猫を6年もやっていると、飼い主が忙しいときに気遣うくらい朝飯前(ブリ男談)

年度末が近づいて、仕事が忙しい日々が続いています。

今年は去年に比べたら揉め事が少ないから(ないとは言わない)余裕余裕。と思っていたら、去年より残業時間が増えました。
よく考えたら、人が減っているから仕事が増えてるわ! クソが!
と、悪態をつきながら朝から晩までPCに向かっています…。

面白いもので、苛々したり焦ったりばかりしているので、Apple Watchが「安静時の脈拍数が上昇していますよ…」と教えてくれました。
心の問題は身体に影響すると突きつけられて、でも自分では何ともコントロールしがたく、トホホですわ。
参考:Apple Watchのおかげで運動不足が解消? アクティビティ機能が優秀過ぎる!

 

さて、デカい生き物が忙しいと、割りを食うのがブリ男です。

猫

一日中椅子をデカい生き物に奪われ、かといってデカい生き物が居なくて椅子使い放題の日はオヤツがないうえに夕方いつものじゃないデカい生き物(シッターさん)が来るし、困惑しているに違いない。

会社で残業と分かりきっている日は、予めペットシッターを予約しておきます。
シッターさんに頼んでおけば温かいゴハンを出してもらえるので安心です。
参考:猫とペットシッター

しかし、困ったことに、ブリ男はシッターさんに対してハンストを敢行するという変なクセがありました。

最初のうちはそんなこともなく、シッターさんが出したゴハンはガツガツ食べていたようですが、何年かするとウェットフードを皿に出しても「これじゃない」と拒否するように。
仕方なく、フードをブリ男の好きなアニモンダに取り替えると食べるということになっていたので、次第にシッターさんが出すゴハンはアニモンダが定番となりました。

シッターさんに取り分けの手間をかけさせないように食べ切りサイズを出してもらっていたんですけどね…。

ま、食べないんじゃ仕方ないからアニモンダを出してやってください。
ということにしていたのですが、次第にアニモンダも拒否するように。
皿に出してやっても「もっと美味しいモノ出せよコラ」的な態度を取るブリさんの動画がシッターさんから送られることしばしば、という状況になりました。

どうもブリさんは、シッターさんに対しては強く出るというか、ワタシに対する態度と明らかに違います。
ワタシが出したゴハンもたまに「これ食べられないよ!」と訴えてくるときがあり、それは年に数回のことなのでワタシも「それダメだっけ。そっかそっか」と素直に取り替えるのですが、たまのことだからゴハン取り替えは習慣化していない。
ところが、シッターさんは「アイツは確実にゴハンを美味しいモノに取り替えてくれる」と勘違いしているようで、とりあえずハンストするというのがクセになっている気がします。
家の中にはアニモンダより美味しいゴハンなんてないですよ…。

フードの水分を減らしたりフリーズドライのササミをふりかけにしたり、宥めすかしてもらうけれど、1時間くらいかけても食べないときもあるそうな。

シッターさんには、ブリさんのゴハンのほかにトイレの掃除やブリさんとの遊びもお願いしているのに、お世話時間のほとんどがゴハンに取られるんじゃ困っちゃいます。
かといってウェットフードを数時間皿に放置するのも怖いので、ブリ男のハンストが酷くて一口も食べない日はウェットフードを片づけてカリカリに切り替えてもらいました。

カロリー的にはカリカリで問題ないし、ブリ男もカリカリならシッターさんに出してもらっても素直に食べるけど、これだと水分が足りないんですよね。普段水を飲まないので、ウェットフードに混ぜるお湯で強制的に水分補給をさせているところがあるので、ウェットフードを食べないのは死活問題です。
これがただの残業や飲み会なら深夜だろうがワタシは帰宅するから帰ってからゴハンを出してやればいいけど(なぜかシッターさんにハンストを起こした日でも、ワタシが出したら食べる)、旅行で家を空けるとなるとその間水分を摂らなくなるわけだし、こりゃ旅には出られんわ。
旅はいいけど、ワタシが病気や事故で入院とかになったら、あの子の腎臓どうなるんだ…。

なんて悩みがありました。

ところが、2023年最初のペットシッターの日。

仕事中に届いたシッターさんからのレポートを読むと「アニモンダをもりもり食べて完食です!」とあるじゃないですか!

えええ、どうしちゃったのブリさん、ついにハンストはやめたの!?

多分なんですけど、しばらく仕事がヒマであまり出歩くこともせずシッターさんを頼む機会が少なかったものですから「アイツはゴハン取り替えてくれる系」というのをブリさんがちょっと忘れていたんじゃないかな…という気がしています。
これでどこかで思い出してハンストを再開したらどうしようと危惧していたけど、今のところ大丈夫そう。
あっという間にアニモンダを完食して、シッターさんと猫じゃらしで遊ぶ様子の動画が送られてきて安堵しました。

 

もうひとつ、この冬ブリ男の様子が変わったことがありました。

自宅で仕事をするとき、モニターやらケーブルやらをセットしてダイニングがこんなことになります。

ダイニング

遅くまで仕事をしていると「この後シャワー浴びて数時間寝たらまたこれをセッティングするとなると…面倒だな」と思ってしまう。
かといってこのままで寝ると、消灯した途端にブリ男がケーブルをぱしぱし叩いて遊び出すのが気になって眠れないので、渋々片づけていました。
それが面倒で「独立した書斎が欲しいなあ」と悶々としていたのです。
参考:狭小マンションに書斎やワークスペースを作れるのか?!

んで、今年も来ましたよ。
シャワーの後、5時間寝たらまた仕事の日が。
眠くて脳みそどころか全身カスカスな感覚だったので「もういいや、ブリさんがケーブルをぱしぱししても…」と覚悟し、ダイニングテーブルを放ったらかしにして布団に潜り込んだのでした。

すると、ブリ男がバーテブラに乗った気配がした後は静かなものです。
夜中に遊んでいたかもしれませんが、ふと気づくとワタシの脇にずっぽり収まったブリさんが「コイツ、いつになったら起きるんだ…」とガン見する時間になっていたので、気になって目が覚めるほどの賑やかさで遊んでいたということはなさそう。
仔猫のときはスピーカーのケーブルを夜な夜なガブガブして噛みちぎってくれたブリさんですが、今は「これはデカい生き物がダメと言う系」というのを理解してくれて、そこまでのおいたはしません。

そんなわけで、「忙しいときは仕事道具を片づけないまま寝てもよし」という新たなステージに上がったのでした。
ら、ラクだ…。

 

思い返すと、ワタシの留守時間が長い日は荒れていたのが、去年辺りから静かに寝かせてくれるようになりました。
参考:留守番が長いと荒れる猫、…だったハズが。

もちろんブリさん的には我慢も不満もあるのでしょうが、ブリさんなりにデカい生き物の生活の荒れっぷりに折り合いをつけてくれているようで「大人になったわね…」とホロリとします。
春になって仕事が落ち着いたら、またブリ男のリズムに寄り添う暮らしに戻すからね。もうちょっと辛抱してね。
そしてワタシも倒れない程度に頑張れ…。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

2 thoughts on “猫を6年もやっていると、飼い主が忙しいときに気遣うくらい朝飯前(ブリ男談)”

  1. おはようございます。

    お猫様、あるあるですね。

    気分次第、人のことなど考えず、自分の欲望のまま…。
    でも大人になったのか?
    うちのお猫様も、普段は好き放題…
    疲れてる時は…割と遠慮気味に笑笑
    それなりに気を使ってるのかな?

    今がピークですか?栄養取って睡眠とって頑張ってください(⋆ᵕᴗᵕ⋆).+*ペコ

    1. まだむサマ
      多少はこっちの様子を慮ってくれるようになったかな…?
      仔猫のときは、やってほしくないことを「これはイヤなんだな!」と理解した上で継続してましたからね〜。
      今年は昨年ほど揉めない(今のところ)&食料備蓄をしっかりしたので、例年この時期は痩せるのに太りました笑
      睡眠不足はもうちょっと続くので、しっかり食べて笑、乗り切ります!

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