新居は1LDKです。
洋室1部屋をまるっとクローゼット部屋に改造してあります。
部屋の四辺のうち、窓のある壁以外にはすべて造り付けの収納を設置。
部屋の中央にはハンガーラックを置いて、どの収納へのアクセスもストレスがないようにしています。
まともな部屋として使う気はまったくない。
旧居も似たような1LDKで、洋室をそのうち寝室なり書斎なりに改造しようと企んでいました。
しかしLDKで生活すべてを済ませてしまうというスタイルが沁みついてしまい、洋室はただの物置状態に。
それなら新居では洋室を初めから機能的なクローゼット部屋として作り込んでしまおうと考えたのです。
壁という壁を全部収納にしたいと最初にインテリアコーディネーターさんに伝えたところ、壁がないと生活しづらいですよ…と止められました。生活する空間じゃなくて収納スペースにしたいんですとワタシが言うと、それならと徹底的に収納を造ってもらえました。
参考:新築マンションの設計変更;一番やりたかったことは?
メインは、上の写真に写っている幅200センチ強のクローゼット。
ここにオールシーズンの衣類を収納しています。コートもパジャマもスーツも登山アイテムもすべてここに入っています。
今まで1カ所のクローゼットに集中して衣類を収納できたことがありませんでした。
1Kに住んでいたときはクローゼットに収納しきれなくて、ベッド下や洗濯機上も使っていたし。
ちょっと広いアパートのときは、収納容量は充分だったけどクローゼットがあちこちに点在していたし。
1軒目のマンションではクローゼットにスーツケースや玄米(!)を入れていたせいで衣装ケースは収納できなかったし。
参考:パントリーとお米の話。
今でこそ衣類はだいぶ減ったからいいけど、今の3倍は所有していたときなんて「ああ、そういえばこんなアイテムもあったわネ…」とマジで存在を忘れていることもありました。
なので「この扉さえ開ければワタシの服はすべて見渡せる!」というクローゼットにずっと憧れていたのです。
参考:40代オトナ女子のワードローブはこれだ!【初夏~夏編】
クローゼットの奥行は60センチ。
服だけを入れるためのクローゼットを作りたい! という野望があったので、ほかのモノを入れたくならないようにギリギリの60センチにしました。
ところが、内覧会で実物を初めて見たとき「60センチにするんじゃなかった!」と激しく後悔しました。
というのも、これまで住んだ部屋はどれもクローゼットの奥行が大きかったからです。
マジモンのウォークインクローゼットもあったし、奥行90センチのなんちゃってウォークインクローゼットもあったけど、奥行60センチなんて実家で使っていた箪笥以来無縁でした。
なので最初に見たとき「せっまー!」と驚愕したんですね。カバーに入れたコートが入らなかったらどうしようと心配になりました。
実際に収納してみたらガーメントバッグもちゃんと入るので、クローゼットの奥行はやっぱり60センチでいいみたいです。
でも、70センチにしておけば無印の奥行55センチの衣装ケースが入るから、ケースを積んである部分の間口が狭くてスッキリするかも。
でもでも、奥行が深いケースって奥の方の出し入れが面倒だからやっぱりこれでいいかも。
でもでもでもでも、せめて内寸60センチを確保してもらえば(上で言っている60センチは壁芯なので、扉の干渉部分を除くと収納有効スペースは数センチ狭い)ゆったりしてよかったかも。
と、ぐだぐだしてみました。
結論:クローゼットの奥行は60センチでも問題ないけど、65~70センチあると衣装ケースの選択肢が広がる。
てなところでしょうか。
これが奥行90センチのなんちゃってウォークインクローゼットになると、デッドスペースが広がるだけなんだよね。旧居がそのパターンでした。
クローゼット部屋の面積自体には余裕があるんだから、メインの幅200センチのクローゼットくらいは余裕を見て奥行70センチにしておけばよかったかなあ。
後悔というほどの後悔ではありませんが、クローゼット内部で文字通り幅を利かせているワイドな収納ケースを見ると、そんなことを思わないでもないです。
参考:【web内覧会】クローゼット
【間取り図】新築マンション設計変更 Before→Afterを大公開!
3 thoughts on “【実証!】クローゼットの奥行き、何センチが最適?”