ちょっと遡ったハナシになりますが、Settanta(セッタンタ)に行ってきました。
「なんで70やねん(セッタンタはイタリア語で70のこと。セットが7のこと)」と思っていたら、シェフが70年生まれなんですね。
良い店だという評判を聞いたのでまずはランチに行ってみたところ(そんなんばかり;鮨と蕎麦の懐石 ~神谷 名古屋~)これが素晴らしかったです!
まずメニューを見て「ん?」と思ったのが、料理名じゃなくて素材が書かれていること。
普通は「アンティパスト:チーズとブロッコリーのリゾット」みたいな書き方ですが、ここの店は「アンティパスト:イタリア・黒トリュフ スペイン・フォアグラ 北海道・帆立」てなカンジ。
「待って待って、そのトリュフとフォアグラと帆立で何を食べさせてもらえるの!?」と期待と不安が高まりました。
まずはストゥッツィキーノ(突き出し)から。
カリフラワーといくら。下にはパンナコッタが隠れています。
スライスしたカリフラワーって初めて食べたかも。食感がシャキシャキしていて美味しいの!
パンナコッタといってもお菓子お菓子したカンジじゃなくてトロッとした生クリームという風。そこにいくらの塩っ気が加わるのでまあ旨い。
それからアンティパスト。
黒トリュフが贅沢に乗ったリゾット。
チーズとトリュフがね! 合わないわけがないよね!
フォアグラ。
オレンジジャムと砕いたコーヒーと一緒に食べるスタイル。
フォアグラのねっとり濃厚さがオレンジジャムの甘さと相まって、そこにコーヒーの苦みでパンチを効かせるカンジです。
これ、お酒が飲める人にはいいだろうなあ。
まだまだ前菜が続きます。
お次は帆立とポルチーニ茸。
これだけたっぷりポルチーニ茸を食べたのはイタリア以来だ! 美味しい!
参考:旅ログ ~カフェとチョコの街・トリノ~
ようやくペーシェ(魚)。
長崎のクエです。
さすが高級魚、ぷりっぷりで美味しい。
プリモ・ピアットのパスタ。
紅ズワイ蟹のパスタ。
パスタにちょっと蟹の風味が…というけちくさいものではなく、しっかり蟹が入っていました。
この冬はまだ蟹らしい蟹を食べていなかったので嬉しい。
お待ちかねのセコンド・ピアット。
飛騨牛のランプのステーキです。
これぞセコンド!
噛みしめるほどに肉の旨みを堪能できました。
ドルチェ。
柿と林檎という冬らしい果物を使ったデザート。
カフェラテやマキアートのアートが可愛らしい。
カフェにはピッコラ・パスティチェリーア(小さなお菓子)も付いたけど写真を撮り忘れました。
いやー、大満足のイタリアンでした。
なかなかのお値段ですが、この味なら納得です。
ディナーはランチの倍額だけどこの店なら期待できそう。というわけで、そのうち行ってみるつもりです。
2 thoughts on “素材の良さが引き出されたイタリアン ~Settanta セッタンタ~”