間は半減どころか1.7倍くらいになっていますが。
と、カビくさい制度を愛用していたのですが、時代の流れには逆らえません。
ちょっと前までは「財形貯蓄なんて儲からないよ…? こっちの制度にした方がいいんじゃないの?」と会社に注意喚起? される程度だったのが、ついには「もうこの制度やめるよ…」と通達されてしまいました。
愛用してきた制度なので、もっと感動的な別れを想像していました。
何なら退職するまで解約しないくらいのつもりでいたわ。まさかこんな何でもないときに解約の書類を書くことになるとはねえ。
さて、塵積でそこそこまとまった金額になっていたお金ですが。
これをどうするか、というのがワタシの今夏の悩みだったのです。
勤務先には財形貯蓄以外の資産運用の制度があるけれど、中途半端で使いづらく、ワタシは今はもう利用していないものばかりです。
使っているのは企業型DCくらいですね。
これも商品ラインナップがすごく限られていて不満でいっぱいです(さすがに最近信託報酬がバカ高い商品は外されたけど、20年前はそれしかなかったという体たらく)。
そんなわけで自力で運用するというのは秒で決まりましたが、どうするかはちょっと迷いました。
最もグラッときたのは、まるっとNISAに突っ込むことです。
参考:2024年開始の新しいNISAに向けて金策中
NISAの1,800万円の枠を埋めるのが今後数年間のワタシの最大のミッション(ほかにやることはないのか…)なので、塵積財形全額をNISAに突っ込めると非常にラクになります。
が、そうすると今のマンションの住宅ローンを完済できる現金がなくなってしまう。
現実的には、財形のお金もNISAに突っ込んで、充分に増やしてローン完済に充てるというのが賢いやり方だと思います。というかそうするべきだと頭では理解しています。
しかし、それで株が暴落したら目も当てられない。
少し前、今の部屋を買った頃なら「完済資金を株に回した後にもし目減りしても、また働けばいいから」と思えたけど、この歳になると「今から穴埋めとかムリムリムリムリ!!」となります。いずれ必ず支払うべき分のお金は毀損したくない、できない!
というマインドになって、嗚呼ワタシも老いたなあ…と思いました。
というわけで、今回は安全を期して、財形貯蓄のお金は住宅ローン返済用口座におとなしく移したのでした。
返済用口座に残っていたお金と今回移動させたお金を合計すると、住宅ローン完済金額に到達します。
ローンの金利分だけでも稼ぐようにと返済資金の一部を投資信託に変えたけど、それに触らずローンを退治できる目途が立ったわけです。これはこれで気が楽です。
そんなわけで、ワタシが使っている口座は今こんなカンジです。
- メインバンク …生活費と生活防衛費
- サブバンク …住宅ローン返済用
- 証券口座 …老後資金用
以上。
これ以外は企業型DCなど歳を取るまで触れられないものだけです。
今すぐ死んでも家族は片づけに困らないだろうなあというレベルまでこざっぱりしました。
あちこちに中途半端に口座が散乱しているのも落ち着かないけど、ここまでこざっぱりしているのも心許ないものです。
余裕のお金がなくて固定資産税を払うお金がない!? で書いたように、にちにちの生活費を支払う場面でも「やべー」となる。
今までは「あの銀行口座に放置してあるお金は雑に使っていいから」とか「その銀行口座はブリ男用だから」とか「手持ちのお金がないといっても、ワタシには財形貯蓄がついているから」とか、いろんな口座が盾となり堀となり心の安寧を守ってくれていました。
が、今は大した金額が入っていないメインバンクが剥き出し状態で晒されている感覚です。
この経験は初めてのことで、結構怖いな…と思っています。
これはそう、父親が鬼籍に入って自分の死ぬ順番が近づいていると思ったときの感覚に似ている。自分が何にも守られていない、肌がひりつくようなあの感覚。
ま、ガチでメインバンクがショートしたらサブバンクや証券口座の一部を取り崩して使えば済む話なのですが、用途を決めて移動させたお金を別の目的で使うということにものすごーーーく抵抗があるのでギリギリまで耐えてしまいそうな気がします。
次の課題は、住宅ローンをいつ完済するかということですね。
控除期間が終わったらさっさと返して気楽になるか、大した金利じゃないうちは借りっぱなしにしておくか。
今みたいに返済資金をとりあえずまとめて置いてあるだけならさっさと完済しちゃえばいいじゃない。という気持ちが大きいのですが、いつでも完済できる準備ができているからこそ有り金をNISAにブッ込む気にもなるわけです。
なのでNISAを埋めて、多少貯蓄を作るまでは借りっぱなしかなあ。なんて気もしています。
そして、財形貯蓄亡き今、ゴリゴリに現金を貯めるには今後どうしようかというのも課題です。
メインバンクの積立定期でもいいんだけど、これも飽きたしなあ。
ブリ男用貯蓄を作った後は、定期預金代わりに個人向け国債の変動10年を買い続けてもいいかもしれません。でもこれだと老後資金みたいになっちゃうか…。
財務省 個人向け国債
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