「そろそろ買い替えようかな~」と思い立ってから約2年迷い続け、ようやく電子レンジを買い替えました。
購入したのは、パナソニックのビストロ。
25リットルのNE-BS6Aです。
…買い替え後のキッチンの風景ですが、以前とあまり変化がないですね。
こちらが前代ヘルシオが鎮座していたキッチン。
どちらも白いので、パッと見の印象は変わらないです。
ヘルシオは22リットル。ビストロに買い替えてほんのり大きくなりましたが、本体そのものが大きくなったというカンジはあまりしません。
幅と奥行きは大して変わらず。背がちょっと高くなって圧迫感が増したかなーという風には思いますが、ウチみたいに埋込ではなくカウンターにボンと置く形式だと特に影響はないですね。
店頭で見ると「30リットルくらいのサイズ、いけるいける!」と思っちゃうし、実際に計ってみても置けるのは間違いないのですが、25リットルの納まりのよさを見るにつけ「やっぱり30リットルは大きいよね…」となりました。
そう、このビストロに決めたのは25リットルというサイズです。と言っても過言ではありません。
最新のヘルシオはデザインと操作性がイマイチ好きじゃない(ホワイトなのに黒いし、メニュー番号が確認しづらい)。
それならビストロにしようかな。
どうせまた10年とか12年とか使うだろうし、現時点の最新機種を買っておけばいいや。
30リットルも要らないから、25リットルのNE-BS6Aでいいや。
と、2年間悩んだ割には何とも消極的というか、ヤル気あんのか的な選び方になりました。
そんな選び方ですが、一応気に入った点が多々あったので購入に至りました。
これで「イマイチ好きじゃない」という風なら買わなかっただろうけど、「お、これならいいじゃん」と思えたのです。
- 白くてシンプルなデザインが好ましい
- タッチパネルの操作性が良さそう
- 付属品はヒートグリル皿1枚という潔さ
- スマホ連携機能とか要らないし
- 両面グリルができるのは嬉しいね
最上位機種と比べてない機能といえば、冷凍品・冷蔵品を一気に温める「2品同時あたため」や、下拵えした材料をボウルに放り込んでチンで完成の「ワンボウルメニュー」、ケーキをふっくら仕上げるオーブンの「スチームプラス」といったところ。
しかしワタシは「ああ、オーブン中に手軽にスチームができたら」と悩むほどお菓子を作らないし、何でもかんでも手動でチンしてしまうから「ワンボウルで仕上げたければ自分で勝手にやるけど。わざわざメニュー搭載されるほどのことか?」と思ってしまう人間。
正直なところ、冷凍・冷蔵を一気にチンできる機能は欲しかったのですが、そのために30リットルサイズを買うほどでもありません。今まで通り地道に皿を入れ替えて対応します。
という具合に「これなら」と思えるバランスだったのです。
サイズ的にもデザイン的にも、NE-UBS5Aも気になっていました。
シンプルな機能で、必要になったら後からアタッチメントを買い足す形式です。
お値段的にもこれくらいが良かったんですけどね…。
しかし、グリルもスチームも両方使いたい。
できれば付属品は少ない方がいいと思っているのに、角皿に加えてグリル皿とスチームポットが要るとなると「うーーーん…」となりました。
ワタシ的にはNE-BS6Aが「マイスペック」だったようです。
さて、ビストロで最初に何をやったかと言いますと。
ブリ男のウェットフードに混ぜる用のぬるま湯作りです。
そうそう、何だかんだと最も頻度が高いのはこういう用途なんですよ。
今までは「グラスに半分くらい水を入れて、600ワットで20秒くらいチンして人肌に」みたいなふんわりしたカンジでシッターさんにお願いしていましたが、今度のビストロは仕上がり温度を指定してチンできます。
マイナス10℃から90℃まで設定可能。カチカチアイスクリームを食べやすい硬さにするとか、カレーやシチューをあっつあつに温めるとか可能。
実は電子レンジを買い替えようかなあと思ったきっかけのひとつは、友人とレンジの話をして今どきのレンジは温度を指定してチンできると知ったことでした。
ブリ男用のぬるま湯作りの後には、冷凍ご飯をチンして温めました。
何だかんだと頻度が高いのはこういう用途…。
ウチの電子レンジはぬるま湯と冷凍ご飯温め用にあると言ってもいい…。
ご飯チンの方は、そこまでの感動はありませんでしたね。
ヘルシオに変えたとき、それまでのレンジでは「解凍あたため」ボタンを押してから「スタート」ボタンを押す必要があったのが、ヘルシオは「あたため」ボタンだけでご飯が熱々になったのですごく感動しました。
ビストロも「あたため」ボタンだけでいい塩梅にチンしてくれるので、特に感激はなく。
しかし、解凍機能にやや不安が生じていたヘルシオでは、最近は「ちゃんと温めてくれるかな…」とそわそわしながらのチンだったので、それが解消されてスッキリです。
レンジ機能ばかりでは面白くないのでグリルも使ってみようぜ。ということでトーストを焼いてみました。
トーストは、普通のグリルとスチームトーストが使えます。せっかくなのでスチームしてみました。
裏はこんがりというより、ほんのりといったカンジ。
味はどうかなあ? この週はたまたま美味しいパンを買ってしまっていたので、美味しいパンを焼いたんだからそりゃ美味しいよね…という感想でした。
スチームすると中はふんわり仕上がるとのことだけど、IHコンロのグリルのトースト機能の仕上がりとすごく違うかと言われると…。うーん、どうだろう。
強いて言えば、ビストロのトーストの方がパンの小麦やバターのいい香りが強く感じるかもというカンジ。逆に「グリルのトースト機能っていい線いってるんだな」とコンロの方に感心しました。
ヘルシオでトーストしたこともあるけれど、何しろ時間がかかるのがネックで、それでコンロで焼く派に転向したのでした。
ビストロだとスチームトーストでもコンロとさほど時間は変わらないので、せっかくだから今後はちょくちょくビストロも使おうと思います。
面白いのは、焼き終わった後に「お手入れのコツ」なる画面が出たことです。
何じゃこれ、と押してみると。
スチームの後の乾燥のさせ方など教えてくれました。
あー、助かるねえ。取説真面目に読まないからさー。
水滴といっても、ヘルシオのウォーターオーブンに比べると、ビストロのスチームトーストは可愛い水分量でした。しばらく扉を開けておいたら、ささっと拭けばOKという程度。
ま、ビストロも葉物野菜を茹でたら庫内がびっしょびしょになるのでしょうけど。
それから試してみたのは、鶏のから揚げです。
下味をつけておいた鶏もも肉に、片栗粉をまぶしてビストロへ。
メニューにそのものズバリ「鶏のから揚げ」があるので、それを選んでスタートするだけです。
15分ほどで完成。外はカリッ、中はジューシーの仕上がりでした。
終了後に出た「お手入れのコツ」を見てみると。
3ページも出てきました。ご丁寧にありがとう。
ビストロで嬉しいのは、こういう自動メニューに対して付属のレシピ集に1人分を作るときのコツがちゃんと書いてあることです。
基本的には2人分の分量で書いてあって、それプラス「4人分は材料を倍量にする」とか「1人分は材料を半量にして仕上がりを弱めにする」とかも記載されている。
そうだよねー、今の時代1人2人で住む人も少なくないから少量でもちゃんと考えられているよねー、と約四半世紀ひとり暮らしをしているワタシにはありがたい。
とはいえ、ワタシは多分そんな配慮を無視して、テキトーな分量で作ってしまうのだけど…。
付属のヒートグリル皿は、コーティングのおかげでお手入れラクラクです。こびりつくことなくキレイに洗えました。
しかし、一応溝があっても鶏のから揚げなんかは脂が落ちるほどの深さでもないから、ちょっとコッテリな仕上がりになりますね。こういうときはヘルシオの脱脂性能が恋しくなります。
さて、新しい電子レンジが来て、ブリ男の反応です。
あそこの中からいいモノが出てくる! と知っているブリさん、ヘルシオもビストロもそんなに変わらんだろと思っていたらブリ男的には大きな変化だったようです。
そんなに覗き込まなくても…。
ヘルシオと音が違うから、稼働させるとますます気になるらしい。
アイツ、いつもと違う音するけど…大丈夫なのかよ…。
確かに、デカい生き物の耳にも「あれ、ビストロってうるさい?」と最初感じました。
ヘルシオのときは「稼働してるなあ」くらいにしか思わなかったのが、もうちょい耳障りというか「うるさいかも?」という音。
店頭だと稼働音はわかんないし、実演しているのを見ても賑やかな店頭じゃ音は気にならないだろうし、音まで気にして家電を買うのは難しいですね。
ワタシの場合、食洗機が回っている横でもぐーぐー寝るくらい音に関しては無頓着に人間なので、多分慣れていないだけで、慣れたら平気だとは思いますが。
と思っていたら、ビストロが来た翌日には案の定「稼働してるなあ」くらいにしか感じませんでした。
ブリ男もすぐに慣れてくれるといいんだけど。
というわけで、長々と悩んだ電子レンジ問題にケリがついてホッとしています。
今から正月休みまでは料理の時間も取れるので、自動メニューをあれこれ試したりお菓子を焼いたりして楽しみたいですね。
そして怒涛の年度末になったら、ビストロにはひたすら冷凍食品をチンしていただきたいものです…。
詳細なレビュー、お待ちしてました。
やっぱこれちょうどいいよなー。
…なんて偉そうなこと言ってますけど、私本当はレンジ単機能でもいいくらいなんですよ。
いまどき単機能でも庫内フラットが当たり前やし、23Lくらいのものもあるし、普段は全然大丈夫そうなんですけど。
年に3、4回くらいはオーブン使うんですよねー。
「たったそれだけのためにオーブンレンジ!?」て言われちゃいそうですが。
冷凍・冷蔵を一気にチンできる機能すらいらんと思ってるんで、これジャストなんですわ。
とは言えまだ買い替えは先のことなんで、パナにはこのスペックのものを作り続けて欲しいと心から願っています。
ひまわりサマ
スチームやオーブンやいろんな機能・自動メニューを試しているところですので、また追加で詳細レポートをお送りしますね。
現時点では、ヘルシオほどの感動はないし(水で焼けるってスゴい! 的な)、レンジ温めも「?」な部分もありますが、使い勝手はまあまあというカンジです。
ワタシも普段は単機能レンジでもいいやーって生活ですけど、たまにオーブンも使いたいのでやっぱりオーブンレンジは省スペースで便利なんですよね…。
1~2人用にはこれくらいのサイズがいいので、各メーカーはコンパクト・そこそこ機能ありのレンジを作り続けてほしいですね。
おはようございます。
中々良いですね、ビストロ。
操作部分が、これまた潔い見事なシンプルさですね♡♡
トーストの時間は何分かかりますか?
IHグリル、ヘルシアのトーストもしましたが何せ時間が。結局の所、オーブントースターです。
お白湯、ヘルシアの場合、お茶牛乳=何杯、スタートです。1発で出来るのは有難いですね。
本当に、レンジは温めだけ料理機能とか要らないんですよね。
私は温めレンジ機能とオーブン機能だけで良いんです (笑)
まだむサマ
トーストは1枚で5分弱、スチームだとそれプラス1分少々というカンジでした。
コンロのグリルでも5分焼いているので「あんまり変わらないな」という印象です。
焼き目をつけるだけならトースターが最強ですね。
まだ面白がってレシピ集を見ながら色々試していますが、探すのが面倒になって手動で好き勝手にやり始めています笑
なんだかんだと「何ワットで何分」「何度で何分」ってのが頭に入っていれば、それが一番手っ取り早いですもんね~。
途中で火加減を変えなきゃいけないなら自動でやってくれるとありがたいですが、様子を見ながらテキトーに加熱するのに慣れていると自動メニューは有難みがないというか…。