ブリ男が血便を出してから約1カ月。
参考:猫の血便! 原因と対症方法とは
おかげさまでその後は血便の気配はなく、元気に過ごしています。
↑エアコンを切って窓を開けたら、風と外の音に驚くブリ男。
カーテンや網戸に飛びかかるかと思いきや、案外おとなしく外の様子を観察しています。
重篤な病気じゃなくてよかったと胸を撫で下ろす一方、あれは一体何だったんだ…というモヤモヤが解消されずスッキリしませんが、とりあえずはよしとします。
でも、あれは一体何だったんだ(←やっぱり気になる)。
要因のひとつとして考えられるのは、フードですかね。
去勢手術を境にほとんどいきなりカリカリを切り替えたので胃腸がついていかなかったのかと。
参考:[猫のハンスト]ブリ男がカリカリを食べなくなりました…
でも翌日に下痢をするとかならともかく、1カ月も経ってから血便になるとかあるのかなあ。
もしかすると1カ月間でじわじわ腸がダメージを受けていたのかもしれませんが。それなら可哀想なことをしました…(その場合、整腸剤程度で一晩で治まるのかが疑問だけど)。
もうひとつ考えられるのは、ストレスかなあ。
パッと見ケロッとしていたけど、日帰り入院が相当イヤだったとか。
ワタシの夏休みが終わって久しぶりの長時間お留守番がイヤだったとか。
ストレスを感じてから異変が出るまでタイムラグが生じるのであれば、考えられなくもないです。
いずれにせよ素人がどれだけ考えたところで要因が判明するはずもなく、せいぜいブリ男の心身に負担をかけないように環境を整えてやって、異変があれば即病院に行くくらいしか思いつきません。困ったもんだ。
出血の原因はわからないけど、腸の負担になりそうということでストップした去勢後用カリカリですが。
これがブリ男には良かったようです。
病院では「可溶性繊維入りの療法食を半分くらい混ぜて」とアドバイスを受けました。
血便当時はサイエンスダイエット・プロの去勢後用とオリジンのキャット&キティを3:2くらいで与えていました。
「半分くらい」の「半分」は去勢後用でもいいよ~ということだったけど、ちょっと怖かったのでオリジンとロイヤルカナンを半々にすることに。
するとデカいバナナ状のウンチを1日2回出して、さすがに出し過ぎでは…というカンジになりました。
なのでオリジンとロイヤルカナンを3:2にしてみると、1日1回ちょっと柔らかいバナナを出すように変化。
ちょっと柔らか過ぎるかなあ…とオリジン:ロイヤルカナン=4:1に変えたら、猫の飼育本に載ってそうな見事なウンチになったので、この配分に落ち着きました。
ブリ男の場合、元々病的に便秘ということではなかったのでこの程度でよかったようです。
それにオリジンでお腹が緩くなる子もいると聞くので、ひょっとしたらオリジオンリーでも程好いウンチになるのかも。
とは思うのですが、念のためにロイヤルカナンを1袋食べ切るまでは食べさせようと考えています。
オリジンはオリジンで延々と食べさせるには少々ヘビイなフードっぽいので(タンパク質もリンも高め。ブリ男はまだ若いから今は平気だろうけど)、アカナに切り替えてみました。
たまにはチキン以外ということでラムベースのグラスランドをチョイス。
食いつきは上々。同じ会社のフードのためかウンチに変化はなく、毎日いいブツを出してくれています。ブリ男が好きな味でいいウンチの出るカリカリが増えるのは幸せなことです。
しばらくはオリジン・アカナをメインにロイヤルカナンちょっと混ぜ方式でやっていきます。
現状のゴハンで何がいいって、ブリ男が毎日ほぼ定時にウンチをするようになったということです。
ホントにチビッ子の頃は毎食後出していましたが、身体が大きくなると1日1~2回になりました。
朝出して就寝前にも出す日もあれば、夕食後1回のときもある。
少ないコロコロウンチなので上手くリズムが取れなかったようです。
それが今のオリジンやアカナ:ロイヤルカナン=4:1だと適度なサイズがするーんと出るので「夕食食った! 出したろか! 出た!」となるらしい。
ワタシも食生活のバランスが取れていて快便のときは毎日同じような時間にするーんと出るよなあと思うと、今の状態はブリ男の身体に負担がかからない良いカンジなのかもしれません。
もっと早くカリカリを見直してやればよかったな…と後悔しきり。
もっともいいことばかりでもなく、以前より柔らかめになったウンチを豪快に掻くので、汚れた猫砂を拾い上げるのに倍の時間がかかるようになりました。
ま、ワタシの掃除の手間とブリ男の健康を天秤にかけたら、断然後者の方が重いんですけどね。
ところで、砂にもフードにもほとんどこだわりを見せないブリ男ですが。
先日、ワタシが掃除をしようとケージからトイレを取り出したところにブリ男がやってきました。
トレイに入ってザリザリやるので「お、ウンチかな」と見守っていたところ、トイレから出てケージの空いた空間に移動し、くるりと回っています。
「ああ、そこでやりたいのね。待って待って」と慌ててトイレを戻したところ、トイレ内で無事にウンチを済ませました。
いつもの位置から数十センチもズレていないのに、ケージ内の囲われた空間でする方が落ち着くらしいです(ワタシにガン見されることは平気)。
えーっ、そうなんだ。
砂を全取替えしようがトイレ本体を変えようが何の問題もなかったのに、まさかトイレの雰囲気? にこだわりを見せるとは。
今後ワタシが外泊する機会に備えて、その際のトイレを増設しようと考えています。
予備トイレはいつもと違ってオープンにした方が雰囲気変わっていいかもよ☆ とか思っていたけど、この様子だと引きこもり感がある方がいいかもしれません。
ドーム付きのトイレを新しく買うことも考えたけど、いつものトイレに比べたら空間が狭過ぎる。
ということで、洗い替え用に用意してあるもうひとつのトイレを段ボールやポータブルケージで囲って増設することを考えています。
ワタシが遅く帰ったり夜出掛けたりするだけでもご機嫌斜めになるので(遊んでゴハンを出してやると機嫌が直る)、外泊はまだまだ無理だから増設は先の話ですけどね。
なーんてことを言って、弔事だの傷病だの突発で何か起きる可能性もあるので、日頃から備えておかなきゃダメですな…。
先日とあることでワタシが要精密検査となり、「このまま即入院とか言われたらどうしよう! まずはシッターさんに連絡して、病院まで鍵を取りに来てもらって…」とブリ男のことを考えると血の気が引きそうでした(実際は大したことなくて、数日の自宅療養で済んだ)。
ひとり暮らしは日頃からよくよく考えて備えなきゃいけないな…とブリ男のトイレで思い知らされました。