旅ログ ~ゴールデンパスラインでジュネーブへ~

さて、スイス旅の最後の目的地はジュネーブです。
グリンデルワルトからは、これまたモントルーなどで何度か乗り換えが必要。

なぜこのルートにしたかというと、この旅最後の観光特急・ゴールデンパスラインに乗るためです。

ゴールデンパスライン

車内でコーヒーと一緒に買ったお菓子。

ニコちゃんクッキー

こんなようなクッキーを向こうでよく見かけたんですよ。それでつい食べたくなっちゃったのです。

シャンパンやバラを持ち込んで列車の旅を楽しむカップル。

バラとシャンパン

いいなあ。ワタシもこういう風に旅を楽しめるようになりたい。

フランス語圏に入ると急に駅舎などが気取った雰囲気になって、小さな集落もちょっとした隠れ家リゾート的な様子でした。
特にグシュタードなんてヴィトンまであるんですよ! なんでこんな山の中に高級ショップが!? と、車内から見てビックリしました。

レマン湖に近づくと葡萄畑が広がっていて、いかにもフランスっぽい。
この頃には雨が降ってきてしまい、余計にアンニュイなムードになってしまいました。

雨のレマン湖

数日前はイタリア風味の地域でラテンなモードだったのになあ。

最後の乗り継ぎ駅ではすっかり雨。

雨の駅

しかし、1日中列車に乗っているようなときだけ雨で、マッターホルンとか肝心な場所ではすこーんと晴れてくれた旅でした。
こんなに都合のいい天気でいいんだろうか、ワタシ今年の幸運を全部ここにブッ込んじゃったんじゃなかろうか、と逆に不安になったほどです。

ジュネーブ駅に到着。

ジュネーブ駅

さすが大都市、人が多いです。数日間の山暮らしでのほほんと弛緩していたのを、「都会はキケンもいっぱいよ!」と気合を入れ直します(エリアによってはスリとか多いらしい)。

いやあ、フランス風っていいですねえ。

ジュネーブのホコテン

ジュネーブセピア

そろそろパリに行きたいなーなんて考えていたのに、当分行けそうにないのが残念です…。

街を歩いているうちに、雨もやみました。
レマン湖の大噴水を眺める頃にはときどき日が差すほどに。

レマン湖の噴水

この後はロレックスの値段にしょんぼりして(←安くなかった)、お土産を買ったりゴハンを食べたりして過ごしました。
次の日も早朝から空港へ移動です。

今回の旅、ホテルの朝食を全部つけてもらったのですが、ほとんど食べずじまいでした。
登山鉄道の始発に乗ろうとすると、食べていたら間に合わないんですよね。飛び込みで食べられるホテルなら素泊まりにしといた方がよかったかもしれません。

スイス9日間の旅は以上です。

スイスらしさを満喫したような気もするし、スイスって何だろうとも思いました。
イタリア圏・ドイツ圏・フランス圏と順番に巡っていくと「あ、確かにドイツっぽいわ」などと感じてしまい、スイスを周るというより3カ国を周遊してきたという印象なのです。
山間の小さな国の宿命なのかもしれません。

その一方で、大きな国の風習や食文化などに浸食? されながらも、確かにひとつの国として存在しているってスイスすごいとも思いました。根性あるよなあ。

いつかまた行きたいかというと、どうだろう。
今回パーフェクトなマッターホルンを拝められたので、これ以上の感動が味わえるかなあという懸念があります。もし次に行ったときに天気が悪かったら悔しいに違いない。
なので当分はスイスはいいかな、と思っています。20年後くらいに、老後のお楽しみてなカンジで。

【スイス旅行の日程】
1日目:セントレア→フランクフルト→ミラノ
2日目:ミラノからルガーノを経由して、ティラーノからベルニナ急行でサンモリッツへ
3日目:氷河特急でツェルマットへ
4日目:ゴルナーグラート展望台でマッターホルンを見て、ハイキング
5日目:列車を乗り継いでグリンデルワルト
6日目:ユングフラウヨッホに行ってからハイキング
7日目:ゴールデンパスラインでジュネーブへ
8日目:ジュネーブ→フランクフルト→
9日目:帰国

ヨーロッパの旅はこのほかにも。
旅ログ ~カフェとチョコの街・トリノ~
旅ログ ~ミステリアスな古都プラハ~

ヨーロッパ以外の旅もどうぞ。
旅ログ ~ペトラ遺跡~
旅ログ ~カイルア・ラニカイ・天使の海~

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

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