さて、長々とヘルシンキ旅行記を書いてまいりましたが。
ワタシが不在にしている間、ブリ男はどうしていたかを報告します。
「海外行っちゃう?」と思い立ったものの、ブリ男を長期間留守番させるのはどうにも心配で、ギリギリまで悩みました。
「シッターさんの都合がつかない」だの「急な仕事が入って」だの「ああ、それなら仕方ないわね。んじゃ行くのやめよう」となる「行かない理由」をあれこれ求めたのですがそういう事態にはならず。
むしろ、ブリ男の通院がひと段落ついたり、ほかにも背中を後押しするような出来事もあり、ブリ男が若くて健康なうちに思い切っておくか…と腹を括ったのでした。
出発の1カ月前から、度々「ブリさん、お母さんねー、旅行に行ってもいい? ブリさんお留守番できるかなー?」と話しかけていたのですが、当の本猫はきょとんとするだけです。そりゃそうだ。
毎日夜中にワタシの腕や胸や腹をせっせと踏むブリ男を見ると、こんなにベタベタ甘える(ただし夜中限定)相手がいなくなると淋しいだろうな…と気を揉み続けました。