コロナ禍に突入してからというもの、服を買うといえば部屋着やスポーツウェアばかりだったのが、先日久しぶりに「お出かけ着」を購入しました。
何を買ったかというと、黒いスカートです。
ワタシ的には黒のふんわりスカートは必須で、40代オトナ女子のワードローブ 総集編！ でもオールシーズン用のアイテムとして挙げています。
前代の黒のふんわりスカートは非常に気に入っていて、マジで季節を問わず着倒していました。
裾はふんわりしているけど、腰回りはタックがなくて腰や尻のボリュームが目立たない。
それでいてウエストが苦しいわけでもなく、着心地よし。
膝が隠れる程度の丈で、パンプスでもブーツでも合う。
皺になりづらい素材で、座りっぱなしでも気にしなくていいし、自宅で洗濯もラクラク。
ということで、同じスカートのベージュも買い足すほど気に入っていました。
しかし何年間も着続けていると、さすがにあちこち綻びが出ます。
裾やホックを何度も縫い直したし、型崩れはないものの生地の表面には毛羽立ちが出てくたびれ感がある。
くたびれたババアがくたびれ感のある服を着ていると目も当てられないので「さすがに買い替えるか…」という気になりました。
が、ちょうどその頃はロングスカート隆盛期。
膝丈スカートなんてどこにもありません。ましてやミニは皆無でした。
ロングスカートは嫌いじゃないのですが、ちょっとカジュアルな雰囲気になるというか、かっちり感がないのがね。
黒のスカートはジャケットと合わせてオフィス仕様に着たいので、ずるずる長いタイプはノーサンキューなのです。
あとワタシは背が高いので、いっそロングなら思いっ切りマキシ丈で着たいのに、市販のモノは大抵ミモレ丈になってしまうのもネックでした。ふくらはぎの形が悪いから中途半端な丈のスカートは似合わないのですよ…。
えー、困ったな。
そこから黒のスカート探しの長い旅が始まったのでした…。
服屋に行けば黒のスカートをチェックするのですが、気に入るものがありません。
形が気に入っても素材が気に入らなかったり、質感はよくても丈がイヤだったり、「これだ！」というほど気に入らなくても、せめて「これなら、まあ」くらいのモノを見つけたいのに見つからない。
家族や友人と買い物に行く度「ワタシ、黒いスカートを探しているんだよねー」と毎回言っていたので、それが数年になると「アンタ、まだ探しているの…」と呆れられました。
そうこうしているうちにコロナ禍に突入。
自宅で仕事をするだけならＴシャツにジーンズで構いませんから、服屋を除く頻度も下がりました。
それで、ふと気づくと「そろそろ買い替えよう」と思い立ってから５年くらい経過したのです…。
５年間の内、はじめの３年ほどはくたびれたスカートでごまかしていました。
コロナ禍に入ってからは、たまに外出するときにくたびれたスカートを着るのも何だし、くたびれ感もクライマックスという雰囲気になってきたのでさすがに処分。というわけで、この２年間ほどは黒のスカートを持っていませんでした。
２年間なくても過ごせたアイテムなら、それはもう不要なのでは。
という気がしないでもないのですが、いざ外出するときに「ちょいと洒落感のある濃い色のスカートが欲しいなあ」と頻繁に思うので不要は言い過ぎのようです。
なので引き続き黒のスカート探しの旅は継続していました。
その旅の終わりは、つい先日のこと。
全然別のアイテムを探していたのが、ふと目に入ったスカートを「あ、いいかも？」と感じ、試着してみたら「これなら、まあ」となったので購入しました。
正確にいうと黒いスカートではなく、色は濃紺でした。
とはいえ照明の加減では黒に見えんこともないという暗さで、想定していた着こなしから外れることはなさそうです。真っ黒よりはちょっと柔らかい印象になっていいんじゃないですかね、という程度の差なので気にしないことにしました。
あと、丈も「もう気持ち短いといいんだけどなあ」というカンジだったのですが、脚の形が悪く見える長さでもなかったので妥協しました。
素材やボリューム感は気に入っているので、そのスカートを身に着けて外出した日はウキウキでした。
妥協したとはいえ、ウキウキで一日過ごせるのであれば成功です。
いつも機動性重視でパンツ率が高いけど、スカートもいいものよねー。なんてことを思いました。
というわけで黒のスカート探しは終わったのですが、新たな旅が始まっています。
何かというと、最近これまた気に入っていた花柄のシャツにかぎ裂きを発見してしまったのでした…。
スカートを買った日は、スカートを買いに行ったわけではなくシャツを探していたのです。
シルエットが素敵で、乾きやすい素材で、着心地がよくて、可愛い柄。
これにピッタリ合致するシャツ、全然見つかりません。無地のスカートを探すよりハードルが高そうです。
さて、何年かかるかな…。
おはようございます。
わかるわぁ…くたびれた服…くたびれた服を着る、くたびれた肌のババァ…情けない事！りんむじんづさんは若さって宝物があるから許せますよ 笑笑
幾ら高価な服であっても、くたびれた生地は何だかね…いっぺんに貧乏くさいと言うか、余計に老ける感じです。
体型が年々変化して、着てみたら、全然違うやん（ ; ; ）となって悲しいです。
お仕事系の服は必要無いけど、オサレな場所に行く服は欲しい。
たまにしか着ないけど、やっぱり生地がね、ヨレッとしてたらダメですよね。
バッチリ気にいる服に出会うのは中々…。
昔のように、服屋の梯子をする根性…無くなりましたぁ
まだむサマ
歳を取ると服や髪型に色んな課題が発生しますね…。
あんまりパリッとしていても肌とかとのバランスがおかしいし、かといってくたびれているとくたびれますし…。
若いといっても四捨五入したら50歳ですから、アラサーくらいの子とは全然違いますね～。
昔は服屋のハシゴなんて一日中可能でしたけどね。今はデパートワンフロアでも「もういいや」とかなっちゃいます。
かといって通販だと質感がわからないから探しづらいし、悩ましいですね～。