長野の夜、第2弾です。
2軒目は信州長屋酒場へ。
これまた一際目を引く外観のお店でした。
信州長屋酒場は長野の郷土料理のお店です。
ここ1軒で長野の料理が全部食べられるのが売りらしい。
長野といっても広いですからね。岐阜寄りと新潟寄りでは食文化も違うだろうから、なかなか面白いコンセプト。
内装も凝ったお店です。
どこから調達してきたのか、障子などの古い建具や囲炉裏がいい味を出しています。
囲炉裏は飾りではなく、〆に出してもらえる味噌汁を温めていました。
そのほかに、お焼きを焼くのにも大活躍。
お焼きって元々灰に突っこんで焼くものだったんですね。焼き網に乗せるものだと勘違いしていました。
既にそこそこお腹が膨れていたので、まずは味噌チーズで様子見。
うーん。
美味しいけど、風味が足りないというか。
これなら大和屋守口漬のクリームチーズの粕漬の方が美味しいです。
牛肉の朴葉味噌焼き。
味噌ばっかりですね。
さっきのイマイチな味噌チーズをこの朴葉の上に乗せたら、めちゃくちゃ美味しく頂けました。
途中でオススメされた茄子の糠漬け。
最後に、山葵の焼き飯を。
パラパラ感のない、オカンが作るチャーハンといった風情です。
もう少しパラパラと仕上げるか、もしくは思い切っておじや方向に舵を切った方がよかったのではなかろうか(それだと山葵茶漬けと変わらないか)。
見た目は山葵感ゼロだけど、香りはすごく山葵です!
「ホントに山葵かな」と鼻を近づけたら鮮烈な香りに鼻腔がやられました。この香りにやられて、お腹が膨れているのにバクバクと食べてしまいました。
せっかく目の前で焼いているお焼きをオーダーせず、次の店へと移ります。
長野の夜はまだ終わらないよ!