2024年開始の新しいNISAに向けて金策中

毎年、年末になるとその年の収支を報告していますが。
参考:【家計簿大反省会】値上げに悩まされた2022年と、2024年新NISAへの期待

実は夏にも一旦資産の整理をしています。

Money

なぜかというと、夏のボーナスが出ると薄給会社員としては割と大きな動きとなるから。
今の勤務先はボーナス支給が7月なので、7月と12月に「今のお金はどんな具合かな~」とチェックしています。
この夏は8桁目の数字が変わるというビッグイベントがあったので、ちょっと嬉しかったのでした。円安効果、スゴいなー…。

 

さて、今年も残すところあと5カ月。
こないだ2023年が明けたところじゃなかったっけ?? という時間の感覚なので、そろそろ2024年への備えをせねばなりません。
いつもは新年の支度なんて10月にお節料理を買うくらいですが、来年は新しいNISAが始まるので、今からソワソワしています。
金融庁 新しいNISA

新しいNISAとは、保有期間が無期限、保有限度額が1,800万円に改定される非課税口座制度。
現行NISAは年間投資可能額120万円が5年間の600万円、つみたてNISAは年間40万円の20年間で800万円ですから、現行のNISAとつみたてNISAを合算した限度額よりも多く、しかも無期限という「金融庁、よくやった!」としか言いようのない改定です。

ワタシ的には限度額アップもさることながら、保有期間が無期限というのが嬉しい。
期限があると「期限が来るタイミングで大暴落していたらイヤだなあ」というのが心配でしたが、無期限ならお金が必要なときに売るというシンプルな運用で済みます。
そんなわけで新NISAはしっかり利用する気満々で、限度額の1,800万円も最短で埋めるつもりでいます。

問題は、1,800万円もどこから持ってくるかということです。

新しいNISAの年間投資可能額は、つみたて投資枠が120万円・成長投資枠が240万円の計360万円。
手取りが1,000万円くらいあるような人なら新NISA枠を新規の資金でゴリゴリ埋めていけばいいのでしょうが、ワタシは新NISAを新たに埋めていったら霞を食べて生きるしかないという程度の収入です。
では無理のない範囲で枠を埋めていけばいいじゃん。
というのが最も健全ですけど、そのペースだと埋め切る前に退職のお年頃になってしまいます。

ワタシは「借金返済は最大の投資」「非課税制度はしゃぶり尽くす」「投資は『銀行預金よりマシ』程度の勝ちでよし」というのをお金の三大ポリシーとして掲げています。
(今はそれをひっくり返して借金を抱えた状態だけど、住宅ローン控除で金利以上に戻ってくる期間は敢えての借金。)
非課税制度をなるべく最大限に活かしたいのと自分の年齢を考えると、無理してでもさっさと新NISAの1,800万円を埋めるのが得策だと考えています。
ではその無理をどう押し通すか。これを考えるのがワタシの2023年の課題でした。

現在の資産の中から、年金の類で60歳まで触れないお金と住宅ローンの残債分、それに生活防衛費を除くと、1,800万円あるかな…? といったところです。
足りない分は向こう5年間に作れるであろう貯蓄を合わせれば、まあなんとかなるかな…というカンジ。
それらを全部投資に突っ込むのはなかなかヒヤヒヤしますが、住宅ローン分と生活防衛費に触らずに済むなら一定ラインの心の安寧は確保できそうです。

んで、この新NISA枠に突っ込めそうな1,800万円の内、一部は定期預金やら散らばったまま放置していた普通預金やらで、他は特定口座の投資信託です。
この定期預金やらが厄介です。
昔は使っていたけど今使っていない銀行の口座とか、無目的に何となく毎月積み立てていた定期口座とかで、普段ネットバンクでバリバリ使っているわけではないのです。これらからお金を集めようとすると、窓口に行ったり申請書を出したりとひと手間かかります。
これに手間がかかると分かっていたので、新NISAの概況が見えたときに「あー、夏休みは銀行行脚をしなきゃなあ…」と早くもウンザリしていました。

手間がかかってウンザリな口座だからこそお金が貯まっていたわけですが。
解約行脚はもっと先、老後に突入した頃だと思っていましたよ。
NISAは老後資金のために利用するつもりだし、歳取ってから面倒なことをするより今の内にやった方がラクという天啓だと思って頑張ります…。

特定口座分については、売って、税金を払って、改めてNISAの口座で買い直しとなるので、これまたなかなかウンザリです。
税金払うのか…。感覚としては自分の口座間で移動させるだけなのに…。現行NISAから新NISAにスイッチさせてくれればいいのに…。でもそれが実現したところで現行+新制度で合計1,800万円上限とかに改悪されそうだな…。
と、悶々としています。

なんてことをつらつら考える中、どういう順序で新NISAに移すのがいいのかなーと悩み始めました。

最初は単純に「評価額が小さい内に(税金が安い内に)特定口座分を売り払って移し、後から定期預金とか現金で埋める」と考えていました。
今の特定口座には、新NISAで買うつもりのeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)はあまり入っておらず、ほとんどが先進国株式の投資信託、それと少々の個別銘柄株式と興味本位で買ったバランスファンドがちょろっとという状況です。
個別銘柄は何十年も運用するつもりはなく、ほどほどのタイミングで売る気なので、NISAに移すほどでもないかなと思っています。額も小遣い程度だし。
バランスファンドは手数料が高いし、ファンド内でバランスを取るより自分で現金と株式で割合を調整する方が気楽だと分かったので、これを機会に売る予定です。

特定口座から新NISAへの移し替えで最も気楽なのはオール・カントリーです。
同じ商品を同じ金額で同時に売り買いすればいいだけだもの。
含み益がスゴいことになっている先進国株式は「ホントに全世界に乗り換えていいんだろうか…。このまま先進国で突き進んだ方がいいんじゃなかろうか…」という迷いがあるけど、同じモノなら何も考えずに済むよね。
と単純に考えていたのですが、売る方は税金がかかることを思うと同額で処理すりゃいいってわけでもないですね。

税金支払い後にも新NISAの1,800万円を確保できるように、特定口座を売るのは後回しにするべきか。
いやいや、5年以内に株式暴落があったら新NISA枠を埋めるのが怪しくなるから、やっぱり特定口座分からさっさと動かすべきか。
特定口座も、どの商品から処分していくのが最適なのか。

と、小さなことですが「どうしたものかなー」とグダグダしています。
特定口座分の売る算段をつけたら、定期売却の設定をしなくては。グダグダしていると、あっという間に2023年が暮れていきそうだなー…とぼんやり考えています。
SBI証券 投資信託定期売却手順

資金が潤沢にあればこういうちまちましたことに悩まなくていいのにね!

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

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