【猫のリンパ腫】いつもの血液検査とエコー検査の結果は

今までは急を要しない限り真夏の動物病院は避けていたのですが、今はそんなことも言っていられません。

というわけで、この暑い中ブリ男を病院へ連行しました。

カートを買っておいてよかったです。この暑さで小脇に抱えて運んだら、猫も人間も暑さでふーふーになってしまう。

エアバギー

参考:エアバギー ドーム3スモール、使用開始までの苦労と、まさかの絶賛!?

コットの中に保冷剤をしこたま入れて、日傘の影に入れて動けば多少はマシのようで、病院でも帰宅してからもアチチでお鼻が真っピンク! という事態は避けられました。
コットの中に入れられたときは、保冷剤を包んだ布を「なんだコイツ、邪魔…」みたいな顔していたので、冷え冷えの魅力には気づいていないようです。

最近はブリさんも弱っていたのでコットの中でおとなしく、ハーネスやリードをサボっていました。
が、前回の通院時、待合室でドアの開閉の度に「俺のターンですな!」と張り切って立ち上がっていたので、今回はハーネスを装着することに。暑いけど。

カートを買ったときの写真と比べると、だいぶほっそりしてしまったブリさん…

ついこないだ、術後衣を着せられてもすいすい歩くほど慣れていたのに、久しぶりに何かを身に着けられて、困惑したような足取りで部屋の中をうろうろしていました。

さて、動物病院に着いてみると、空いています。
春は狂犬病予防接種でワンちゃん大集合の様相を呈しますが、この暑さでは犬も猫も家から出たくないようで。
いつもは予約時間に行っても待たされるのが、ほぼ時間通りに問診が始まりました。

前回、ワタシが慌てて駆け込んでから半月ほど経っています。
その後どうだったかというと、……これが吐くんですよねえ。
日に一度程度、毛玉をコロンとかじゃなくて、盛大にゲーします。

吐かない日もあるんだけど「あ、今日はぽんぽん無事だったね!」と嬉しくなっちゃうので、吐く日の方が多いカンジ。

幸いというか何というか、吐く直前は「なんか変…」みたいな顔するブリさんも吐いた後はケロッとして「ではスッキリしたので今からゴハン食べます」と張り切って皿に向かいます。
先日は皿までの途上の吐瀉物を片づけているところだったので「ブリさん、ちょっと待って」「え、でもゴハン食べたいし」「片づけているから待って。あーとーで」「え」と、自分のおでことデカい生き物の掌とで攻防戦を繰り広げるほど元気は元気です。

そして、必ず吐くのはトイレと決めてかかっているのもありがたい…。
正確にはトイレで吐き切れずケージ内やケージ近くの床にもゲーするのですが、最近はベッドや爪とぎでは吐かないと決めているようで。
こういうとき、安物合板のフローリングは最強ですな。

と、嘔吐は仕方ないにしても、ちょっと不安なのがやけに水を飲むようになったことです。

前回の腸閉塞で腎臓の数値も悪化し始めたブリさん。
幸い悪化の一途というよりちょっと悪い状態で維持みたいなカンジですが、腎臓を悪くすると水をガブ飲みするとか言うじゃん…? という薄い知識を思い出して、ドキドキしていました。

うちに来たばかりのときは犬のように水をよく飲むから安心していて、それがすぐ飲まなくなってウェットフードとお湯を混ぜてたらふく食べさせるようになり、大人になったらまあまあ飲むようになったのでまた安心していたら、あっという間にガブ飲みを心配する事態になっちゃったか。
と、猫生のスピード感にしみじみしています。

ということを問診で伝えたうえで、ブリさんは採血とエコー検査のために処置室へドナドナされていきました。
ほどなく「お利口さんにしていましたよ〜。元気にシャーシャー言ってました」と待合室へ戻されるブリさん。
ブリ男のマイルドなシャーくらいでは「お利口さん」の範疇に入るようです。

しばらくしてから診察室に呼ばれ、検査結果を獣医師さんから聞きました。

前回ちょっと落ち着いていたBUNは84.7と、退院直後くらいまでまた悪化しています。
あれー、まだまだ落ち着いていなかったか……。
とはいえクレアチニンというこれまた腎不全関係の数値は標準範囲内で収まっているので、BUNも腎不全や脱水で悪化しているというより、胃腸出血とかが疑われるんじゃないかな、とのこと。
しかしミネラルバランスはまずまずで、赤血球の数も正常なら貧血も起こしていないようで、腎臓も今すぐどうこうというカンジではないそうな。

とはいえリンパ腫の厄介なところはあっちこっちに飛び火するから、発見したのは小腸だけど、腎臓へ広がることもあるので悪化は避けられないでしょうね。ということでした。

はー、ゴハンを上手く消化吸収できなくなっているのに、悪い臓器が増えるのか。
病気だから仕方ないとはいえ、なんともやるせないです。

水のガブ飲みは「ああ、それ、多分ステロイドの副作用です」とあっさり言われました。
何それ。そんな副作用あるなら先に言っといてよ。

もちろん腎臓が悪いせいもあるだろうけど、本格的に悪くなると飲み食いどころじゃないから、現状よく食べてきちんと排泄しているならまあいいでしょう、とのこと。

これまた心配な嘔吐の方は「変わらず胃腸の動きが緩慢ですからねえ。普通はこの辺りに内容物が滞留するってことはなく、短時間で押されていくんですよ。それが結構残っていて」と、エコー写真を見ながら言われました。
ブリさんの場合は、緩慢ながらも胃腸が動いていて閉塞していなきゃOK、的なカンジなので、少々の嘔吐くらいでは「それは、まあ」な雰囲気です。

胃腸が動いていて、ブリさんが食べたがるだけゴハンを出すようにしていても、それでも体重は増えず、相変わらず3.48キログラムと仔猫のような体重です。
デカい生き物の腹肉を分けてあげたい……。


そんなわけで、引き続きステロイドと胃腸薬を飲ませながら様子を見ることになりました。
あ、あと前から飲んでいる肝臓の薬も。
ALTはステロイドのおかげかすっかり正常値なんですけどね。
肝臓の薬は、前は3カ月に一度程度取りに行っていたのが、今は半月に一度ブリ男本人を連れて通院しているので、ほかの薬と同じペースで処方してもらうことになりました。

心配事が多いなあ。とデカい生き物はやきもきしていますが、ブリさんはこの日もドアの開閉の度に「俺のターン!」と張り切るくらい元気で、獣医師さんにも「エコー検査中、元気に文句を言ってましたよ〜」と言われるくらいイキイキとしていました。
このイキイキが長く続きますように。

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