街には雪柳が、アラフィフの頭には白雪が。

やっと繁忙期が終わったぜー!
ワタシ、今年も頑張ったー! ご褒美にヘッドスパとかしちゃうぞ☆

と、節約モードはどこへやら、ストレス発散のために頭皮をぐいぐいとマッサージしまくってもらってきました。

Hair

最近は美容院難民は解消されて、ここ数年は同じ美容師さんにお願いしています。

その人がカットもパーマも素晴らしい腕前だから…ということはなく、むしろパーマは不満が残ることの方が多いのですが、マッサージが上手なことと同世代で割とズケズケと「あー、この歳だとそれはもう無理だね〜」なんてことを言ってくれるのでリピートしています。

思い返すと、半世紀近く生きていてカットもパーマも素晴らしい仕上がりにしてくれる美容師さんには、一人しか出会っていません。
その美容師さんにパーマをお願いすると半年経っても「あれ、今日は巻いたの?」と言われるくらいのふわふわくるくるをキープでき、カラーをやってもらうとワタシは何も言っていないのに立体的に仕上がるよう色の入れ具合を調整してくれました。
その人が身体を壊して美容院を畳まなければ今でも通っていることでしょう。

んで、その美容師さんが廃業してからはあっちこっちの美容院をフラフラする美容院難民をしていたわけですが、どうにも満足できません。
多少妥協して「まあいいか、この美容師さんで…」とリピートしても「自分、実家の熊本に帰って美容院開くッス!」と店を辞めてしまったりと、長続きしませんでした。
そんな中、今お願いしている美容師さんに近所の美容院で出会い、カットやパーマはそれほどでもなあ…と思いつつも酷い仕上がりというほどでもなく、マッサージは今まで出会った美容師さんの中では断トツ上手なのでそれだけでもいいか…みたいなカンジで通っています。

若い頃は雑誌の切り抜きなんかを持参して「こうしたい!」という具体的なイメージを美容師さんに一生懸命伝えたものです。
が、モデルや女優の写真通りに仕上がるわけがありません。石田ゆり子を目指して美容院に行ったのに阿佐ヶ谷姉妹になった、というのを何度繰り返したことか。
そんなわけで最近は、写真を見ながら好きな雰囲気を伝えはするけれど、とにかくセットが楽ならそれでいいです〜と半ばお任せでオーダーしています。
数年お願いしているとそんなオーダーでもさすがに好みをわかってもらえるようで、阿佐ヶ谷姉妹だの「エースをねらえ!」の宗方コーチだのになるのを経て、近頃は割と好きな仕上がりに落ち着くようになりました。

 

さて、五十路の足音がひたひたと迫るお年頃になると、白髪がどっと増えてきました。

ワタシはストレスで白髪が出るタイプで、子どもの頃から若白髪がありました。30代の頃より小中学生のときの方が白髪があったんじゃなかろうか。
しかし、その若白髪は生活が改善されると消えていたけど、この歳に生えてくる白髪は本物ですね。頭にどっしり居座って我が物顔をしています。

昨今は、白髪を殊更に隠さず、素敵なグレイヘアもいいじゃないなーんて風潮ですね。

これはこれでいいなあとは思うのですが、ワタシが似合うかどうかというと別問題。
親や親戚の頭髪を見ていると、ロマンスグレーがカッコいい人はおらず、中途半端な胡麻塩頭のジジババばかりです。
いい塩梅に白くなればいいけれど中途半端に白いのが混じるのであれば、ただのだらしない人になってしまう。

ズケズケとした物言いの今の美容師さんもワタシのグレイヘアには反対しています。
美容師さんから見ても「多分、りんむさんは綺麗なグレイヘアにならないタイプ」らしく、きちんと染めた方が清潔感が出るだろうねとのことでした。
よしんぱいい塩梅のグレイヘアになったとしても、あれはメイクも服装もきちんと綺麗にしておかないとどうしてもくたびれ感が出るから…と、「とにかく朝セットの時間を短くして!」と言うズボラなワタシには向いていないそうです。

というわけで、年に2〜3回のペースでカラーリングをしています。

若い頃はどれくらいの明るさの茶髪にするかなんて悩んだものですが、今は「白髪が隠れればそれでいい」状態。
歳を取ってから染め続けるんだったら、若い頃くらい素の髪色で過ごせばよかったのに。なんてことを思います。
長い人生、カラーリングのお世話にならなかったのは高校を卒業するまでと、染めるのに飽きた30代の一時期だけでした…。

年に2〜3回ペースの白髪染めだと、どうしても「根元に白髪が」なんて時期があるんですよね。

ちょっと目立つかな…くらいなら白髪隠しのマスカラでごまかすのですが。

いよいよそれでも追いつかないほどの白髪のボリュームになりつつあります。
それで先日、ご褒美ヘッドスパがてら白髪もどうにかしてもらいに美容院に行ったのでした。

んで、白髪がどっと増え始めて気づいたのですが、ワタシは生え際に増えるタイプじゃなくて、頭頂部のつむじ部分にわさっと生えるタイプでした…。
やめてよー、ただでさえハリコシツヤのなさに悩む頭頂部に、更に白髪という悩みをブッこむのは…。

例のズケズケ美容師さんにも「これは自分で思っているより他人が見て白髪が気になるタイプ!」と言われました。
つむじだとマスカラも上手く塗れないしね…。困ったものだわね。

 

今のところは会社員として働く間は染め続けるだろうなあという気はしていますが、面倒だし気になるしグレイヘアに移行できたらいいなー…という気持ちはやっぱり捨てきれません。
しかし上手いこと白髪が生えてくれなきゃグレイにすることもできやしない。
オバサンって楽だと思うことが多いけど、婆さんへの移行には面倒なことも発生するものだわね…と思うアラフィフなのでした。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

6 thoughts on “街には雪柳が、アラフィフの頭には白雪が。”

  1. おはようございます。
    私は、アラ還を遂に越しました(汗)
    髪の毛ですか?これはね…隠しようが無い場所ですので大変です。

    私は年齢の割に白髪が少ない方でカラーリングしても2ヶ月半は持ちます。分け目、表面には出ないタイプです。
    私は、超面倒くさがりなので、医者も美容院も変えないタイプ。1から説明するのが面倒。
    特に美容院は、意思疎通が上手く行かないと、「なんじゃ?こりゃ?」と言う悲しい事になるので、なったことがあるので。

    白髪は目立たないタイプですが、更年期を過ぎた辺りから、完全無欠のストレートヘアから、女優髪(エースをねらえ、お蝶夫人)の様な?暴れる癖毛になりました。
    この年で初めてヘアアイロンを買って伸ばすと言う出来事になりました。

    GLAYヘア、憧れますが、リアルなその年齢になって思う事は、GLAYヘアに似合うには、服装メイク等、パーフェクトにならないと…貧乏臭くなる(泣)
    なので、1度カラーリングの色を、紅茶色ミルクティー色に。とお願いしたら、一言「辞めた方が良い、」お若いお肌出ないと難しいよと。
    なので、いつも代わり映えのないカラーにして、暴れる癖毛を沈めるカットばかりです

    りんむさんのGLAYヘア…カッコイイでしょうね。
    フツーのおババにはキツイですわぁ

    1. まだむサマ
      美容院と病院は、イチから通い始めるのって億劫ですよね~…。
      今の美容師さんを完璧とは思っていなくても、また説明し直すことを考えると「いやいや、全然問題ないよ!」となります。
      客商売は面倒くさがりを顧客にするかが勝負ですね。
      お蝶夫人ばりの癖毛ならステキな気もします!笑

      グレイヘアは人を選びますよね~。
      似合っている素敵な人を見ても、きちんとお化粧して似合う服を着て…とキレイにされているから似合うのであって、ワタシがやったら山姥になるよなあ…と思います。
      最近は髪の色も関心が薄れて、今の美容師さんに初めてカラーリングをお願いしたときに「白髪が隠れれば何でもいいです」と言ったらさすがに引かれました。ので、仕方なく瞳の色に揃えてもらっています。
      そういえば最近はカラーリングをするときに色の確認すらされなくなりました笑

  2. こんにちは。悩みが同じです。グレイヘアに一瞬傾きましたが、美容師さんに止められました。近藤サトとかがするからいいけど、普通の人はやっちゃだめだ。すぐにそうねと納得。
    私は生え際派で2か月に1回のカラーで中1回は自分で目立ってきたところを染めるよう美容師さんから言われています。もはやカラー優先で髪を守るためにはパーマはやめろと20年以上かけてません。そのあたりからずっとショートです。気づくと若いころより今のほうがハリツヤある髪だったりして・・・
    大昔、職業柄ナースキャップというものをかぶっていたのですが、時代に伴い廃止となり一番喜んだのは今の美容師さんでした。ヘアピンの位置がはげかかっていたり、頼んでないけどナースキャップも意識した髪型にしていたのだそう。美容師さんがやりたかったヘアスタイルがあると毎回楽しみでしたが、いつの間にか、髪も健康優先。おかげでそれが一番いいのかもしれないんですけどね。

    アラフィフ・・といってもそろそろアラではなくなる私ですが、婆さんへいかに移行していくか、最近洋服も悩みどころです~。

    1. カヨさま
      普通の人はやっちゃダメ…。ほんと、美容師さんの仰る通りだと思います。
      ナースキャップ、そんなことになるんですね!
      日本髪も根のところは禿げるというし、同じ場所に同じように負担をかけるのはやっぱり良くないんですね…。
      ナースキャップは患者からは看護師さんかどうかすぐ分かって便利ではありましたが、それだけのために禿げを作ってもらうわけにはいかないですし、廃止になって良かったです。

      髪も洋服も移行期は悩ましいですね…。
      20年くらい経てば今の悩みも笑い飛ばせるのかもしれませんが、その境地まではまだまだです。

  3. ほぼ真っ白じゃないかと思う52歳で、皮膚が弱くて白髪染めやめたくて仕方ないです。でも、仕事を引退するまでは染める選択をし続けると思います。それぐらい、一般人にはグレイヘアは難しいです。近藤サトさんがグレイヘアでも素敵なのは、土台が桁外れにお綺麗だからと思っています。でも、グレイヘアでない方がとも思います。グレイヘアだからこそ素敵なのは、島田順子さん、草笛光子さん、中尾ミエさんかなと思っています。

    1. Marikoplusサマ
      グレイヘアは一般人には難しいですよね…。
      挙げられた3名は本当に素敵ですけど、皆さんイキイキと若々しくて美しいから雰囲気があるのであって。
      皮膚が弱い方はこまめに染めるのは大変ですね。頭皮や髪にまったく負担のない薬剤が出るといいのですが。

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