ブログの更新が滞っていました。
特にこれといった理由もないのですが、平日は出勤で疲れ、週末は病院をハシゴし(猫と人間の)、梅雨明けからの猛暑でへとへとになり、ということでなんとなくサボっていました。
その間ブリ男の様子はどうだったかというと。

鼻炎や結膜炎が治って、涙焼けで禿げていた顔も元通りになって、冷房の効いた部屋で呑気に過ごしています。
正確にいうと、エアコンをつけっぱなしにしているリビングではなくて、クローゼット部屋で昼寝することも多いっぽい。ほかほかの部屋にほんのり流れ込んでくる冷気が乙なようで。贅沢ですな。
と、元気に過ごしていたのですが、ある日の明け方嘔吐をしました。
明け方、お腹が空いたのか皿に残っていたカリカリを食べる音が聞こえてきて「あー、そろそろ起こされるお時間ですか」とうとうとしながら考えていました。
しばらく経ってから「けこっけこっ」とお馴染みの音が聞こえてきます。
二度目の開腹手術以降吐いたことはなかったので、ギョッとして跳ね起きました。
トイレで未消化のカリカリなどを豪快に吐くブリさん。
また腸に毛玉でも詰まっていたらどうしよう…と蒼ざめながらトイレの片づけをするデカい生き物。
その後ろで「あー、スッキリした」とでも言わんばかりにカリカリマシーンのトレイに残っていたカリカリをカリカリ食べるブリさん。
吐いたばっかりだからやめておきなさい…。
まだ時間が早かったこともあって、片づけ終わったらもう一度ベッドに戻りました。
…すると程なくして「起きないってどういうことだよ」とブリさんが起こしに来ます。
退院した日はべったべただったブリさんも、今は暑いですからちっっっっとも一緒に寝てくれなくて、明け方こうしてワタシを起こしに来るときにベッドに乗るくらいです。
そして最初は肉球をワタシのほっぺにぎゅうっと押し当てる程度なのですが、そのうち「ぅわあぁん」とか言いながら横向きに寝ているワタシの頭と首をギュッギュッと踏みつけてきます。
的確に急所を狙うとは、さすが肉食獣です。
根負けして起きると「やった! ゴハンだ!」とはしゃぐブリさん。
さっきげーしたことは忘れちゃっている様子で、ウェットフードをペロリと平らげました。
……ペロリといっても、最近はウェットフードの食べる量が減りました。
二度目の退院くらいからかなあ。
今まで、ひと缶あるいはワントレイを朝夕2回に分けて出し、好物は皿が削れるんじゃないかってくらい舐め回して欠片ひとつ残しませんでした。
それが最近は結構たっぷり残すようになったのです。
えっ、そのゴハンの中に粉砕した薬が混ざっているからちゃんと完食しておくれよ。
と、フリーズドライのササミをふりかけにしたり好きなカリカリを混ぜたりとあれこれ試すのですが、完食はしない。
なので最近は一度に出すのをひと缶の四分の一にして、2日間に渡って食べさせています。
仔猫時代、ウェットフードをあまりにも喜んで「まだ食べたい!!」と訴えてくるので、一度にどれほど食べられるのかと70グラムのパウチを試しに全部出したら、完食したことがあったっけ。
その後はさすがにげふーとなっていたので70グラムも出したのは後にも先にもそれっきりですが、好きなアニモンダなら50グラムなんて余裕! ってカンジだったのになあ。
と、ほろ苦い気持ちになりながら、でも処方された薬を容赦なく混ぜて、少ないウェットフードを用意するのが最近の常です。
その日はそれ以外特に変わった様子もなく、元気に過ごしていました。
皿洗いをするデカい生き物を陰から狙って、逆に追いかけられて小走りでケージに逃げ込み、「勝った!」(何に?)という顔をしてゴハンをもらうのもいつも通り。
夜も「俺ひとりで寝れるし」とデカい生き物を放置して、気ままにやっていました。
が、次の明け方にまた威勢よく嘔吐しました。
そのときもトイレを片づけるワタシの後ろでカリカリを食べ始めるブリさんでしたが、こっちはそわそわして落ち着きません。
前回の入院の前「ああ、嘔吐が酷いな食欲がないな」となってから3日ばかりで「すぐに手術しないと死にます」なんて状況になったのを、嫌でも思い出します。
あのときと違って食べたり飲んだりしていますが、ひょっとしたら今日仕事から帰ったらぐったりしているかもしれない。
最近腎臓の数値が悪くなっているのも発覚したし。
と慌ててしまい、動物病院の開院時間と同時に電話して、夕方の担当の獣医師の予約を取りました。
ただいま復職直後でフレックス制度が使えないものですから、早退しての通院です。以前なら打合せの合間を見計らって仕事を中断すりゃ済むのに、不便なことです。自業自得だから仕方ないのですが。
暑い中、エアバギーのコットの中に保冷剤を仕込み(ブリさんは「ひんやり嬉しい〜」という様子はまったくなく「邪魔だなコイツ…」という顔をする)、動物病院へ向かいました。
その日のブリさんはぐったりどころか、いつもより元気です。
いつも待合室にいても「ふーん」という顔で泰然としているのですが、その日はなぜか診察室のドアが開いたりする度に「おっ、俺のターンか!」と張り切って立ち上がっていました。
病院に来る前もコットに入るのにしっかり抵抗していて、リードとハーネスを着けるのを諦めていたのですが…着けた方がよかったかもしれません。
そうこうしているうちに検査のために処置室へ連れていかれ、程なくして戻ってきたときに看護士さんに「ブリちゃん、だんだん病院が嫌いになっていっているかも…」と言われました。
「あー、…シャーシャー言ってましたか」
「言ってました。シャーシャーでした」
獣医師さんや看護士さんは治療をしているだけなのに威嚇されて大変ですね…。
血液検査で血を抜かれたはずなのに、まだ元気よく「俺のターンか!」をやっているブリさん、しばらくするとようやく自分のターンになりました。
担当の獣医師さんが血液検査の結果の紙を広げながら「まず、先日数値の悪かった腎臓の値ですが……」と眉を顰めています。
ああ、ひょっとして悪化しているのか、猫の腎臓はあっという間に悪くなるというし…。
と覚悟して聞いていると
「先日より良くなっています」
とのこと。
「?」となって紙を見ると、10日ほど前には標準値が17.6-32.8のBUN(尿素窒素)が90.0だったのが、67.2まで下がっています。
そりゃまあまだまだ標準圏外ですが、ひたすら悪くなる一方というわけではないみたい。
クレアチニン(これまた腎臓関係の数値)も若干標準より悪いかな〜という程度で、昔から悪かった肝臓も「この数値ならブリさん的には良いくらいだよね」という程度。
ミネラルバランスも良いし、白血球数も標準程度です。
では何が悪いのかとエコー検査の写真を見せてもらうと「特に何かが詰まっている、なんてことは発見できませんでした」と獣医師さん。
「相変わらず胃腸の動きは緩慢なんですけどね。ほら、ここの十二指腸、本来ならもうちょっときゅっとしているのですが、ちょっとだらーんとしているでしょう」と説明されるのですが、通常のきゅっの状態を知らないので「はあ、そうなんですか」とアホっぽい返答をするワタシ。
では今回の嘔吐の理由は何かというと、それはまあ、腸に病気を抱えている子ですから吐きもしますわね……としか言いようがないらしいです。
これで飲まない食べないとなると輸液とかやることもあるけれど、食欲も元気もあるのでその必要もない。
「心配なら胃腸の薬を追加しますか?」くらいしかやれることはないそうです。
「はあ…、すみません、この間のことがあって焦ってしまいました……」とワタシがしょんぼりしていると、獣医師さんが「そりゃまあ、あの後なら僕でもドキッとしますよ」と慰めてくれました。
結局、週末に予定していた検査をただ前倒しにしただけで、ちょっと早めにステロイドと胃腸薬を処方してもらって帰りましたとさ。
ステロイドは徐々に減らし中で、今回から1日半錠になります。3/4錠は面倒だったからありがたい。
最近のブリさん、食事会場はテーブルがマイブームです。

デカい生き物のゴハンに毛が飛ぶからやめなさい。
と、今までテーブルでは食べさせていなかったのですが、病気が発覚してからは好きにさせています。
その後のブリさん、元気です。
先日は、ウンチハイのときに全力ダッシュして、リビングから洗面所へ駆け込むクランクで勢いが良過ぎて玄関前に立ててある柵に激突しガシャンガシャンと倒したり、そのままデカい生き物が振り回す猫じゃらしに噛みつきまくって破壊の限りを尽くすという、暴れっぷりを披露してくれました。
ブリさんの全力ダッシュを見るのは久しぶりです。
少なくとも、一度目の開腹手術をしてからはやってない。
この涙はオモチャが破壊された悲しみではなく、喜びの涙なのですよ…。
とはいえ謎の嘔吐は続いていて、毎日のように吐くので日々ヒヤヒヤしています。
整腸剤とステロイドが効いてくれるといいのですが。
この調子で抗がん剤に移れるのだろうか……。
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