夜中にしか甘えない猫

真冬は、ワタシが布団に潜り込むとブリ男もベッドにやって来て、ワタシの脇にずっぽり納まって寝ていたものでした。

猫

それが暖かくなってからは寄りつきもしません。
同じ部屋で過ごしているのに何この距離感…。と、夏は涙で枕を濡らしながら寝ています。

しかし、本格的に暑くなってからブリ男の様子が変わりました。

何かというと、連夜ベッドへ来て、ふみふみしまくっているのです。

ブリ男は大人になってからはあまりゴロゴロも言わないしふみふみもやらなくなってしまいました。
が、なぜかワタシが寝ている夜中にはふみふみが発動されます。しかも踏むのは布団ではなく、ワタシの二の腕…。
寒い時期はワタシが布団の中に腕をすっぽり収めて寝ているからあまりふみふみしないけど、暑くなってからは腕を放り出して寝ているのでふみふみしやすくなって、それで毎日のように踏んでいるようです。

この季節は半袖のシャツで寝ているので、素肌にブリ男の爪が食い込みます。なので夜中1時だろうが目が覚めてしまう。
しかも爆音で喉をぐるんぐるん鳴らしているし、左の腕をぐいぐい踏んだ後は胸の上をのっしのっし歩いて右の腕に移り、右の腕をぐいぐい踏んだ後はワタシの顔の上に座って休憩して、今度は鳩尾をぎゅーっと押しながら左に移って…とやるので、目が覚めないわけがない。

時々「いたた」となりつつも甘えているブリ男が可愛いので撫でようとすると、「コイツ起きてるじゃん!」と気づいたブリ男はベッドから慌てて降りてしまいます。
どうも男の沽券に関わるとでも思っているのか、ふみふみの現場は見られたくない様子。なのでブリさんのふみふみに気づいても寝たふりをしています。
片腕が布団に入ったままだと、ワタシの腹の上に立った状態でブリ男が戸惑うので、ゆっくりと、慎重に、あたかも寝返りを打っているだけですよ~てな体で、そーっと布団から腕を抜きます。
するとブリさんは意気揚々とそっちの腕に乗り、ぶーぶー言いながら熱心に踏みます。可愛いです。

というのが何日か続き、いよいよ熱帯夜かというカンジに最低気温が高くなって、布団から腕を出すどころか腹も脚も放り出して寝るようになり、布団からタオルケットに入れ替えることにしました。

タオルケットのシーズンって大好きです。
タオル地が好きというのもあるし、洗うのがラクだからというのも大いにある。
布団カバーを外して洗って、また紐をちまちま縛ってセットして、というのは面倒ですもんね。タオルケットならそのまま洗濯機にボスッと放り込んでやれば済むので気楽です。

タオルケットを敷いたベッドを見て、ブリ男は大はしゃぎ。
布団が嫌いというか、ベッドの様子が変わるのが面白いらしく、タオルケットの上にオモチャを持ち込んでハッスルしていました。
夜、ワタシがソファでダラダラしているときも、いつもは椅子やテーブルの上で寝るのがベッドに移動していました。

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このままワタシもベッドに上がったら、久しぶりにブリさんと一緒に寝られるんじゃない!?
と、そーっとタオルケットに潜って消灯したところ、ブリ男はおとなしく足元で丸まったまま。
一緒に寝るのは久しぶりだねえ。とウキウキしていたら、ものの数分でベッドから降りて椅子へ移動してしまいました…。

その日の夜中。

タオルケットからも腕を放り出し寝ていたら、左の二の腕に肉球がめり込む感触があります。

おっ、今日もふみふみしに来たか。
と思ったら、ブリ男は踏むのをやめて、そのまま枕元にどーんと横になりました。

ブリ男は仔猫の頃、毎晩ワタシの枕元で寝て、喉を鳴らしながらゴロゴロ転がって撫でろ撫でろと甘えていました。
そして腕の上で寝るので、寝不足だし腕は痺れるしで「猫を飼うのって大変だな」とにやけたものです。
いつの間にか「俺、ひとりで寝れるし」的な態度になって、ベタベタするのは暖を取るとき…みたいになっちゃいましたが、こうしてたまに仔猫と同じように甘えてきます。可愛い…。

 

これでワタシが起きているときにも甘えてくれればもっと嬉しいのに、ワタシの活動時間中は「アイツに捕まるとろくなことがないから(歯磨きとか)」的な態度で警戒するんですよねえ。
同じ部屋で過ごしているのに何この距離感…。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

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