今の若い子は当たり前のようにヌン活をしているものだと思っていましたが、若い友人が「アフタヌーンティーらしいアフタヌーンティーをしたことがない!」と言うので、ランチ代わりに行ってきました。
今回のお店はドルチェ・エ・カフェ・ウニコルノ。
ケーキが美味しいよ! と、友人リコメンドのお店です。
というわけでお腹を空かせて突撃し、前菜のポタージュで胃を温めながらウキウキとタワーを待ったのでした。
カップがロイヤルコペンハーゲンかな。クリスマス柄がキュート。
アウトレットとかで見かけて「クリスマス柄いいよね〜」と欲しくなるのですが、この時期しか使えないと思うとなかなか買えません。
こういう風にお店で使えると幸福度が上がります。
食器はロイコペのほかにもジノリとか素敵なモノが揃っていて、マリアージュフレールの紅茶を頼むとちゃんとマリアージュフレールのカップで出されると凝っていました。
店内もクリスマス仕様にキレイに飾られていて、スープで胃が、目で見て心が温まります。
さて、待望の!
タワーですよ!!
キターーーーーーー!!!
アフタヌーンティーは、この瞬間がテンション上がりますよねえ。
しかも、この店はいつもより「きゃーっ、素敵!」度合いが高かったように思います。
一点一点がすごくキレイに作られていて、それが皿の上にぎゅうぎゅうになっているものですから、眼福度が爆上がりとでもいいましょうか。
大きな皿にちまっと盛りつけられた料理も素敵ではありますが、美味しそうでキレイなモノがたっくさーん! というのは人類の根源的な欲求に訴えてくるものがありますね。
シャインマスカットのタルトとジンジャークッキー。
ちゃんと季節感のあるクッキーで嬉しい。ジンジャーがしっかり効いた、かなり好みのクッキーでした。
グリッシーニに生ハムを巻いて。
グリッシーニなんて、街の食堂でグラスに雑に入っているのをボリボリ食べるイメージでした。
生ハムと食べるとオシャレ度が増しますね。
カヌレ。
アフタヌーンティーでカヌレって初めてかも。
友人はちょうどカヌレにハマっているとのことで、いいタイミングでした。
ハンバーガーは、なんとエビチリ!
モンブランも冬仕様で可愛い。
濃厚で美味しかったです。土台がザクザク食感。
がっつり甘いモノの後は、カボチャのキッシュといきましょうか。
ベーコンと、あと何だったかな、なんか変わったモノが入っていて美味しかったんだよな。
べらべらとお喋りしながら食べるので、よく食べ物のディテールを忘れます…。
そしてこの辺りでワタシがまだ食べていないモノのラインナップを見て、ヌン活初心者の友人が「…ひょっとして、さっぱりしたモノを後に残しているの?」と訊いてきました。
ふふふ、その通り。「お腹いっぱいになってきたな…」という状態でもツルッと食べられるモノを後回しにしています。
前半の濃厚スイーツの合間にはセイボリーを挟んで甘さに飽きないようにするのも大事。
ホントはアフタヌーンティーも食べる順番のお作法があるらしいけど、そんなの知らん。ワタシは食べたいように食べてやる。
タワーが来たときにセイボリーでお口直しの話をしたので、友人は「それを聞いていなかったら、ハンバーガーやキッシュを先に平らげるところだった…」と言っていました。
何事も経験って大事ですね。
アボカドやサーモンのオープンサンド。
このほか、定番のスコーンや苺のタルトにムース、チョコレートなんかもあったけれど、お喋りに夢中すぎて撮影し忘れました。
ワタシにしては撮影し忘れ度が高いです。それだけお喋りに花が咲き、それだけ「わー、美味しそう」即パクッといっていたのでしょう。
いやー、今まであちこちでアフタヌーンティーを楽しみましたが、ケーキやセイボリーの美味しさはウニコルノがベストでもいいんじゃない? ってくらい満足しました。
なんか、お高いお店のアフタヌーンティーも、コストをケチったな的な匂いをちょっと感じると幸福度が下がるんですよね。
その点、ウニコルノは小さなお菓子も全力投球な雰囲気が感じられて、非常に幸せなひとときでした。
機会があればぜひ!
営業日が少なく、営業時間も短いお店なので、お越しの際はお気をつけて。
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