キャリーバッグの上蓋を開けっ放しにしておくと、猫が釣れます。

この日は雨で、動物病院までカートではなくバッグで移動したのでした。
いまだにカートの雨避けを購入していません。
ブリさんはどんな様子かというと、検査結果は相変わらずです。
エコー検査で胃腸を見ると動きが緩慢で、普通はあまり滞留物がないところにモノが溜まっている。
胃腸に病気のある子ですから仕方ないですねというカンジで、毛玉なんかが詰まっている様子がなければOKという雰囲気です。
血液検査の結果もあまり変わりません。
そして体重も変わらない。3.3キログラム台で安定してしまっています。
だいぶ慣れてしまいましたが、たまに過去の写真でブリさんがふくふく艶々ブリブリなのを見ると、今は痩せ細ってしまったんだなあ…と胸がキュッとなります。
しかし前にも書いた通り、ブリさんは割と飄々と日常を送っていて、それが救いになっています。
たまに豪快に吐くときも、その直前はしんどそうだけど、吐き終わっても洗面所や浴室に篭るわけでもなく「あー、スッキリした」みたいな顔をしてカリカリを食べたり。
仕事をしているワタシの背後から「んぁっ」と呼んでオヤツを請求してきたり。
請求されたから皿に療法食のカリカリやアカナを出してやると(正確に言うと大抵は皿にカリカリが残っているので新しいモノに入れ替えてやると)、「それじゃないんだなあ!」という顔をして食べなかったり。
仕方ないのでフリーズドライのササミやグリニーズなどの嗜好品を出してやると喜んで食べたり。
しばらくするとまた「ぎゃっ」と呼んで食わせろと圧をかけてきたり。
これが以前なら「ブリさん、オヤツばっかりはダメだよ。カリカリも食べて。あーとーで」と言うところですが、まあ食欲があるうちが花だよなあ…とオヤツを出してやると、これまた喜んで食べたり。
と、腸が悪い子の割には食べたがる様子を見せるので、その度に「いつまでも美味しく食べられますように」と祈るような気持ちになります。
ブリさんはあまり甘えん坊な方ではなく、抱っこも嫌いなタイプで、大人になってからは猫じゃらしも一緒に遊ぶというより「デカい生き物が振り回したがっているから様子を見守ってやろう」みたいな態度です。
そんな彼のデカい生き物とのコミュニケーションといえば「美味しいモノ寄越せ!」が中心になっています。
たまに言われるがままにゴハンを出してもちょっと食べてすぐにやめてしまうことがあるので、何か食べたいというよりデカい生き物を構いたいんだろうなあ…と思うこともあります。
お母さんに構ってほしいなら、傍に来てにゃーんと言えばいいんだよ。
と抱き締めると、心底迷惑そうに喉をゴロゴロし始めるので(嫌なときにもゴロゴロする。要はワタシに甘えるにしても嫌がるにしても意思表示するときに喉を鳴らす)、まあとにかく抱っこは嫌いみたいです。
とはいえ、グリニーズをワタシの手から食べたがったり、仕事中にワタシの足元で腹を見せて寝たりするのを見ると、懐いていないわけではないんですよね。塩対応の子の扱いは難しい。
最近は、オモチャを出してやると少し遊ぶくらいの元気はあります。
全力で走り回ることはしないけど、物陰から獲物を狙ったり、咥えて小走りでどこかに運んだり、ちょっと楽しそう。
3カ月前、腸閉塞を起こしてそのまま死んでしまったら、ハラハラしながらも比較的穏やかな今の時間は過ごせなかったと思うと、今はボーナスタイムなのかもしれません。
できれば、後から振り返って「ボーナスタイムが何年間も続いたわ!」みたいなことになってほしいものです。
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