【猫の誤飲】ブリ男、オモチャを飲んで大ピンチ#1

タイトルの通りです。

ブリ男の命を危険に晒してしまいました。

猫
勢いがありすぎてブレブレ

事の起こりは数日前。
最近は、夕食後に一息ついてから猫じゃらしで遊ぶのが習慣のブリ男さん。
その日も大好きなアニモンダを食べてご機嫌で、「遊ぼう! 遊ぼう!」とばかりにワタシをじーっと見たり脹脛にパンチしてきたりしました。
そこでワタシはブリ男の大好きなカシャぶんスーパーロングを振り回し、ブリ男を大いに走ったり跳ねたりさせていました。

困ったことに最近は猫じゃらしを振っても「ふーん。でも今遊びたい気分じゃないし」という態度のときもあるブリ男。
それでもカシャぶんスーパーロングへの食いつきは良くて、「ふーん」てときでもつい反応してしまいます。

ましてや遊びたい気分のときは大はしゃぎで、部屋中走り回ってはカシャぶんにパンチして、咥えてはケージの中に持ち込もうとし、狩猟動物の喜びを体現。
その日もノリノリでカシャぶんに飛びついていました。

最後は捕まえてガブガブさせるのですが、その日はひらひらした羽根が落ちました。
ブリ男が目一杯ガブガブするのでカシャぶんの命は短いです。15分ももたずにボロボロになることも珍しくなく、ウチにはカシャぶんスーパーロングの本体と付け替え用をいくつかストックしています。
その日ブリ男がガブガブしていたのは1週間前くらいに付け替えたヤツで「今回のはよくもったなー」と思っていました。

さすがに羽根が落ちるくらいならコレは今日で終わりだな。
もう少ししたら「カリカリください!」と皿の前に走っていくだろうから、そうしたら取り上げよう。

と考えていた矢先でした。

糸から蜂の部分がポロリと落下。

あっ。いかん。
と慌てて落ちた蜂を見ると、カシャカシャした羽根は残っていますが頭がありません。

驚いて糸とカシャカシャを見比べても、緑色の特徴的な頭は付いていない。さっきまでブリ男の涎でべったべたの頭をこの目で見ていたのに。

さては口の中か、と急いでブリ男を捕まえて口を開かせましたが、既に飲んだ後でした。

蜂の頭はふわふわと弾力があり、人間の親指の爪くらいの直径があります。
猫の小さな腸では間違いなく詰まる。
誤飲による腸閉塞は危ないという認識はあったので、慌てて動物病院に電話しました。
今飲んだばかりなら処置しましょうということで、即ブリ男を病院に連れていくことになりました。既に診察時間は終了していたのに、ありがたいことです。
幸いマンションの目の前で空車のタクシーが捕まり、しかも病院では外来の患畜がいない状態だったので、ブリ男が蜂の頭を飲み込んでから10分程度で診察室に入ることができました。

家にあったストックのカシャぶんを見せながら「この部分を飲み込んだ」ということを獣医さんに説明しました。
この現物があるというのはかなり有効で、獣医さんは現物を触りながら「うーん、微妙なサイズですね…」と確認してくれました。一口に「ふわふわのオモチャの欠片」と言っても正確に伝わるかどうかわからないし、動揺しながらもストックを持ち出した自分を褒めてやりたい。

飲んでから時間が経っていないということで、まずは吐かせる処置をしましょうということになりました。
夕食からもさほど経ってないから胃の内容物はあるし、吐けるならそれが一番です。
ただし、ブリ男は普段からあまり吐かない猫です。毛玉を吐いたことも2回しかないし、どれだけたくさんゴハンを食べてもケロリとしています。
ま、催吐薬を使えばさすがにブリ男も吐くだろう、という期待はありつつも、ダメかもしれない、早めに内視鏡に切り替えた方がいいのかもしれない、とモヤモヤしていました。

催吐薬は30分ほどで効果が出るそうです。
無事に吐けたら点滴をして、その後お迎えに。吐けなかったら今後の治療方針を改めて相談。
ということを獣医さんと確認して、病院にブリ男を預けてワタシは一旦帰宅することになりました。

続く。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

2 thoughts on “【猫の誤飲】ブリ男、オモチャを飲んで大ピンチ#1”

  1. (*・ェ・*)ノ~☆コンバンワ♪

    どうですか?ブリ男君・・心配です・・・

    でも・・すごく感心しました・・慌てて病院へ飛び込むのは良くあるけど、
    どう言った物・・と言うのを説明するのに現物があるのと無いのとでは、全然違いますからね・・ドクターのよく伝わったと思います。

    私も先日、ニャンコの肛門が血で真っ赤になる事があって病院へ飛び込んだんですが・・肝心のブツを持参しなくて、、ついつい証拠品を忘れてしまう。。
    冷静になる事、見習わなくては、、、、

    1. まだむサマ
      ご心配ありがとうございます。
      「ねこのきもち」だか飼育本だかで「誤飲をしたら現物を持って病院へ」みたいな記述があって、それが頭に残っていたのが幸いでした。

      血便もビックリしますよね…。
      まだむ家の猫ちゃんも元気に過ごせますように!

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