「土から離れては生きられないのよ」というのは、歳を取ると理解できる気がする。

最近、歩いているときに植栽や街路樹が気になるようになりました。

ニコライ・バーグマン

きっかけは「戸建てもいいんじゃないか」なんて思いついて家の外観を気にするようになったこと。
参考:そういえば、家の「外観」について真剣に考えたことがない。

外壁だの屋根のデザインだのも気になるけど、外構も含めて「家」よね。
なんてことを考えると、植栽があるとないとでは雰囲気が大きく異なると感じて、それで目につく緑を片っ端から観察するようになったのでした。

今住んでいるのは素っ気ない外観の小さなマンションで、エントランスの前にシマトネリコが1本植わっているだけです。

シマトネリコってすぐにぼーぼーと伸びるイメージだけど、うちのマンションのはそうでもないな。

と見ていると、管理人のおじさんがこまめに剪定してくれているようです。
根元に雑草も全然ないし、枯れた下草が放置されていることもない。
こじんまりとした素っ気ないマンションだけど清潔感はあるのは、管理人さんのこまめな手入れのおかげですね。と、感謝と共に管理費を支払っています。

近所にある高級マンションの植栽は、ものすごくゴージャスです。
大きな常緑樹・落葉樹が何本もあって、アジサイだのツツジだのといった低木や、ツワブキ・ギボウシ・ヤブランなどの下草がぎっしり植わっている。
何種類もあるのにゴチャゴチャしている印象はないので、センスよく設計されているんでしょうね。
おまけに小さな鳥小屋がかかっている樹もあって(使われているか謎だけど)、それを見るとほっこりします。
そのゴージャスな植栽を見たいがためにわざわざ散歩コースを遠回りにしている、なんて自分もいます。

一方、ワタシの部屋の中はどうかというと、キッチンにフェイクグリーンがあるだけ。

キッチン
参考:部屋の中にグリーン増加!

緑が恋しいからというより、調理中にブリ男がキッチンに侵入するのを防ぐ目的で買いました。
本気になれば跳び越せるサイズですが、うちのブリさんは紳士なのでグリーンの向こうでおとなしく待っています。

植栽が気になってくると「家でも緑を育てたい」なんて欲が湧いてきますが、猫にはNGの植物が多過ぎて「…まあいいや」となりますね。
ユリ科はダメ、サトイモ系も無理。安全かどうか確認するのも面倒なので、切り花を頂く機会があってもお断りし、アロマオイルは全部処分という生活になりました。

一応、パキラなど安全な植物もあるようですが。

…そもそも、ワタシは植物を育てるのが下手くそです。

母が園芸大好きな人なので、実家の日当たりが良過ぎて本が全部焼ける子ども部屋には、いつも何かの鉢植えが置いてありました。
とはいえテキトーなプラスチックの鉢に入ったサンスベリアとかで、世話は母に任せっぱなしでした。

しかし、たまには自分で選んで買った鉢もあったんですよ。
可愛いテラコッタの鉢に入ったテーブルヤシとか、ハイドロカルチャーのサボテンの寄せ植えとか、勉強机に置いていたこともありました。
…そして枯らしました。

ひとり暮らしを始めてからは、なぜかバジルを育てていました。

忙しくて自炊なんかほとんどできなかったのに、なぜバジルの苗を買ってきたのか。
何日か出張して帰宅するとバジルがしおしおになっており、それでも水をやってみるとシャキーンと復活するからハーブすげーと感心はしましたが、滅多に料理しない人の部屋にハーブがあっても仕方なかろうに。

出張まみれの生活から脱却した後は、母から押しつけ…いや、頂いたサンスベリアが部屋にあった時期もありました。
母、サンスベリアが好きだな。空気をキレイにすると信じているようです。引越を機に、そのサンスベリアは実家に帰っていきました。

と、育てやすいはずのサボテンまで枯らすくらいですから、今となっては「こんなワタシに育てられたら植物が気の毒だ」くらいに思っています。
そんなデカい生き物の元に来てしまったブリ男は一体…というカンジですが、ブリ男は「お腹空いたー」くらいは訴えてくれるので植物よりは付き合いやすいかな…。
んで、ブリ男を守るためにもナマの植物を家に入れるなんてとんでもない、とますます植物から遠ざかっていたのでした。

そこへ来て、あちこちの植栽が気になるという心境の変化があったものですから、戸惑っています。

ベランダで猫に危険じゃない植物を育てるくらいならイケるかなあ。なんてことも考えています。
が、ウチのベランダは西向きで、ガーデニング向きじゃないんですよね。
しかも室外機からの温風が当たるという最悪な環境です。


参考:夏だ! 雨だ! ベランダ掃除の季節だ!

更に数年もすれば大規模修繕で外壁を工事するタイミング。
そのときに室内に避難させることを考えるとゴリゴリのガーデニングは無理ですね。
というか、普段の掃除や台風のときのことを考えると面倒くさくて、ゴリゴリガーデニングは絶対無理だ。

なんてことをぐるぐる考えていると、フェイクグリーンを増やすのが関の山、自分で手間をかけずに済む近所の公園や高級マンションで目の保養をすればいいのよ、という結論に至ります。
母をはじめ、マメに植物の手入れができる人を尊敬します…。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

6 thoughts on “「土から離れては生きられないのよ」というのは、歳を取ると理解できる気がする。”

  1. おはようございます。
    私も昔はお出掛けというとテーマパーク的な場所でしたが最近は大きな公園とか花が見頃だからとかそんな所ばかりです。
    歩いていて庭に立派な木があったりお花をいっぱい咲かせているのを見かけると凄いな〜綺麗だな〜と癒されてます。
    私もサボテン枯らす系なので…笑
    でも数年前にホームセンターでなんか惹かれて多肉植物を連れて帰って以来ハマってます。
    最初はとりあえずベランダにほぼ放置した状態でしたがいつの間にかメデューサの頭のようにぐんぐん成長してまして。
    調べると葉挿しするとか芽挿しするとかあったんですが初心者にはハードル高くてそのままにしてたんですが、ある時ダメ元でやってみるか!と思いテキトーにやってみたら上手くいきまして笑
    それ以来ハマって今は10鉢くらいあります。
    種類もいろいろあって可愛いですよ〜
    手間要らずでおすすめです、多肉さん。

    1. ナナさま
      多肉植物は猫がダメ…と思い込んでいましたが、改めてググると種類にもよるみたいですね。
      メデューサ級に育つ多肉植物、可愛いような恐ろしいような笑
      放ったらかしでもOKならベランダで育ててみようかなあ。

      本当はバカでかい鉢をベランダにポンと置くのに憧れているのですが、数年だか10年だかしたら外壁補修でベランダのモノを撤去せよと言われると思うと「動かすのダルいなー」となって躊躇してしまいます。
      あと、マンションは土の処理が面倒ですね。
      実家に居た時はダメになった鉢の土は庭の畑にでもエイッと放れば済んだのが、マンション暮らしだとゴミ袋に詰めて…となるので、これまた大きい鉢は二の足を踏んでしまいます。

  2. 大きなグリーンは憧れますけど植え替えとか考えると難しいですね〜
    多肉はベランダに出すと野生化?してすくすく育ち(過ぎて)元の形を保つのは難しいです。3倍〜5倍くらいデカくなってます笑 それでも片手で持てるくらいですが。
    でもメデューサみたいになっても首チョンパして土にも刺さずさらし首(笑)にしとくと勝手に根っこが出てきてそれをまた小さい鉢に刺すといった形で増えていきます。なんか子供みたいに愛着湧きます。
    ちなみにメデューサになったのは銘月という種類です。桜吹雪とか福娘とか可愛いです。変わったところでは黒法師とかもカッコよくて好きです。

    1. ナナさま
      首チョンパ笑 さらし首笑
      多肉植物といえばアロエとかサボテンとかしか思いつかないので、銘月や黒法師なんて風流な名前があるの知りませんでした。
      桜吹雪、ピンクで可愛い!
      こういうのをセンスよく寄せ植えにしたら可愛いんでしょうね。5倍になったらギュウギュウですごいことになりそうですが。
      グリーンショップで鉢植えを眺めていると同じ木や草でも個性があって、面白いです。
      この歳になって園芸好きの人の気持ちがやっと少し分かりました。

  3. 同年代の友達とも話してますが、歳重ねるとなんでグリーンとか興味出てくるんでしょうね笑

    寄せ植えは難しいです。チャレンジしましたが草花と違ってかたいのでなんとゆうか融通がきかなくて、本当はそれこそギュウギュウにしたいのにうまく寄せられなくてスカスカ…成長してもなんか違う…画像で見るような素敵な寄せ植えにはならなかった…
    なので今は1鉢に1種類です。

    そろそろ水をあげようかなと思ってもグッと我慢して数日後に水遣りくらいでちょうど良いです。構いすぎると良くないようです。
    猫と似てるかも笑

    1. ナナさま
      本当にそうですよね!
      昔は友人とグリーンの話なんてまっっったくしなかったのに、なぜか今は鉢だの庭だのの話になります…。

      多肉の寄せ植えは難しいんですね。
      グリーンショップで見かける素敵な寄せ植えは、慣れていてセンスのいい人がやってこそ、なんですね…。
      育てやすい植物を見映えよくギュウギュウにするのは確かに難しいかも…。

      水の遣り過ぎで枯らすの、昔はよくやりました!
      ブリ男に数年間鍛えてもらった今なら放置できるかもしれません笑

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